キク科アレルギーの食べ物・症状|ハーブティー・化粧品もNG?

暑い夏が過ぎていくと、“アレルギー症状”で調子が悪くなる方も多いのではないでしょうか。

朝晩の気温が少しずつ下がり過ごしやすくなったものの、鼻水が出始めた・喉の調子が悪い・咳が出始めた・・・といった不調に見舞われる方もいらっしゃるかもしれませんね。

今回は意外に知られていない“キク科アレルギー”について詳しくお伝えしていきます。

  • キク科のアレルギーとは?原因成分・食べてはいけないもの・注意が必要なものを徹底解説!
  • キク科アレルギーによる、主なアレルギー症状5つとは?
  • キク科アレルギーの対処方法を詳しくご紹介!
花粉症などでない方でも「秋頃になると不調に見舞われやすい・・・」といった方は、もしかしたらキク科アレルギーの可能性かもしれません。

風邪症状に悩まされている・・・といった方は、ご一読頂き今一度ご確認くださいね。

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キク科のアレルギーとは?

まずは「キク科アレルギー」について詳しく解説していきます。

原因成分

キク科アレルギーの原因成分には

  • ブタクサ
  • ヨモギ

などが挙げられます。ブタクサ・ヨモギは夏~秋にかけて起こる花粉症の原因で、全国の道端・河川敷などに広く分布している「草本(そうほん)花粉」とも呼ばれています。

キク科アレルギーで食べてはいけないもの

ブタクサ・ヨモギなどが原因のキク科アレルギーの方がある方

  • スイカ
  • メロン
  • ズッキーニ
  • キュウリ
  • セロリ
  • ニンジン
  • マンゴー
  • スパイス
  • バナナ

などの

ウリ科・セリ科・ウルシ科・バショウ科などの食材
を食べると、数分以内に唇・舌・口内・喉などに痒み・しびれ・むくみなどの
口腔アレルギー症候群
を引き起こすことがあると報告されています。

化粧品も危険?

ブタクサ・ヨモギなどが原因のキク科アレルギーの方がある方

  • カモミール
  • ベニバナ

などのキク科植物のエキスが配合された化粧品を使用した場合にも、

  • 使用後15~20分程度で発疹・赤く腫れるなどの症状を引き起こす
  • 酷いケースではアレルギー性の皮膚炎・アトピー性皮膚炎などを引き起こす

などの場合もあると報告されています。

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キク科アレルギーによるアレルギー症状

ここからは「キク科アレルギー」によるアレルギー症状について詳しくお伝えしていきます。

蕁麻疹

「キク科アレルギー」によるアレルギー症状の1つ目

蕁麻疹(じんましん)
が挙げられます。特にヨモギの花粉の粒は非常に小さいため、なるべく花粉が付着しないように

  • 花粉の付きやすいウール生地の服を避ける
  • マスク・メガネ・帽子などを着用する
  • 帰宅時は、衣服や髪に付いた花粉をよく払うようにする

などの対策を行うようにしましょう。

喉・口・唇の痒み

「キク科アレルギー」によるアレルギー症状の2つ目

喉・口・唇の痒み
が挙げられます。これらの症状は特定の食物を食べることで発症しやすくなるため

  • メロン・スイカ
  • セロリ・ニンジン
  • マンゴー・バナナ

などの食材を食べないようにし、専門医に相談するようにしましょう。

腹痛・下痢

「キク科アレルギー」によるアレルギー症状の3つ目

腹痛・下痢
が挙げられます。花粉症やキク科アレルギーなどでも胃腸に影響を及ぼすことも報告されており

  • 腹痛や下痢
  • 吐き気
  • 便秘

などの不調を引き起こすこともあります。

胃腸症状が起こっている際はなるべく寝不足・ストレスなどを避けた生活を送るようにすることや、抗アレルギー薬を服用している場合は副作用なども考えられるため、かかりつけ医に相談すると良いでしょう。

嘔吐・吐き気

「キク科アレルギー」によるアレルギー症状の4つ目

嘔吐・吐き気
が挙げられます。花粉症やキク科アレルギーなどは体内に入った花粉を異物と判断してしまうことで

  • 嘔吐
  • 吐き気

などの防衛反応を引き起こすこともあります。また、鼻水・鼻詰まり・くしゃみ・咳などが激しい場合にも起こりやすいので自己判断せずに専門医に相談すると良いでしょう。

発熱

「キク科アレルギー」によるアレルギー症状の5つ目

発熱
が挙げられます。花粉症であれば発熱症状はあまり見られないとされていますが、キク科アレルギーの原因となるブタクサ・ヨモギなどは

  • 寒暖差
  • 風の流れ
  • 気圧差

などの秋の天気が影響してしまうことで、アレルギー症状が出やすくなる・酷くなるなども考えられます。

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キク科アレルギーの対処法

「キク科アレルギー」の対処方法には

  1. 雨の日の翌日は、外出を避ける
  2. 風の強い日は、外出を避ける
  3. ウール素材の服を避け、ツルツルした素材のものを身に付ける
  4. マスク・メガネ・帽子を着用する
  5. 帰宅時は、花粉をよく払ってから家に入る
  6. うがい・手洗い・洗顔・鼻をかむようにする
  7. 部屋の掃除をこまめに行い、飛散量の多い日は窓や戸を閉める
  8. 空気清浄機を24時間使用する
  9. 河川敷・公園などのキク科植物の多いエリアは避ける

などを行うようにしましょう。

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まとめ

この記事をまとめると

  • キク科アレルギーの原因成分にはブタクサ・ヨモギ

  • キク科アレルギーの方がある方ウリ科・セリ科・ウルシ科・バショウ科などの食材を食べると、数分以内に唇・舌・口内・喉などに痒み・しびれ・むくみなどの口腔アレルギー症候群を引き起こすことがある
  • キク科アレルギーの方がある方カモミール・ベニバナなどのキク科植物のエキスが配合された化粧品を使用した場合も、発疹・赤く腫れるなどの皮膚炎を引き起こすことがある

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