ひよこ豆は毒性がある?体に悪い?評判や栄養・食べ方を紹介

ひよこ豆は、独特のごつごつとした形が特徴的なお豆で、煮込み料理やサラダのトッピング、海外ではデザートなどの材料にも使用されます。「鳥のくちばしのような突起」があることからその名がつけられたと言われています。

今回は、ひよこ豆の毒性について解説していきます。日本で流通しているひよこ豆は輸入品ですから、日本では加工された状態の商品しか目にすることはないですよね。毒性があるとは一体どういうことなのでしょうか。そこで今回は、

  • ひよこ豆とは
  • ひよこ豆は毒性がある?
  • ひよこ豆の栄養素は?
  • ひよこ豆の食べ方は?

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

スポンサードリンク

ひよこ豆とは

ひよこ豆とはそもそもどのような食品なのでしょうか?ひよこ豆の特徴や、実際に食べたことがある方の感想などを中心に解説していきます。

ひよこ豆の特徴

ひよこ豆は、中東やアフリカ、インドなどで主に栽培されている食材で、原産地周辺ではかなり食べられている食材です。日本では大豆が主流のため、現在はほとんど生産されていないようです。

特にインドでは食文化に必要な重要な食材として認識されており、カレーを始め、様々な煮込み料理や炒め物、サラダなどの原料として使用されます

ひよこ豆の味の口コミ

日本では大豆や小豆に比べると、それほどメジャーな食品ではないひよこ豆ですが、好きな方は当然多くいます。

  • 食感がほくほくしていて他のお豆よりもおいしい!
  • 煮豆にするとほんのりと甘みを感じて好き!
  • 戻していつでも使えるようにしておいて、サラダやスープによく使う。

私自身もひよこ豆は食べたことがありますが、確かに独特のほくほく感を感じます。インドカレー屋さんのメニューで提供されましたが、スパイスなどとの相性も抜群でとても美味しかったと記憶しています。

ひよこ豆は毒性がある?

ひよこ豆には毒性があるという情報がありますが、一体どういうことなのでしょうか?具体的な根拠について調べてみました。

発がん性の疑いがある

ひよこ豆などの穀物は、露地栽培で大量生産することがほとんどのため、除草剤は欠かせません。ひよこ豆を検査したところ、除草剤の主成分である「グリホサート」が検出されました

グリホサートは日本の除草剤にも使用されている成分のため、日本の野菜などでも恐らく検出されるでしょうが、ひよこ豆にも同様に検出されました。グリホサートは、WHOでも「人に対して恐らく発がん性あり」と危惧されている成分です。

残留農薬の可能性

米国の環境保護を目的とする非営利団体「EWG(エンビロンメンタル・ワーキング・グループ)」によれば、乾燥豆や缶詰などに含まれているひよこ豆を検査したところ、実に90%以上のひよこ豆に残留農薬が検出されたとのことです。

残留農薬はひよこ豆に限ることではありませんが、9割以上ものひよこ豆で検出されるということは、食べればほぼ確実に体内に残留農薬が蓄積されることになります。すぐに生死にかかわるというわけではないでしょうが、気にしだすと食べたくなくなりますよね。

スポンサードリンク

ひよこ豆の栄養素は?

ひよこ豆にはどのような栄養が含まれているのでしょうか?具体的な栄養素や効能について見ていきましょう。

たんぱく質やビタミンが豊富

ひよこ豆にはたんぱく質やビタミンが多く含まれているため、食べるメリットも当然ありますたんぱく質は三大栄養素の一つとして有名で、人の生命維持には欠かせない成分です。

ビタミンも体の調子を整えるためには必要な栄養素ですから、ひよこ豆を食べることで身体活動の維持にも繋がります。

葉酸で細胞をサポート

葉酸はビタミンの一種で、ひよこ豆にも含まれています。葉酸は赤血球の生産を助けたり、代謝に関与している重要な栄養素と言われています。葉酸が不足すると動脈硬化を招く恐れや、貧血を招く可能性もあります。

スポンサードリンク

ひよこ豆の食べ方は?

ひよこ豆はどのような食べ方をすればよいのでしょうか?おススメの食べ方について紹介していきます。

サラダに入れる

一番簡単な食べ方は「サラダのトッピング」です。サラダはたんぱく質が足りませんから、ひよこ豆をプラスすることでたんぱく質も補えます。ひよこ豆を戻したら、そのまま普段のサラダにパラパラと乗せ、ドレッシングと共にいただきましょう。

揚げてスナック風に

続いて紹介するレシピは、ひよこ豆を使用した「フライ」です。茹でて戻したひよこ豆をすり潰し、成形して油で揚げるレシピで、中近東の地域では「ファラフェル」と呼ばれ、多くの人々に食べられているメニューです。

まとめ

今回は、ひよこ豆とはどのような食品なのか、ひよこ豆の毒性はどのようなものなのか解説していきました。

この記事をまとめると

  • ひよこ豆はインドやアフリカといった、中近東の地域でよく食べられている食材。
  • ひよこ豆は発がん性を伴う残留農薬が検出され、海外の消費者も不安に思っている。
  • とはいえどの食品にも一定のリスクはあるため、それほど気にしなくても良い。

いかがでしたか?残留農薬による健康リスクはあるものの、ひよこ豆を食べるメリットも計り知れません。食べるか食べないかは本人次第ですから、考えて食べましょう。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

スポンサードリンク