新生姜の食べ方は生でそのままでも大丈夫?下処理の方法も解説!

新生姜には、新陳代謝を高め体を温める効果や食欲増進、解毒作用があるって知っていますか?新生姜の栄養成分をそのまま取り入れられる食べ方は、生で食べる⁈では、新生姜を生で食べるにはどうしたらよいでしょうか?今回は

  • 新生姜を生で食べられる⁈
  • 新生姜を生で食べるための下処理とは
  • 新生姜の生で食べるおいしい作り方とは
について紹介をします。

 

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新生姜は生で食べれる?

夏頃の新生姜はハウス栽培露地物の新生姜は9月〜10月が収穫期になります。それらを2ヶ月くらい貯蔵したのが一年中手に入るのが通常の茶色い生姜です。新生姜を生で食べるのと通常の生姜を生で食べるのでは何が違うのでしょうか?

新生姜は生がおすすめ!

爽やかな風味とみずみずしい辛味の少ない新生姜は、繊維質を感じさせない柔らかい食感が特徴です。若い時期だからこそ風味や香り、この食感を楽しむには生で食べるのがおすすめです。

他の生姜の生食はおいしくない?

2ヶ月程度貯蔵した生姜を「ヒネ(古根)生姜」といいます。新生姜もヒネ生姜も栄養成分そのものはほとんど変わりはありません

ただ貯蔵している期間に色が茶色くなり水分量が減り繊維質が増えます。辛味が凝縮されて生では食べづらくなります。

新生姜との違いは食感や食味が変わってしまうだけでなく、その辛味成分の刺激の強さにあるといえます。

新生姜の2つの種類
ハウス栽培の新生姜は植え付けに使うヒネ生姜から生えた新しい根になります。それに対して露地物の生姜は、貯蔵せずすぐに出荷します。見た目の違いは、ハウス栽培の新生姜に先端部分の赤みがあり、露地栽培の新生姜には赤みがありません。

そしてその赤みはポリフェノールの一種でアントシアニン色素になります。

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新生姜の下処理

鮮度がよいので新生姜は、皮ごと食べられます。料理の仕上がりの見た目をよくするために下処理は大切です。ではどのようにしたらよいのでしょうか?

皮むき

①新生姜の汚れを水で洗い流し、水気をペーパータオルで拭き取ります。

②スプーンの先端で薄皮をこすり落とし、凹凸の間は竹串などで流水で流し落とします。その後水気を拭き取ります。

すりおろし

①皮むきをした直後にすりおろします。

②新生姜の線維を確認しおろし金の上に垂直におきます。そして円を描くようにすりおろします。

千切り

①皮をむいたら、薄切りにします。

②①をまな板の上にずらして並べます。繊維に沿って切るとシャキシャキとした食感になり、繊維を断って切るとやわらかな食感になります。

みじん切り

①千切りまで終えたら、90度に向きを変えて細かく切ります。

針生姜

見た目をきれいに仕上げるには凹凸のないものを選ぶか、凹凸を切り落とし形を整えます。

①包丁かピーラーで皮をむきます。

②繊維に沿って薄切りにします。(ピーラーやスライサーを使用するときれいに薄く切れます。)

③まな板の上に少しづつ重ねるように並べ、細く細く切ります。

新生姜の選び方
色が白っぽくつやがあるもの。茎の切り口がきれいな紅色のものを選ぶとよい

新生姜の生食の食べ方

生の生姜に多く含まれている成分のひとつジンゲロールは、血の巡りをよくし発汗を一時的に促します。そして味噌には、コレステロール値を下げる効果があり、酢には血圧を下げる効果や血糖値上昇を緩やかにする効果が期待できます。

箸休めに新生姜の味噌漬けや甘酢漬けを作ってはいかがでしょうか。

味噌漬け

材料

  • 新生姜・塩(新生姜の重量に対して5%)・味噌(新生姜と同量)・砂糖(味噌の重量に対して1.5%) 

準備するもの

  • 重し(2~3㎏程度・水入りペットボトルなど可)・保存袋(ジッパー付)2枚・ペーパータオル
作り方
①皮をむいた新生姜を保存袋に入れて塩で揉みこむ。空気を抜いて口を閉じたら、重石をのせ半日ほど直射日光があたらない風通しの良い場所に半日程おく。

②①の新生姜を洗い水気をきり、ペーパータオルで拭き取る。

③別のポリ袋に味噌と砂糖を揉み合わせたら、②を加える。空気を抜いて口を閉じて冷蔵庫に3日程いれておく。

④新生姜を取り出し、スライスする。

甘酢漬け

材料

  • 新生姜・塩(新生姜の重量に対して10%)・酢(新生姜と同量)・砂糖(酢に対して2.5%)
作り方
①ボウルに酢と砂糖を混ぜ合わせ甘酢タレをつくる

②新生姜の皮をむき繊維に沿って薄く切る。赤みの部分は残しておく。

③ザルの上に②をひろげ、酢(分量外)少量いれた熱湯をかけて辛味をぬく。

④③に半量の塩をまぶし混ぜたら、水分をしぼる。同様に繰り返す。

⑤ジッパー付き保存袋にに④を入れて①を注ぎ、風紀を抜いて封を閉じたら、冷蔵庫に半日ほどつけたら完成。

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まとめ

以上になります。いかがでしょうか。

この記事をまとめると

  • 新生姜は、辛味が少なく繊維質を感じさせない柔らかさ、若い時期だからこそ風味や香り、この食感を楽しむには生で食べるのがおすすめです
  • 新生姜を生で食べるための下処理は、料理の仕上がりの見た目をよくするために大切です
  • 下処理をするときは、スプーンやピーラー、スライサーをうまく活用しましょう
  • 新生姜の生での食べ方は、血行促進発汗作用の新生姜やコレステロール値を下げる味噌、血圧を下げる効果がある酢の効能を期待して味噌漬けや甘酢漬けがおすすめです

生で食べても、加熱してもおいしい新生姜!健康維持のために摂り入れてみてはいかがでしょうか!