皆さんは冷凍していたお餅がパサパサになってしまい、使いづらくて困った経験はございませんか?ではどうしてお餅を冷凍するとパサパサになってしまうのでしょうか?
今回の記事では、
- お餅とは?
- お餅を正しく保存する方法は?
- パサパサになってしまった冷凍のお餅を戻すには?
- 餅は腐るとどうなるの?
これらについて解説していきたいと思います。
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目次
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お餅とは?
お餅とはもち米を蒸して引き継ぎしたものを整形したもののことを言います。もち米を使ってはなくともうるち米やアワ、他の穀物を用いたものでも餅と表現することができます。
米粉パンで作るものや、葛粉などのでんぷんで作ったものも餅といいますが、この場合おもちの前に使用した材料の名前がつくのが一般的です。
お餅は日本特有の食品のイメージがありますが、東南アジアから伝わったもので日本以外でも様々な国で独特のお餅があります。
日本では特に粘りの強い餅の人気が高く、奈良時代にはすでに今のような餅の文化が確立されており1月には鏡餅、3月には草餅、5月にはちまきや柏餅のどの文化が出来上がっていたと言われています。
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餅・切り餅を正しく保存する方法は?
餅をおいしく食べるには、やはり賞味期限内に消費するのが一番です。賞味期限内でも、保存状態が悪いと腐ってしまいます。餅を保存する際のポイントはこちらです。
直射日光が当たらない場所に置く 湿度・温度が高くない場所に置く
切り餅は基本的に常温保存でOKですが、日当たりや温度・湿度に注意しましょう。
冷凍保存もうまく活用しよう!
未開封の切り餅などではそのままでも長期保存が効きますが、手作りのお餅や市販の切り餅でも冷凍することでより安全に保存することができます。冷凍保存した場合の賞味期限も同じく1年〜2年ほどです。
また、一度開封してしまった切り餅は傷むのが早いので、すぐに食べない場合は冷凍することをおすすめします。
ラップに包んでから密閉袋に入れる
冷凍庫内は非常に乾燥しているので、ラップ+ジップロックなどの密閉袋で乾燥を防ぎましょう。冷凍庫の中でお餅をそのまま放置してしまうと水分がなくなってパサパサで全く美味しくないお餅になってしまうので注意しましょう。
パサパサになってしまった冷凍餅を戻すには?
冷凍庫で保存していたお餅がパサパサに乾燥してしまって、食べたいけど固くて食べられないという時もあります。そうした場合は以下のような方法で加熱してみてください。
お椀に餅を入れる お餅がつかる程度までお水を入れる レンジ500wで3分くらいチンする
これだけで、簡単にパサパサになってしまった餅は柔らかくなるでしょう。お水でなくぬるま湯やお湯を使うと、もう少し短い時間でも柔らかくすることが出来ます。
パサパサになってしまう原因は水分が飛んでしまうことなので後から水分を吸収させて、高い湿度を保ったままで加熱することでふわふわの状態に戻すことができるんです!
覚えておくととても便利な方法ですので、忘れないようにしてくださいね!
加熱するときの注意点
先程の柔らかくする際に気を付けておくべきポイントはこちらになります。
お水をお椀に入れすぎない チンした後も固いのであれば、数秒ずつ加熱する時間を延ばす
まずは、お椀に入れるお水はお餅が丁度つかるくらいの量にしましょう。お水を多く入れすぎると無駄に時間がかかってしまいますし、切り餅が溶けだしてしまう可能性もあります。また、3分間加熱したのにまだまだ固い場合は、数十秒間ずつチンする時間を延ばしてみてください。
数秒間チンするだけで、かなり柔らかさは変化します。あまり一度に加熱し過ぎないように様子を見ながら行っていきましょう。
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餅は腐るとどうなる?
賞味期限が切れたり悪い保存状態により腐ってしまった餅は、どのように変化するのでしょうか?腐った餅の特徴はこちらです。
黒カビ・緑色のカビが生える 端がカチカチに乾燥する 発酵したような臭いがする 酸っぱい臭いがする 表面がピンク色に変色する
切り餅は腐ると匂いや見た目・味が変化してしまいます。特にカビが生えやすいので、開封前に気づくことがほとんどです。期限切れの切り餅が食べられるかどうか、よく見分けてください。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- お餅は冷凍することでより長く美味しく保存することができる
- 冷凍することで水分が飛んでパサパサになることがある
- パサパサになったお餅は水分を含ませてから電子レンジで加熱することでふわふわな状態に戻すことができる
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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