コーヒーは豆によって苦味・酸味の強弱がありますが、みなさんはどんな味がお好みですか?苦いコーヒーの銘柄、苦味が少ない銘柄、そして酸味が強い銘柄についてまとめました。今回は、
- コーヒーはなぜ苦い?
- 苦いコーヒー / 苦味が少ないの種類
- 酸味が強いコーヒー豆の種類
- エスプレッソとはどんなコーヒー?
こちらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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コーヒーはなぜ苦い?
コーヒーは豆の種類によって苦味の強弱がありますが、その苦味成分は、カフェインやクロロゲン酸によるものです。クロロゲン酸はポリフェノールの一種で、植物から生成されます。コーヒー以外にも茶葉などに含まれるものです。
- クロロゲン酸:クロロゲン酸は抗酸化作用で活性酸素を除去し、がん細胞の発生の抑制や、体内に入ると脂肪の吸収を抑えてくれます。そのため、ダイエット効果が高く、摂った後に運動することでより効果を上げることができます。血糖値の上昇を抑制する栄養素です。
カフェインは、コーヒー以外にも緑茶やほうじ茶・紅茶などの茶葉、そしてココアやチョコレートにも含まれています。集中力をアップさせたり、眠気を覚ます効果があります。その効果は、カフェインを摂取してから30分後ほどで現れ、数時間の継続します。
また、コーヒーの苦味は豆を焙煎する時の焦げであることもあります。
苦いコーヒーが好きな人は?
コーヒー好きな人の中には、苦味が強い種類が好きな人も多いです。その理由は、苦味そのものがストレス解消になったり、クセになりやすいためと言われています。
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苦いコーヒーの種類は?
コーヒーは、豆の種類によって苦いが強いもの・そうでないもの・酸味が強いものなど、様々なバリエーションがあります。苦いコーヒー豆の種類を、いくつか確認してみましょう。
マンデリン
マンデリンは、インドネシアのスマトラ島で栽培されているコーヒー豆です。味はコクがあり、苦味が強いので苦いコーヒー好きの方にオススメです。また、牛乳との相性も良いのでカフェラテやカプチーノにしてもよく合います◎
トラジャ
トラジャは、インドネシアのスラウェシ島で栽培されているコーヒー豆です。苦味に加え酸味も持ち合わせており、コクとフルーティーな香りが特徴です。
ブラジルサントス
ブラジルサントスは、ブラジル産でサントス港という場所から出荷されるコーヒー豆です。酸味は少なく、苦味の中に甘みがあるのが特徴です。
苦味が少ない・酸味が強いコーヒー豆
苦味が少ないコーヒー豆、そして酸味が強いコーヒー豆の種類についても確認してみましょう♩
苦味が少ないコーヒー豆の種類
苦いコーヒーが苦手な人にオススメの、苦味が少ないコーヒー豆の銘柄には、このような種類があります。
- ケニア
- コナ
- コスタリカ
- コロンビア
- エチオピア
- キリマンジャロ
- グァテマラ
ケニアとコナには程よい酸味があり、それ以外のコスタリカ・コロンビア・エチオピア・キリマンジャロ・グァテマラには、フルーティーやフローラルな香りがあります。それぞれ異なる特徴があり、苦味が弱い銘柄なので試してみてください。
酸味が強いコーヒー豆の種類
酸味の強いコーヒーの銘柄には、このようなものがあります。
- コナ…強い酸味がある
- グァテマラ…酸味とコクがある
- ブラジル…酸味に加え苦味もある
- エメラルドマウンテン…酸味に加え甘みもある
それぞれ酸味を持っているコーヒーですが、それぞれの味には異なる特徴があります。中でも一番酸味が強いのは、ハワイ産のコナという種類です。強い酸味を持つため、酸っぱいコーヒーが好みの方にはオススメです。
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エスプレッソとは?
苦いコーヒーに『エスプレッソ』がありますが、これは豆の種類ではなく淹れ方が異なるコーヒーです。
“エスプレッソ”は、高い圧力をかけて旨みや味を凝縮したもので、エスプレッソマシンという器具を使って作ります。凝縮しているため味は苦味が強く、また抽出量は少量なのが特徴です。
エスプレッソの起源は20世紀の初めごろで、イタリアのミラノで誕生しました。コーヒー文化の強いイタリアでは、昼夜問わずエスプレッソが日常的に飲まれています。
エスプレッソマシンとして有名な『デロンギ』もイタリア製で、プロの味に近い味が出せるものとして人気があります。
語源
『エスプレッソ(espresso)』という語源には、”急行”という意味の「express」が関係しています。エスプレッソは短時間で抽出されることから、この名前がついたと言われています。またエスプレッソには、”特別な、注文ごとに”という意味もあり、特別な人におくる1杯として名前の由来となったという説もあります。
コーヒーとの違い
エスプレッソとコーヒーの違いについて、あまりよく知らない方も多いのではないでしょうか?エスプレッソとコーヒーの大きな違いは『味の濃さ』です。
コーヒーには苦味や酸味・コクが強いものや弱いものなど様々な味のバリエーションが存在しますが、エスプレッソは基本的に苦味が強いコーヒーです。そのため、コーヒーが苦手な方にとっては苦すぎて飲めないことも。エスプレッソが苦い理由は、焙煎度の高い深入り豆を使用するためです。
2つ目の違いには『できあがり量』があります。通常のコーヒーはカップ1杯分つくりますが、エスプレッソは多くても30mlほどです。小さなエスプレッソ用のカップに入れるため、カフェなどで初めて注文すると小ささに驚く方もいます。
3つ目の違いは『淹れる機械』です。家庭でコーヒーを飲む際は、ペーパーフィルターを使ってお湯を注ぎ抽出する方法が一般的ですが、エスプレッソには専用のエスプレッソマシンが必要になります。エスプレッソマシンは圧力をかけて抽出するため、あの苦味や味の濃さ・コクが出せるのです。
- 味の濃さ・苦味
- できあがりの量
- 淹れる機械
飲み方
エスプレッソの飲み方は、ミルクや砂糖を入れずそのまま飲むのが基本です。かなり苦味が強いエスプレッソですが、食後やティータイムにスイーツと一緒に飲まれています。
また、エスプレッソとミルクを混ぜた飲み物には、カプチーノやカフェラテがあります。ミルクと混ぜるため、苦味が強いエスプレッソがよく合うのです。
- そのまま
- カフェラテ
- カプチーノ
また、イタリアではアイスクリームにエスプレッソをかけた『アフォガード』というスイーツもあります。アイスの甘みとエスプレッソの苦味がよく合う大人のデザートです。
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まとめ
この記事をまとめると
- コーヒーの苦味成分はクロロゲン酸やカフェイン、焙煎時の焦げによるもの
- 苦いコーヒー豆の種類は、マンデリン・トラジャ・ブラジルサントスなど
- 苦味成分はストレス解消になったり、クセになりやすいので好きな人が多い
- エスプレッソは淹れ方が異なるコーヒーのことを言う
コーヒーには他にも数多くの種類があるので、自分好みの豆を見つけてみてください‥♩
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