麩菓子は体に悪い？食べ過ぎるとどうなる？選び方も紹介！ |

和菓子が好きな方であれば、麩菓子を食べられることもあるでしょう。ただ、麩菓子を食べる時には、「食べ過ぎには注意」しなければいけないようです。今回は、麩菓子とはどんな食べ物で、食べ過ぎるとどうなるのか？ということを、以下のような内容でまとめていきます。

麩菓子とはどんなお菓子なのか？
麩菓子はどうやって選べばいいのか？
麩菓子を食べ過ぎると体に悪いのか？

こんな内容になっています。記事を最後まで読んで頂き、麩菓子を食べ過ぎるとどうなるのか？を徹底理解してしまいましょう。

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1 麩菓子はどんなお菓子？
2 麩菓子の選び方は？
3 麩菓子は体に悪い？食べ過ぎると？
4 まとめ

麩菓子はどんなお菓子？

まずは、麩菓子とはどんなお菓子なのかを見ていきます。

どんな味？

麩菓子は基本的には「黒糖で味付された甘いお菓子」です。黒糖が使われていることもあり、たんぱく質やカリウム、ビタミンB6、鉄分などの様々な栄養素が含まれています。

ちなみに全国的にスタンダードなのは黒糖を使った麩菓子ですが、静岡県では「上白糖が使われたパステルカラーの麩菓子」が一般的です。麩菓子と言っても全国共通ではないので、注意しましょう。

原材料は？

麩菓子の原材料になっているのは、以下のものです。

麩
黒糖

シンプルですが、この2つの材料があれば、麩菓子は簡単に作ることが出来ます。生麩を乾燥させ、棒状にします。そこに黒糖を使ったシロップをかけて乾燥させれば完成です。非常に簡単なお菓子なので、江戸時代からずーーっと国民の間でポピュラーな和菓子として浸透しています。

麩菓子の歴史は？

実は麩菓子は江戸時代には「酒の肴」としてふるまわれていました。江戸時代には、アンズや生姜の入ったお醤油で塩辛く味付けされていたのですが、これがお茶請けや酒の肴にピッタリの味だったのです。昭和頃から現状の長方形の形になり、黒糖を使った甘い味付けに変わったとされています。

塩辛い麩であれば、スナック菓子感覚でおつまみとして提供されていたのでしょうね。

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麩菓子の選び方は？

では、麩菓子を買う時にはどんなポイントを見て選べばいいのでしょうか？いくつかのポイントをご紹介しておきます。

味で選ぶ

麩菓子を選ぶときは「まずは味」を重視するのが大切です。

麩鬱のシンプルな黒糖の麩菓子なのか？
2度漬けなどの濃い目の味をした麩菓子なのか？
上白糖を使ったカラフルでさっぱりとした甘さの麩菓子なのか？

この辺りによく注意して選ぶのが最大のポイントです。中には、甘みよりも塩辛さを打ちだした麩菓子もあるかもしれませんね。

大きさで選ぶ

麩菓子には製品そのものの大きさも様々です。昔ながらの麩菓子は長方形の大き目のサイズをしていますが、敢えてお茶請けなどにしやすいように小さくカットされている麩菓子もあります。

また、小さなお子様が食べられるサイズの物もあるので、もし子供に食べさせるのであれば、子供用の麩菓子を選びましょう。

パッケージで選ぶ

麩菓子は開封した後そのまま放置しておくと、すぐに湿気てしまいます。なので、外気と出来るだけ触れないように工夫されているパッケージの物を選んだり、少量サイズで分けて販売されているパッケージの物を選ぶのも1つのポイントです。

購入する際には、パッケージのサイズをよく確認して購入するようにしてください。

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麩菓子は体に悪い？食べ過ぎると？

そんな、シンプルな味わいの麩菓子ですが、食べ過ぎると体に悪いのでしょうか？麩菓子の栄養素などをご紹介して、体に悪いかどうかを見ていきましょう。

麩菓子の栄養素は？

まず、麩菓子に含まれる栄養素は以下のようなものです。

植物性たんぱく質
ナトリウム
カルシウム
鉄分
ミネラル
ビタミンB6

こんな感じで、前述した通り麩菓子には様々な栄養素が含まれています。そのため、麩菓子は意外にも「体にいい食べ物」だと言われているのです。健康維持のために、普段食べるお菓子を「麩菓子」に変更するのもありでしょう。お子さんの健康を考えてもピッタリのお菓子だといえます。

麩菓子のカロリーや糖質は？

麩菓子1本あたりに含まれている、カロリーや糖質は以下の通りです。

カロリー	222kcal
糖質	44g

こんな感じで、麩菓子を1本食べるとかなりの量のカロリーや糖質を摂取することになります。特にダイエット中の方などは、麩菓子の食べ過ぎに注意しなければいけません。もし、麩菓子を食べてしまったのであれば、それ相応のトレーニングを行う必要があるでしょう。

日ごろから運動する習慣がある方であれば、効率的にエネルギーや糖質、たんぱく質が摂取できるので、健康面では良いお菓子になります。