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卵を食べるメリットとは?栄養や糖質など体への影響もきになる。
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卵を食べるデメリットはある?カロリーやコレステロールが気になる。
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卵の栄養成分ってどんなのがある?調理法とか健康にいい食べ方とかも知りたい。
日常的に食べる卵、体に及ぼす影響についてふと疑問を持った事は無いでしょうか。
この記事では卵を食べるメリットやデメリット、健康的な食べ方について分かりやすく出来るだけ簡単に解説しています。卵は毎日のように沢山食べる食材なだけに、理解を深めておくことで体に起こる変化に事前に対応できたり、良くない事であればこの記事で改善の方法を理解し実施していけるかもしれません。
毎日の事ですし健康的な食生活改善の為にも、是非最後までご覧ください。
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卵を食べるメリットとは?
卵を食べるメリットについては、日ごろ人間が活動するにあたって必要な栄養を摂取でき、更には低糖質なのも体へのメリットであり、さらには髪の毛や爪にもメリットがあるようです。卵を食べるべきメリットについて詳しく見ていきましょう。
必要な栄養が摂取できる
卵には人間の体に必要とされている栄養(タンパク質、脂質、各種ビタミン、ミネラル)がバランスよく含まれており、それを食することでその栄養を摂取出来ます。
低糖質
卵は低糖質な食品であり、文部科学省が示す日本食品標準成分表においては、一個あたりサイズの違いでタンパク質量や熱量(カロリー)に違いがあるものの、糖質においてはS、MS、M、が全て0.2、Lサイズのみ0.3とかなり低い値を示しています。
髪や爪に良い効果が
卵には髪や爪を作る際に必要な良質のたんぱく質が豊富に含まれており、髪や爪の元となるタンパク質であるケラチンを豊富に含むため良い効果が期待できるといえます。
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卵を食べるデメリットはある?
卵を食べるデメリットはあるのでしょうか?食べすぎは良くないのはわかりますが、カロリーやコレステロールの値なども気になるところです。デメリットの部分についても理解を深め、出来れば対策も打つことが出来ればデメリットによる抵抗感が少しでも減らせるかもしれません。
食べ過ぎると高カロリーに
卵は1個で約91kcalあるので食べすぎると高カロリーとなってしまいます。このため、ボリュームのある食事、高カロリーな食品と組み合わせてしまうと、カロリーオーバーとなり太りやすくなってしまうのです。
コレステロールについて
卵1個(50g)に含まれるコレステロールは190㎎と他の食品と比べても多く含まれています。このため、動脈硬化への関与が疑われる過剰摂取が叫ばれるようになりました。これにおいては卵の過剰摂取がデメリット的な扱いとなる原因でしたが、その後、動脈硬化との因果関係においては摂取量の目標量が曖昧であったことにより厚生労働省2020年度日本人の食事摂取基準から目標値はなくなっています。
飽和脂肪酸に注意
卵に含まれる飽和脂肪酸には注意が必要です。飽和脂肪酸は卵以外にもバターなどの乳製品や肉の脂身や植物性油脂、ソーセージなどの加工肉に多く含まれていますが、飽和脂肪酸を摂り過ぎるとLDLコレステロールの増加を招き、動脈硬化を促進してしまい、結果てきに脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが高まってしまいます。
飽和脂肪酸の過剰摂取にならないよう卵は1日1〜2個程度に留めるようにしましょう。
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卵の栄養成分について
卵(1個50g)の栄養成分については栄養豊富な食品とよく聞くだけに、体に良い栄養素が沢山含まれていそうです。赤玉と白玉、有精卵と無精卵、うずらの卵と鶏卵、それぞれ栄養価の違いについても詳しく見てみましょう。
カロリーはどれくらい?
カロリー、エネルギー量の値は76kcalです。
たんぱく質
たまご一個のタンパク質量は6.1~6.2g
アミノ酸
卵に含まれるアミノ酸スコアは100です。最高値が100ですからその多さが分かります。
レシチン
卵黄に豊富に含まれる栄養素であるレシチンは動脈硬化の予防に役立つ栄養素と言われています。
ビタミン
卵にはビタミンAを筆頭に、B2、B6、B12、D、Eが含まれており、健康維持に欠かせないビタミン類を多く含むため理想的なバランスと言われています。
赤玉と白玉の栄養価に違いはある?
