荒節を使って作られた削り節である花かつお。出汁取り用としてはもちろん、トッピングとしても活用されている削り節です。
この記事では、そんな花かつおについて、
- 花かつおにはダニがわく?
- カビやダニがわいた花かつおを食べるとどうなる?
- 花かつおの保存方法は?
をテーマに紹介していきます。花かつおの正しい保存方法について知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
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花かつおにはダニがわく?
花かつおにダニはわくのでしょうか?
きちんと保管すれば大丈夫
開封した花かつおも、外からの侵入がない限りダニが発生するのは考えにくいとされています。
しかし、開けっ放しで保存するなど、保存状態が悪い場合は、ダニが発生する可能性もあります。
削り節は酸化による劣化が問題です。しっかり密閉して、湿気がこもらないように保存しましょう。
カビやダニがわいたら捨てる
カビやダニがわいた花かつおは、食べるのを避け、廃棄するのをおすすめします。
ダニは小さく、乳白色をしているので、目視で見つけるのは困難です。しかし大量発生した場合は、目視でも確認できるでしょう。
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カビやダニがわいた花かつおを食べるとどうなる?
もし、カビやダニがわいた花かつおを食べてしまったらどうなるのでしょうか。ここでは、引き起こされる可能性がある症状と、避けるべき環境について紹介していきます。
アレルギー症状
ダニが湧いてしまった削り節をうっかり食べてしまうと、アレルギー症状を引き起こす可能性もあるので、絶対に食べないようにしてください。
ダニアレルギーの症状は以下の通りです。
- 全身のけいれん
- 呼吸困難
- 腹痛
- じんましん
酷い場合は、アナフィラキシーショックを起こし、死亡してしまうケースもあるようです。
ダニアレルギーを引き起こすアレルゲンは、生きているダニそのものだけでなく、死骸やフンなども含まれます。
そのため、加熱してもアレルギーを防ぐことはできません。ダニの繁殖力は非常に高く、環境によっては恐ろしいほどの勢いでどんどん増えてしまいます。
ダニが発生しやすいものは、できるだけダニが寄り付かないような環境で保存することが大切です。
避けるべき環境
ダニは、温度20度以上、湿度60%の環境を好みます。湿気の多い環境で保存していると、ダニが発生しやすいので、避けましょう。
シンク下の食料庫やキッチン上の棚などの常温の環境は、高温多湿になりやすく、ダニが繁殖しやすい絶好の場所といえます。
ダニは温度10度以下、湿度50%以下の環境では発生しにくいため、冷蔵庫に入れて保存すると安心です。
また、ダニは、食べ物があるとそこに惹かれて集まってきます。食べ物をこぼしたときにそのままにしておくと、ダニが発生する原因となります。
そのため、削り節を保存する場所は、常に清潔に保ち、ダニの発生を抑えましょう。外部からダニを侵入させないように、密閉できる容器で保存するのも大切です。
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花かつおの保存方法は?
花かつおは、きちんと保存しておかないと、ダニやカビが発生すると紹介してきました。では正しい保存方法とはどんなものなのでしょうか。
ここでは、花かつおの保存方法や保存期限、おすすめの容器について紹介していきます。
保存方法
削り節は乾物なので、開封後も常温で保存している方が多いのではないでしょうか。未開封のものは、常温保存しても問題はありません。
しかし開封済みのものは、しっかりと袋の口を閉じて密封し、冷蔵庫に入れて保存しましょう。開封済みの削り節を常温で保存すると、悪性のカビが付着したり、ダニが湧いたりしてしまいます。
特に湿度が高くなる梅雨や夏場は保存方法に気を付けてください。ダニは20℃以下になると、冬眠状態になり繁殖をすることができません。
そのため、食品をダニから守る為には、冷蔵庫で保管するのが一番の予防になります。ただし、冷蔵庫で保存するとダニが死滅するわけではありませんので、あらかじめ対策しておくのも必要になってきます。
ダニクリンやダニ除けシートなど、ダニ対策グッズが市販されているので、そちらを使用するのもおすすめです。
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保存期限は?
真空パックの削り節は、未開封のもので1~2年日持ちします。開封後も、状態が良ければ1~2年は美味しく食べられます。
削り節は基本的に保存性が高く、正しい方法で保存していれば長い期間安全に食べられます。
おすすめの容器は?
密閉できる容器がおすすめです。フリーザーバックなどの袋に入れ、しっかり空気を抜いて保存するのがいいでしょう。
まとめ
花かつおの保存について紹介してきましたが、いかがでしたか?
この記事をまとめると
- 花かつおとは、荒節を使って作られた削り節のこと。
- 基本的に削り節は保存性が高い食品だが、保存環境が悪い場合、ダニやカビが発生する可能性がある。
- ダニが発生した削り節を食べると、アレルギー症状を引き起こす可能性があり、酷い場合はアナフィラキシーショックを起こす。
- 未開封なら高温多湿を避けて常温保存し、開封後は冷蔵保存するのがおすすめ。
- 湿気に弱く、外部からダニの侵入を防ぐためにも、密閉できる容器で保存する。
和食に欠かせない花かつおですが、保存方法を間違えると安全に食べられません。正しい保存方法をチェックして、最後まで美味しく楽しみましょう。
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