ふきのとうは体に悪いって本当?成分やカロリー・食べ方も紹介

たけのこや菜の花、タラの芽など、春になると様々な春の味覚が店頭に並びますが、中でも外せない商品と言えば「ふきのとう」ですよね。ほろ苦い味わいと独特の風味が特徴的で、「ふきのとうを食べないと春を感じられない」という方も多いですよね。

今回は、ふきのとうが体に及ぼす影響について解説していきます。ふきのとうは

  • ふきのとうは体に悪い?
  • ふきのとうでアレルギーになる?
  • ふきのとうの成分・カロリー
  • ふきのとうの食べ方

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

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ふきのとうは体に悪い?

ふきのとうは体に悪影響を及ぼすという話をご存じでしょうか?一体何が原因なのか、含まれる成分などを中心に紹介していきます。

毒性がある

ふきのとうに含まれる「苦み成分」はポリフェノールによるものなのですが、体に害を及ぼす成分も含まれています。特にふきのとうの「根」の部分に多く含まれている「ペタシテニン」という成分が害があり、肝臓に悪影響を及ぼします。

食べる量・部位に注意する

ふきのとうには「ペタシテニン」と呼ばれる有毒アルカロイド成分の一種が含まれており、食べる際には注意が必要と言われています。

少量摂取であれば体調に異変をきたすことはないと言われていますが、天ぷらなどで灰汁抜きをせずにそのまま大量に食べた場合は注意が必要です。

ふきのとうでアレルギーになる?

アレルギー

ふきのとうは食べ過ぎることで花粉症などのアレルギー症状を引き起こすと言われています。詳しい原因や症状はどのようなものなのか見ていきましょう。

発症する原因は?

ふきのとうを食べて花粉症のような症状を引き起こす事があるようですが、この原因は雄花の花粉を多く体内に取り込むことが原因と言われています。

ふきのとうは名前の通り、ふきの「とう立ち」した部分を食べますから、ある意味「植物を花ごと食べる」という状態です。

アレルギーの原因の一つが、特定の成分を体内に多く取り入れ過ぎた場合の拒絶反応でもありますから、ふきのとうの食べ過ぎで花粉症になるのも納得がいきますよね。

発症した時の症状

ふきのとうを食べたことでアレルギー症状が見られる場合もあり、その症状は軽度の場合から重度の場合まで様々です。目やのどのかゆみといった軽度の症状であれば良いですが、アナフィラキシーショックなどの重症を招く可能性もあります。

その時の体調などにより症状も変わってきますから、過去に異変があった場合は要注意です。

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ふきのとうの成分・カロリー

ふきのとうにはどのような栄養が含まれているのでしょうか。また、カロリーや糖質、旬の時期はいつなのか、ふきのとうの特徴について紹介していきます。

ふきのとうのカロリー

ふきのとうに含まれるカロリーは、100ℊあたり40kcal程度と言われています。商品の企画にもよりますが、大体8~10個程度が100ℊと言われています。炭水化物は10ℊ程度ですから、低カロリー低糖質の食材と言えるでしょう。

ふきのとうの成分・旬の時期

ふきのとうには多くのビタミンやミネラルといった成分が多く含まれており、特にビタミンEやカリウムが多く含まれています。ビタミンEは体の酸化を抑制する効果が期待でき、様々な病の予防に効果的です。

カリウムは体の毒素を体外へ排出する効果が期待でき、「デトックス効果」が高いことで知られています。他にもビタミンKや葉酸、マグネシウムや鉄分、銅など、どれも健康維持には欠かせない成分です。

また、旬の時期は1~4月頃の初春と言われています。春の味覚は他にも様々あり、タラの芽や生たけのこ、菜の花など、どれもとても有名です。これらの商品が店頭に並んでいる場合は、ふきのとうも一緒に販売されていることが多いでしょう。

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ふきのとうの食べ方

ふきのとうの美味しい食べ方を解説していきます。調理の仕方やおススメのレシピなどについて詳しく見ていきましょう。

下処理が大切

ふきのとうを美味しく安全に食べるためには「下処理」が重要です。先ほども紹介した通り、ふきのとうには「ペタシテニン」と呼ばれる有毒成分の一種が含まれているため、食べる場合は灰汁抜きが重要です。

重曹を加えたお湯でひと茹でする方法や、水に一晩浸けて成分を抜き取る方法などが有名です。以下サイトでわかりやすく解説していますので、調理する際は参考にしてみてくださいね。

天ぷらがおいしい

ふきのとうを美味しく食べるレシピは「天ぷら」です。日本の春の代名詞とも呼ばれるメニューの一つです。食べる際はシンプルに塩のみで召し上がってみましょう。ふんわりと香る風味と苦味が絶品です♪

まとめ

今回は、ふきのとうが体に及ぼす影響や、ふきのとうに含まれている栄養価や効能などについて解説していきました。

この記事をまとめると

  • ふきのとうには「ペタシテニン」と呼ばれる有毒成分が含まれているため、食べる際は灰汁抜きを行うこと!
  • ふきのとうにはポリフェノールやビタミン、ミネラルなど、どれも体にメリットのある成分ばかり!
  • ふきのとうはアレルギー症状を引き起こす可能性もあるため、花粉症などを患っている人は注意が必要!

いかがでしたか?ふきのとうをはじめとした春の味覚を味わえるのは、1年のうちのほんの数か月だけです。四季のある日本ならではの楽しみと言えますから、1年に一度で良いので是非召し上がってみてくださいね♪最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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