卵の赤玉と白玉に栄養価の違いはありません。色の違いは卵を産む鶏の種類で異なる傾向が強く、羽毛の色が黒から褐色のものが分泌する色素の問題で褐色の卵を生む傾向があります。
有精卵と無精卵の栄養価の違いは?
一般的に販売されている卵は無精卵ですが、受精させた有精卵を扱うお店もあります。有精卵は温めるとひよこになる事から栄養価が高そうに感じますが、栄養価は変わらない事がわかっています。
うずらの卵と鶏卵の栄養価の違いは?
うずらの卵は鶏卵の1/6程度の大きさしかありませんが、100gあたりの栄養素でみるとうずらの卵は鶏卵に比べてビタミンB12 が4倍、鉄分が2倍含まれています。うずらの卵は鶏卵よりビタミンとミネラルが豊富な卵と言えます。
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卵は調理の仕方で栄養が変わる
卵は調理のしかたでも栄養が変わります。生で調理すればビタミン損失をふせげますし、半熟では栄養の吸収率が変わります。焼いたり茹でたりすることでも栄養が変わってきますので、分かりやすい内容を詳しく紹介します。
生卵はビタミンを丸ごと摂取
生卵はビタミンを丸ごと摂取できるため、卵かけご飯や納豆に混ぜるなど、そのまま食べる際には熱に弱いビタミンB群の栄養素をそのまま摂取する事が可能です。
半熟は吸収率がいい
半熟は吸収率がいい食べ方であり、消化率もよく栄養を効率よく吸収出来る食べ方です。体に負担をかけずに素早く栄養補給が出来るため、病気などで胃腸が弱った体に最も適した食べ方と言えます。
茹で卵は育毛に効果が?
茹で卵はしっかりと火が通っているので食当たりの可能性が低く、黄身と白身を別々に食べる事が出来るため、髪の健康を保つビオチンをスムーズに吸収できると言われています。
焼き卵はビタミンを逃がさない
卵に含まれる脂溶性ビタミンA、D、Eは油を使用する調理法の卵焼き、目玉焼きにすることで吸収率をアップさせられます。茹でや生より消化に時間がかかるため、腹持ちも良くなります。
卵の健康的な食べ方とは?
卵の健康的な食べ方は食べる数量や足りない栄養素を補うなどが考えられますが、運動と組み合わせることで更に体に良い効果が期待できるようです。健康と卵についてここでは詳しく紹介します。
一日何個まで
卵の摂取量は1日何個までという目安は有りません。以前はコレステロールを豊富に含んでる事からコレステロールの過剰摂取を控える観点もあり1日1個までといわれていました。その後、食事からのコレステロール摂取が血中コレステロールの上昇に関与していることに信憑性が無いこと、卵にはコレステロール値を下げる栄養素も含まれている事を考慮し厚生労働省も2015年から目標摂取量の基準を撤廃しています。とは言え、栄養価の高い卵を多量に食べると栄養過多の観点もあるため、食べすぎには注意が必要です。
足りない栄養を補うには?
卵に足りない栄養はビタミンCと食物繊維となります。これらを豊富に含む野菜や果物を使用する事で足りない栄養を補う事が出来ます。
有酸素運動やレジスタンス運動と組み合わせる
有酸素運動後やレジスタンス運動の様な筋肉を使う運動後の筋肉の栄養補給としてタンパク質が豊富な卵を食べることはよく知られています。茹で卵など全卵を食べる事で卵白だけを食べるよりも効率的に筋肉を増やせることが分かっており、筋肉を活性化させ健康的な体つくりに役立ちます。
まとめ
この記事をまとめると
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卵を食べるメリットとは栄養や糖質など体への影響が大きい栄養素がとれるところ。
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卵を食べるデメリットはカロリー過剰やコレステロール過多、飽和脂肪酸にも注意が必要なところ。
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卵の栄養成分には健康に欠かせない栄養が多く含まれ、調理法でより効果を発揮できる。
これらの事がわかりました。
今回学んだ卵を食べるメリット、デメリット、更には効率の良い食べ方を実践する事でより良い健康的な体を維持出来るように日ごろから努めるようにしましょう。
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