ナッツのカビを食べたらどうなる下痢・腹痛に腐った時の見分け方

美容や健康のためにナッツをおやつとして食べている方も多いでしょう。での、食べてから「何かおかしい・・・」と気が付いた人もいるのではないでしょうか。

ナッツにカビが生えたか、生えていないかの見分け方を知らないで食べて食中毒を起こしてしまう可能性もあります。そこで、今回は

  • ナッツのカビを食べたらどうなる?
  • カビたナッツの見た目・見分け方
  • 開封後のナッツの賞味期限はどれくらい?
  • カビにくいナッツの保存方法

についてご紹介いたします。

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ナッツのカビを食べたらどうなる?

栄養価の高いおやつとしてナッツを食べている方も多いですね。ナッツはコンビニでも気軽に買うことができます。

ナッツには目に見えないカビが発生している可能性もあります。日本は湿気の強い国なのでカビが生えやすいです。

ナッツには「マイコトキシン」というカビが発生する可能性があり、マイコトキシンは食品中で発生するため目で確認することができません。

また、熱に強い特徴があり調理しても死滅せずに残ってしまいます。カビの生えたナッツを食べるとどのような症状が出るのでしょうか。

腹痛・下痢

輸入されたナッツにはカビ毒がある可能性があります。カビ毒は目に見えない場合もあるので慢性的に摂取し気が付かず体調不良が続くこともあります。

食中毒になると腹痛や下痢が起きることがあります。腹痛も下痢も激しく発熱や嘔吐が伴う場合は自宅での回復が難しい場合もあります。

酷い場合には我慢せずに病院で診察してもらいましょう。

吐き気・嘔吐

食中毒の症状は数日から数週間、続くことがあります。ウイルスや細菌が体内で増えたことにより胃腸の機能が低下することで起きます。

体内で繁殖したウイルスや菌は下痢や嘔吐を繰り返すことで体外に排出されます。吐き気だけなら我慢できますが、嘔吐が続くと水分や電解質が体の外に排出されます。

そうなると脱水症状を引き起こし重症化することもあるので体力がない小さな子供や高齢者は脱水にも気を付けましょう。

癌になるって本当?

マイコトキシンの中でも特に「アフラトキシン」という種類は発がん性があると言われています。

  • ナッツ
  • ドライフルーツ
  • 穀類
  • トウモロコシ

アフラトキシンは輸入品に多く、長期保存できるものが多いのでカビが繁殖しやすくなります。

コーヒーやカカオにもカビがある可能性がありますので、保存する時にはしっかりと管理しましょう。

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カビたナッツの見た目・見分け方

ナッツは湿気や乾燥不足が原因でカビが生えたり、悪くなる可能性があります。ナッツにカビが生えた時は見た目や味に変化が出ます。

怪しいな・・・と思ったらしっかりと確認しましょう。

白い

ナッツの色がいつもと違うと感じたらカビの可能性があります。

  • 白色
  • 緑色

ナッツの表面の色が変わっている場合はカビの可能性があり見た目にも分かりやすいです。

斑点ができる

ナッツに斑点が出来ているのを見かけたことはありませんか?あの斑点はカビです。ナッツが傷んでくると表面が酸化し見た目に変化が出ます。

斑点は見て直ぐに分かるので、ナッツの表面に出来ていたら食べるのは止めましょう。取り除いて食べる方もいますが、見えないカビもあるのでおすすめしません。

酸っぱい味

ナッツの油脂が酸化すると味に変化が出ます。

  • 酸っぱい味
  • 苦い

食べてしまうと食中毒になることもあり、味に変化がある時には見えないカビがある可能性があるので気を付けましょう。

ほこりっぽい匂い

ナッツの表面に変化が出ていなくても、埃っぽい匂いがした時はカビている可能性が高いです。

カビが生えた時は埃っぽい匂いの他にも土臭い場合もあります。ですが、ナッツの中には未熟なものもあり、土臭い場合もあります。

見極めが難しいですが、怪しいのなら食べるのは避けた方がいいでしょう。

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開封後のナッツの賞味期限はどれくらい?

ナッツは長期の保存ができそうな食品ですが、開封後の賞味期限はどのくらいなのでしょうか。

ナッツの袋に書かれている期限は開封前の賞味期限です。どんな食品でも開封後はなるべく早く食べましょう。

袋や瓶の開け閉めを繰り返すことでナッツは酸化してしまいます。開封済みのナッツは1ヶ月を目安に食べきりましょう。

賞味期限切れはいつまで食べられる?

ナッツは賞味期限が切れたからといって直ぐに食べられなくなる訳ではありません。ナッツは保存状態が良ければ賞味期限が切れても食べることができます。

  • 酸化
  • 湿気
  • 直射日光

ナッツの保存を正しくすることで日持ちし、賞味期限が切れても食べることができます。食べられるかどうかはナッツの状態を見て判断しましょう。

カビが生えている、悪くなっている兆候があれば賞味期限内でも食べるのは止めましょう。

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カビにくいナッツの保存方法

ナッツは正しい保存方法をすることで日持ちし、カビから守ることができます。また、保存する際に注意したい事もあります。

ナッツをカビさせないように保存容器や保存方法をご紹介します。

保存容器

ナッツに含まれる天然由来の油脂は空気に触れると痛みが早いです。保存する時には空気を抜いたほうがしっかり保存できます。

ナッツを保存する容器は真空に近い状態にできるものがおすすめです。

保存方法

ナッツは光に弱いので直射日光を避けて保存しましょう。できれば20℃以下での保存が好ましいので冷蔵庫がおすすめです。

冷蔵庫のような低温の場所ならナッツの酸化を遅らせることができます。

冷凍保存できる?

直ぐに食べない時には冷凍保存も可能です。長期保存の時には冷蔵よりも冷凍の方が長持ちします。

ですが、冷凍保存だとナッツの食感が固くなってしまうことがあります、固くなるのが嫌な方にはおすすめできません。

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まとめ

「ナッツのカビを食べたらどうなる?下痢、腹痛、腐った時の見分け方」についてご紹介しました。

この記事をまとめると

  • カビたナッツを食べたら「腹痛、下痢」「吐き気、嘔吐」などの症状が出る
  • 「白い」「斑点ができる」「酸っぱい味」「埃っぽい匂い」がしたらカビている可能性がある
  • 開封後のナッツは1ヶ月以内目安に食べきるようにしましょう。
  • カビないナッツの保存方法は密閉できる保存容器に20℃以下で直射日光を避けて保存する

ナッツはおやつとしてだけじゃなく、料理にも使うことができます。ナッツに含まれるカビ毒は熱に強いのでカビているナッツをしっかり見分けて美味しく頂きましょう。

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