日本人にとっては馴染みのある、朝食に食べることが多い卵かけご飯。外国人などからは敬遠されることもありましたが、その美味しさに外国人でも好きだと言ってくれる人が増えています。食べ村のある年齢の子供から、食欲が落ちてきた高齢者まで食べやすいのが卵かけご飯です。
- 卵かけご飯は太りやすいのか？
- 卵かけご飯の食べ過ぎの原因は？
- ダイエット中の食べ方
ダイエットをする人に卵かけご飯は向いているのか？食べ過ぎなどで体を悪くしてしまうことはあるのか？詳しく紹介していきます。
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目次
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卵かけご飯は太る？
卵と醤油とご飯、それだけなのに美味しい卵かけご飯ですが、卵かけご飯は太るのでしょうか？
カロリー
卵かけご飯はシンプルなレシピになりますが、ご飯と卵を使っているのでカロリーが高くなってしまいます。
- ご飯(160g）：269kcal
- たまご(60g)：60kcal
- 醤油(18g)：13kcal
一見カロリーが高く太ってしまうと思ってしまいますが、忙しい朝などに一日の栄養を摂るのであれば、決して高いカロリーではありません。食べやすく簡単にできるので、ついつい食べ過ぎてしまうと太ってしまう原因となるので、食べ方に注意が必要になります。
栄養素
卵かけご飯はカロリーが高いと思われるかもしれませんが、栄養素が豊富なので、カロリーだけで判断して食べるのを控えるのはもったいないです。
1食（238g）あたりの栄養素
- カロリー：342kcal
- タンパク質12.78g
- 脂質：6.66g
- 炭水化物：61.36g
- 食物繊維：0.48g
- ビタミンB2：0.31mg
- ナトリウム1111.6mg
- カリウム：194.59mg
- カルシウム：40.63mg鉄：1.55mg
- 亜鉛:1.9mg
- 銅：0.21mg
卵かけご飯は、ご飯と卵と醤油のいたってシンプルなくみあわせですが、タンパク質・炭水化物が豊富です。必須アミノ酸も、ご飯に卵が加えることでアミノ酸スコアがぐんと高くなります。
太ることだけを気にすると、炭水化物を摂ることで太りやすくなってしまいますが、適量を食べるのであれば問題がなく、栄養素の麺から見れば、普通のご飯を食べるよりも栄養素も高いのでおすすめです。
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卵かけご飯の食べ過ぎは太る？
卵かけご飯は食べ過ぎると太ってしまうということを聞いたことがある人もいるかと思いますが、実際に卵かけご飯は太ってしまうのでしょうか？
カロリーを摂りすぎる
先ほどカロリーについて紹介しましたが、卵かけご飯のカロリーは高いです。何杯もおかわりをしてしまうと、カロリーの摂り過ぎになってしまいます。カロリー以外にも脂質も多いので気をつけたほうが良さそうです。
ビオチン欠乏症になる
生卵の卵白には「アビジン」という物質が含まれており、アビジンは腸内でビオチンと結合し、水に溶けない物質へ変化させてしまいます。腸で吸収されないため、そのまま体外に排出されてしまうので、体内でビオチン不足になってしまうのです。
ビオチン欠乏症は、
- 皮膚炎
- ニキビ
- フケの発生
- 髪が抜ける
- 白髪になる
- 粘膜の炎症
- 倦怠感
- 疲労感
- 不眠
- 味覚障害
などを引き起こす原因になります。
一日の適量
まず、卵かけご飯の適量の前に、卵の1日の摂取量について紹介します。卵は1日2個以上食べない、1日1個が適量などと聞いたことがある人も多いと思います。卵の食べ過ぎは、コレステロールの過剰摂取となるため注意が必要です。
コレステロールの摂り過ぎとなる原因は脂質の摂り過ぎであり、血液中の中性脂肪と悪玉コレステロールであるLDL-コレステロールを増加させ、善玉コレステロールであるHDL-コレステロールを減少させてしまいます。
悪玉コレステロールが増えると肥満や脂質異常を引き起こします。
1日の卵かけご飯の適量は、卵の摂取量に合わせて1～2杯が適量となります。ただし、卵は卵かけご飯以外にも料理に使うことが多いので、1日1杯にするのが適量です。
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ダイエット中におすすめの食べ方
卵かけご飯は簡単で栄養もたっぷりですが、コレステロールなどに気をつけながら食べていくと良いでしょう。もし、ダイエット中に卵かけご飯を食べる場合は、どのような食べ方が良いのでしょうか？おすすめの食べ方を紹介します。
ご飯のの量を少なくする
卵かけご飯の中でカロリーが一番高いのは「ご飯」、炭水化物のカロリーが一番大きくなります。ご飯のカロリーは1杯(160g）で269kcalとなるので、ご飯の量を少なくすることでカロリーも抑えることが可能です。
ご飯を少なくすると卵が多すぎるという人もいるかもしれませんが、家族で卵を分けたり、小さめな卵を使用することで、ご飯も卵のカロリーも抑えられます。
朝に食べる
ダイエット中に卵かけご飯を食べる場合、できるだけ朝に食べることをおすすめします。卵は他のタンパク質にくらべて消化吸収に優れており、まだしっかり目覚めていない胃や腸に優しく作用します。
朝食をしっかり食べることは栄養を摂るためにも必要であり、1日のスタートに栄養のあるものを食べることはとても良いことです。
卵かけご飯はダイエットにむかない
しかし、ダイエットをしている中で卵かけご飯を食べるということであれば、ダイエットには向かないのでおすすめしません。カロリーが高く、コレステロール値も高くなるので、ダイエット中はできれば控えるようにしてください。
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まとめ
卵かけご飯は太るのか？ダイエット向きなのか？カロリーや食べ方などについて紹介しました。
この記事をまとめると
- 卵かけご飯はカロリーが高く、食べ過ぎると太ってしまう原因となる
- 卵かけご飯の食べ過ぎの原因は、ご飯のカロリーの高さと手軽に食べられる事が理由
- 炭水化物のカロリーが高いのでご飯の量を減らすこともダイエット中に食べるのならば必要になるが、できれば控えたほうが良い
卵かけご飯はカロリーが高く、栄養も豊富なので、1日のスタートに食べることはとてもおすすめです。しかし、栄養豊富でカロリーが高いのでダイエット中は控える方が良いでしょう。
