汗をかく暑い季節になるとスパイシーなものを食べたくなる方も多いのではないでしょうか。
大勢での集まり・お子さんがいるなどの献立にもピッタリの「カレー」は、特に夏場に食べたい!と感じる方もいらっしゃるのでは?
- カレーに張っている“白い膜”の正体とは?!
- カレーによる“食中毒症状”について詳しく解説!
- カレーが腐っているか見分ける方法&カレーの正しい保存方法をご紹介!
ここでは、適切な方法でない“寝かし方”によって起こる可能性のある食中毒についても詳しくお伝えしていきます。
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目次
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カレーの白い膜は何?
まずは「カレー」に“白い膜”が付いている状態について詳しく解説していきます。
原因はカビ
多めに作って鍋に寝かせて置いた「カレー」に付いていることのある
- 白い膜のようなものが張っている
- 白い斑点のようなものがある
- 食材が変色、糸を引いている
などが挙げられます。
食べたら食中毒に!
上記に挙げた変化が見られる「カレー」は
加熱してもダメ?
カレーに起こりやすい食中毒菌は
- 使用する野菜などをしっかりと洗う・肉類・魚介類などは鮮度の良いものを使用し、菌を除去する
- 菌を増やさないために、加熱調理後は3時間以内に冷蔵・冷凍保存を行う
などを行うようにしましょう。
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カレーによる食中毒とは?
ここからは「カレー」による食中毒について詳しくお伝えしていきます。
食中毒菌
カレーによる食中毒の主な原因は
- 常温下のまま寝かしたカレーを食べた
- 大量に調理されて置かれていたカレーを食べた
などの際に多く発生しています。ウェルシュ菌は
- 加熱調理しても“芽胞”という殻を作って生き残る性質がある
- カレーなどを調理後に常温下で保存していると“芽胞”となって生き残ったウェルシュ菌が、冷めた食品内で増殖してしまう
- ウェルシュ菌の芽胞は、100度で数時間加熱しても死滅しないため、発芽や増殖させないことが大切
などの特徴があります。
食中毒症状
一般的にウェルシュ菌による食中毒症状は
などの症状が起こるとされており、嘔吐・発熱の症状などは余り見られないとの報告もあります。
何時間後?
ウェルシュ菌による食中毒症状の発症は
に起こることが多いと言われています。ウェルシュ菌による食中毒を防ぐためには
- 調理後は、すぐに食べ切る
- カレーを保存したい場合は常温で長時間放置せずに、粗熱を取った後に冷蔵・冷凍保存を行う
- 保存したカレーを食べる際は中心部までしっかりと再加熱し、熱いうちに食べきる
を徹底するようにしましょう。
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カレーは腐るとどうなる?見分け方
ここからは「カレー」が腐った時に見られる大きな変化3つをご紹介していきますので是非参考にしてください。
水っぽい
カレーが腐っている状態に
- 泡のようなものが出る
- ネバネバ感が出る
- 異臭が伴う
などの変化が見られることもありますので、食べずに廃棄するようにしましょう。
カビが生える
カレーが腐っている状態に
- 糸を引いている
- 表面に白い膜が張っている
- 表面が青緑色になっている
などの変化が見られることが多いので、食べずに廃棄するようにしましょう。
濁る
カレーが腐っている状態に
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食べきれないカレーの保存方法
ここからは「カレー」が余ってしまった時のための“正しい保存方法”をご紹介していきます。
冷蔵保存
カレーは
- 調理後のカレーの粗熱を取っておく
- 調理時のお鍋はなるべく使用しないようにし、保存容器・保存用袋などに入れる
- しっかりと密閉して冷蔵保存をする
冷凍できる?
カレーは
- 調理後のカレーの粗熱を取っておく
- じゃがいもなどが使用されている場合は、取り除く・すり潰すなどを行う
- 保存容器・保存用袋などに1回分ずつ、小分けして入れる
- しっかりと密閉して冷凍保存をする
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まとめ
この記事をまとめると
- 「カレー」に付いていることのある白い膜のようなものは、カビの可能性が高い
- カレーによる食中毒の主な原因はウェルシュ菌食中毒が多い
-
ウェルシュ菌による食中毒症状は食後6~18時間くらいに腹痛や下痢などの症状が起こることが多い
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