夏野菜には、ナスやキュウリ、トマト、ズッキーニなどいくつか種類がありますが、みなさんはとうもろこしを食べていますか?
6月頃になるとスーパーに並び始めるとうもろこしは、旬の時期が約3ヶ月と短めです。たくさんの葉に覆われて、もじゃもじゃとしたひげまで付いているとうもろこしですが、1本はどれくらいの重さなのでしょうか?
私はとうもろこしが好きで、食べる時はいつも丸々1本食べてしまうのですが、とてもお腹にたまるので結構重さはあるのではないかと思っています。一体どれくらいなのでしょうか?
今回は、とうもろこしの重さにフォーカスしてご紹介したいと思います。
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とうもろこし1本の重さは何グラムくらい?
食べている野菜の重さを考えることってあまりないのはないかと思います。みなさんはとうもろこし1本、どれくらいの重さかと思いますか?手に取った時の感触を思い出して想像してみてください。
1本あたり300~450g
とうもろこしの重さ、正解は1本300〜450gでした。見た目は長くてスリムなとうもろこしですが、重さにすると結構あることがわかります。
買う時のとうもろこしは「実」「葉」「ひげ」「芯」の4つの部位に分かれます。これら全ての重さで考えると300〜450gくらいになるのでしょう。
では、私たちが普段食べているほかの野菜はどれくらいの重さなのでしょうか?とうもろこし1本を400gとして、ほかの野菜ではどのくらいの量になるのか比較してみましょう。
しかし全体の量に対して食べられる部分が限られています。特に芯が一番重いので、粒の可食部の重さがどれくらいなのか見てみましょう。
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可食部は150~300g
私たちが食べている粒の部分、可食部にするととうもろこし1本当たり150gということがわかりました。芯や葉を取り除くと、その重さは一気に軽くなります。
約200g〜300gは実の部分ではないので、とうもろこしのほとんどが捨てるものだと感じたかもしれませんが、実は葉や芯、ひげまでも料理に使えるんです。
ここから先は、可食部とされる粒以外の部分の可食部についてご紹介します。いつもは捨ててしまっているあの部分も、料理に使えば無駄なく消費することができますよ。
【芯】
とうもろこしは非常に栄養価の高い野菜で、ビタミンやカリウムが豊富に含まれています。それは芯も同じで、芯には捨てるのがもったいないほどの栄養が含まれているのです。
芯を食べるのは硬くてできませんので、そのエキスを抽出します。方法としては、スープや炊き込みご飯があります。
引用:食堂きどり
スープを作る場合は、芯を鍋に入れ弱火にかけます。20〜30分ほどコトコト煮ると徐々に芯から旨味エキスと栄養分が流れ出てきます。最後に塩胡椒などお好みの調味料で味を整えれば完成です。
一見とてもシンプルなレシピですが、芯に含まれるカリウムがお湯に溶け出して非常に体に良いスープに仕上がっていますよ。
一方炊き込みごはんにする場合は、お米、具材、水を入れるタイミングで一緒に芯を入れて火にかけます。炊いている間に同じように芯からエキスが溶け出します。目には見えませんが、お米が芯から出た栄養分を吸い込んでいます。芯は炊き上がった時に取り除くようにしてください。
【ひげ】
とうもろこしに必ず付いているひげもまた、料理に使うことができます。「とうもろこしのひげ茶」があるように、とうもろこしのひげにも栄養成分が豊富に含まれています。
家庭で調理する場合は、お茶やスープにアレンジするのがオススメです。スープの場合は先ほどご紹介した芯のスープと作り方は同じです。お茶にする場合は、調味料は加えず煮出たままの味で召し上がってください。
一般的なお茶と比べて少し物足りない味と感じるかもしれませんが、とうもろこしは古来から漢方にも使われるほど健康に良いので、体のために飲んでみてくださいね。
【葉】
最後にとうもろこしの葉ですが、こちらもひげと同様お茶として煎じて飲むことができます。作り方はひげの時と同じです。ひげと葉を両方入れて栄養分をたっぷり抽出するのもオススメです。
まとめ
とうもろこしの重さやその可食部についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
これまで食べていた部分は黄色い粒のみだったかと思いますが、活用しようと思えばどの部分も健康に良い成分があり、エキスとして飲んだり食べたりできることがわかりました。
少し手間はかかるものの、体に摂取するべき良い栄養分が多く含まれていますので、ぜひ余すことなとうもろこしを食べてみてください。
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