シャキシャキとした食感とさわやかな風味で薬味として活躍するみょうが。日持ちしない食材なので、冷蔵庫に入れていても2〜3日で傷んでしまいます。スーパーでは数個パックにして売られているため薬味として使った後、残りを使いきれずにダメにしてしまう人も多いと思います。みょうがを無駄なく最後まで使い切るためには保存方法が重要です。そこで、今回は
- みょうがはどれくらい日持ちする?
- みょうがを冷蔵保存する方法
- みょうがを冷凍保存する方法
- 保存には醤油漬けがお勧め
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目次
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みょうがはどれくらい日持ちする?
みょうがは乾燥に弱く、冷蔵庫に入れていてもすぐに傷んでしまいます。少しでも日持ちさせるためには乾燥させないことが大切です。
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みょうが保存の基礎知識
みょうがは常温保存はできません。買ってきたら冷蔵庫の野菜室で保存します。ただ、乾燥に弱いので、そのまま冷蔵庫に入れてしまっては2〜3日で傷んでしまいます。乾燥しないように 湿らせたキッチンペーパーで包みビニール袋に入れてから保存する ようにしましょう。これだけで傷むのを遅らせることができます。
みょうがは外側の皮から乾燥してシナシナになってきますが、中が傷んでいなければ外側の皮を剥げば食べられます。しかし、次のような状態になっていたら腐っているので食べないようにしましょう。
- 表面がヌルヌルしている
- 黒色や茶色に変色している部分がある
- 押すとブヨブヨしている
- 腐ったような匂いがする
- 中が溶けている
冷蔵の場合は?
そのまま冷蔵庫に入れてしうと2〜3日で乾燥してシナシナになってしまいます。冷蔵庫で保存するときには乾燥しないように工夫して冷蔵庫に入れましょう。
冷凍の場合は?
冷凍すると1か月程度日持ちしますが、シャキシャキは無くなってしまいます。加熱して使う分には問題ありませんが、薬味としては風味や食感が悪くなるので使いにくくなります。
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みょうがを冷蔵保存する方法
みょうがを冷蔵保存するときのポイントをまとめました。
まるごと保存する
みょうがはまるごと保存しておいたほうが、食べたときの食感や風味は良いです。乾燥に弱いので購入してきたトレイのままで保存してはいけません。乾燥を防ぐためにはキッチンペーパーで包む方法と水に浸す方法があります。キッチンペーパーに包むほうが食感、風味共に良い状態をキープできます。水に浸すと保存期間は伸びますが、ふやけてしまうのでシャキシャキ感が落ち、風味も弱くなります。
キッチンペーパーで包む方法(保存期間5〜7日程度)
- ボウルに水を張り、みょうがを入れてよく洗います。汚れはぬめりや傷みを早めてしまう原因になるので水の中できれいに洗ってください。
- 軸の部分が傷んでいたら切り落とします。
- 湿らせたキッチンペーパーの上にみょうがを並べ包みます。
- ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存します。
- キッチンペーパーは2日に1度取り替えます。そのときに先や軸の部分が傷んでいたら切り落とします。
水に浸けて保存する方法(保存期間1か月程度)
- ボウルに水を張り、みょうがを入れてよく洗います。
- 保存容器にみょうがが浸かる程度の水を入れて、みょうがを入れて蓋をし、冷蔵庫で保存します。
- 2日1度水を入れ替えます。そのときに先端や軸が傷んでいたら切り落とします。
千切りや小口切りにして保存
薬味として千切りや小口切りにしたものが余ってしまったときにはラップで包んで冷蔵庫に入れれば保存できますが、食感や風味は落ちやすく、乾燥しやすいので翌日には食べ切るようにしましょう。
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みょうがを冷凍保存する方法
みょうがはすぐに食べないときには冷凍するのがおすすめです。冷凍すれば1か月程度保存できます。しかし、冷凍することで食感や風味は落ちるので、冷凍したみょうがは薬味など生で食べる用には不向きです。スープや炊き込みご飯、煮物など火を通す料理に使用しましょう。
切らずに冷凍する
みょうがは中に隙間があり、凍ったままでもそれほど力を入れずに切れるので、そのまま冷凍しても問題ありません。
- ボウルに水を張り、みょうがを入れてよく洗います。
- 軸に傷んだ部分があれば切り落とします。
- 水気を拭き取り、1個ずつラップで包みます。
- 金属トレイに並べて冷凍し、凍ったら密閉袋に入れて空気を抜いて保存します。
切ってから冷凍する
切ってから冷凍すると使うときには冷凍庫から出してそのまま使えるので便利です。
- ボウルに水を張り、みょうがを入れてよく洗います。
- 水気を拭き取って小口切りや千切りにします。
- 1回分ずつに小分けしてラップで包み、金属トレイに並べて冷凍します。
- 凍ったら密閉袋に入れて空気を抜いて保存します。
保存には醤油漬けがお勧め!
みょうがは甘酢漬けにされることが多いですが、醤油を入れるとご飯に合う一品になります。保存期限が伸びるだけでなく、シャキシャキした食感がキープできるので薬味としても活躍します。冷蔵庫で1か月程度日持ちします。
作り方
材料
- みょうが・・・5本(約100g)
- 醤油・・・大さじ2
- 酢・・・大さじ2
- 砂糖・・・小さじ1〜2
- みょうがはよく洗って水気を拭いて保存容器に入れる
- 鍋に醤油、酢、砂糖を入れて火にかけ、1度沸騰させて砂糖を溶かす
- みょうがを入れた保存容器に2を注ぐ
- 1日寝かせる
3種の醤油で比べてみたら?
醤油には白、薄口、濃口の3種類があります。どの醤油を使うかで、見た目や味が変わります。
- 白醤油:みょうがの色がきれいに残り、みょうがの味がしっかり感じられる。醤油よりも酸味を感じる。
- 薄口醤油:若干茶色くなるが、みょうがの色は残る。醤油とみょうがの両方が感じられる。
- 濃口醤油:醤油の色が付き、茶色っぽくなる。一口目に醤油を感じ、酸味は抑えられる。
混ぜご飯にするのがおすすめ
みょうがの醤油漬けは混ぜご飯にするのがおすすめです。みょうがと大葉をみじん切りにしてご飯に混ぜればそれだけでいくらでも食べられるおいしい混ぜご飯ができます。ゴマを入れると香ばしい香りが加わります。
まとめ
『みょうがはどれくらい日持ちする?冷凍・冷蔵・醤油漬けで保存する方法』についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
この記事をまとめると
- みょうがは冷蔵か冷凍で保存する
- 冷凍すると食感と風味が落ちるので薬味には向かなくなる
- 醤油漬けはシャキシャキ食感を残したまま保存期間を延ばせる
みょうがは薬味として活躍しますが、メイン料理にはならないのでどうしても余ってしまいがちです。そのまま冷蔵、冷凍保存するだけでなく、ぜひ醤油漬けも試してみてくださいね。みょうがの醤油漬けを使った混ぜご飯は絶品ですよ。
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