卵焼きの作り置きは可能?日持ちする?保存と加熱が大切!レシピも

お弁当に彩りを添えてくれる卵焼き。お弁当の定番メニューで毎日入っている人も多いでしょう。でも、卵焼きは火加減が難しかったり、巻くのに手間がかかるので『作り置きできたらいいのに。』と思いませんか?自家製の卵焼きは保存料が使われていないのであまり日持ちしません。特に常温で保存することになるお弁当に入れる場合には注意が必要です。そこで、今回は

  • お弁当の定番『卵焼き』について
  • 卵焼きの作り置きは可能?
  • 簡単でおいしい卵焼きの作り方
についてご紹介いたします。

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お弁当の定番「卵焼き」

お弁当に入っているおかずの定番といえば『卵焼き』です。子供から大人まで人気のある料理ですよね。卵焼きは作る人によって調味料の加減が違うので、それぞれの家庭で味が違うのも面白いところです。 見た目は同じですが調味料や作り方の違いで『卵焼き』と『だし巻き』に分けられます。 

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お弁当の手番No.1

お弁当のおかずと言えばソーセージ、唐揚げ、ハンバーグ、塩鮭などが定番ですが、卵焼きが最もよく入れられている料理なのだそうです。卵焼きの黄色が入ることでお弁当がパッと華やかになります。

だし巻き卵との違い

『卵焼き』と『だし巻き卵』の違いがわかりますか? このふたつの違いは味付けと焼き方 です。

卵焼き

  • よく溶いた卵に砂糖、塩、醤油、マヨネーズなどの調味料を入れ、薄く焼きながら巻いていきます。ネギ、ほうれん草、チーズなどの具を入れて焼くこともあります。断面に層ができます。

だし巻き卵

  • よく溶いた卵に出汁を加え、薄く焼きながら巻いて最後に巻き簾で形を整えます。断面に層がありません。

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卵焼きの作り置きは可能?

卵は比較的賞味期限が長く、産卵日から2週間程度あります。また常温保存もできる食品ですが、温度の変化にはデリケートなので10度以下で保存することが好ましいとされています。また、卵の賞味期限は殻のままで調理前の場合です。殻にヒビが入っていたり、調理後の卵は傷みやすく日持ちしなくなります。

卵焼きの賞味期限の目安

自家製の卵焼きは保存料が入っていないので、作った当日に食べるのが好ましいです。冷蔵庫で保存した場合には翌日でも食べられます。もう少し保存期間を伸ばしたい場合には冷凍保存しましょう。半熟の部分があると傷みやすくなります。作ってすぐに食べない場合には完全に火を通してください。

常温

卵焼きは傷みやすいので常温保存は避けた方が良いでしょう。お弁当に入れるときには保冷剤などを使用して温度が高くならないようにしましょう。最も菌の繁殖が進むのは30〜40度と言われています。火がしっかりと通っていなかったり、粗熱が取れる前に密閉する、気温が高いなど悪い条件が重なると2〜3時間で傷んでしまうこともあるようです。

冷蔵

冷蔵庫で保存した卵焼きの賞味期限は2日が目安です。当日か翌日までに食べるようにしましょう。乾燥を防ぐためにも粗熱が取れたらラップをしっかりとして冷蔵庫に入れます。

冷凍

冷凍すれば2週間程度保存できます。小分けにしておけば食べる分だけを解凍できるので便利です。ただ、水分が多いだし巻きは解凍すると水分が抜けて食感も味も落ちてしまうので冷凍には不向きです。

保存と加熱が大切

卵焼きは傷みやすいので、安全に食べるためには保存方法と中までしっかりと加熱することが大切です。お弁当には半熟の部分が残っている卵焼きを使うのはやめましょう。カットしたときに中の部分が半熟だったら電子レンジで加熱すれば中まで火が通りトロッとした部分がなくなります。

梅干し、生姜、ワサビ、塩などは細菌の増殖を抑える効果があるので、お弁当に入れるときには少し濃いめに味をつけるのもおすすめです。

当日に作る方が安全で美味しい

毎日作るには面倒ですが、卵焼きはやはり作った当日に食べるのが1番おいしいです。

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簡単で美味しい卵焼きの作り方

卵焼きをきれいに巻くのは意外と難しいですよね。破れたり、きれいに巻けないという人もいるでしょう。また、卵焼きはいろいろなアレンジができます。おすすめのレシピや上手に巻くコツをまとめました。

おすすめレシピ

卵焼きは冷えると固くなってしまいます。これは加熱するときに卵のタンパク質が固く結合してしまうからです。時間が経ってもフワフワで柔らかな状態を保つためには『マヨネーズ』を入れるのがおすすめです。マヨネーズを加えると植物油や酢がタンパク質の結合を弱めるので柔らかな食感を保てます。卵2個に対してマヨネーズは大さじ1/2が目安です。卵としっかり混ぜ合わせて焼くようにしましょう。

上手に巻くコツ

上手に巻くためにはフライパンをしっかりと温めておくことと、巻くたびに油を敷くことが大切です。また、焼くときには中火は短時間で焼くとキメの細かい卵焼きになります。また巻くときにはフライパンの奥側が45度程度上がるように持ち、奥から手前に巻いていくと巻きやすくなります。菜箸で巻きにくい場合にはフライ返しやヘラを使いましょう。

おすすめトッピング

お弁当に入れる卵焼きの具は水分が少ないものがおすすめです。ネギ、しらす、チーズ、海苔、ひじき、ベーコンなどがおすすめです。

まとめ

『卵焼きの作り置きができるのかや、おいしい卵焼きの作り方』をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

この記事をまとめると

  • 卵焼きは常温保存はNG。冷蔵庫か冷凍庫で保存する
  • 卵焼きはマヨネーズを入れるとフワフワが持続する

卵焼きはお弁当や朝食の定番のメニューです。冷蔵庫でも翌日までなら食べられますが、お弁当良いれるのは当日作ったものを入れるようにしましょう。いろいろなアレンジができるので好みのトッピングを探してみてくださいね。

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