コリアンダーシードとコリアンダーパウダーの違いは？使い方は？

近年健康需要の高まりから注目を浴びている「スパイス」。カレーはもちろんの事、炒め物やドレッシングなど、様々な料理で使用されるようになりました。

日本でも、ガラムマサラやターメリック、カルダモンなど、様々なスパイスが登場するようになりました。今回は、スパイスの定番でもある「コリアンダー」について解説していきます。

コリアンダーは様々な名前で販売されており、「コリアンダーシード」や「コリアンダーパウダー」、「パクチー」など、その名称は様々です。それぞれに違いはあるのでしょうか。そこで今回は、

• コリアンダーシードとパウダーの違いは？
• コリアンダーとパクチーの違いは？
• コリアンダーとパクチーの栄養・効能

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

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コリアンダーシードとパウダーの違いは？

「コリアンダーシード」や「コリアンダーパウダー」、それぞれに違いはあるのでしょうか？それぞれの特徴や違い、使用方法などについて解説していきます。

違い

「シード」と「パウダー」の違いは、商品の「状態の違い」を表現しています。「シード」は種子を乾燥させた商品、「パウダー」はシードを粉末状にした商品を指します。

それぞれ使用する際、パウダーの方が使いやすかったり、シードの方が使用しやすいといったことがあるため、分けて販売したのですね。

それぞれの使い方は？

シードとパウダーはそれぞれに特徴があります。シードは風味が飛びにくく、保存性が高いという特徴があります。一方で、使用する際にすり潰したりしないと口に残るため、使いにくいという特徴もあります。

そのため、パウダーは料理にそのまま振りかけたり、調味料に混ぜるといった用途で使用します。シードは油で炒めて風味付けをしたり、ピクルスなどの漬物などに使用するといった使い分けができます。

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コリアンダーとパクチーの違いは？

続いてコリアンダーとパクチーの違いについて解説していきます。それぞれ「同一の物」として扱われることも多いですが、違いはあるのでしょうか。

違い

コリアンダーとパクチーは同じ植物を指す名称で、呼び名が違うだけです。英語でコリアンダー、タイ語でパクチー、中国語でシャンツァイ（香菜）と呼ばれます。どの呼び方でも間違いというわけでもありません。

ちなみに和名では「カメムシソウ」と呼ばれます。パクチーを食べたことがある方にとっては理解が得られそうな名前ですね。

それぞれどんな味？

それぞれ同一の植物を指す名称ですから、味の違いはありません。味の特徴を一番とらえた名称は「カメムシソウ」でしょう。まさに「カメムシ」、という風味がします。

クセになると食べたくなりますが、苦手な方にとっては「一生食べたくなくなる」程の強烈な味かもしれません。

パクチーブームが2020年ごろに到来し、美容や健康にパクチーが良いということが知られ、お酒や鍋料理など、日本でも様々なパクチー料理が見られるようになりました。

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コリアンダーとパクチーの栄養・効能

コリアンダー（パクチー）にはどのような栄養素が含まれていて、その成分によってどのような健康効果が期待できるのでしょうか？含まれる栄養素や効能について解説していきます。

栄養

コリアンダーにはビタミンEやビタミンCといった種類豊富なビタミン、カリウムやカルシウムといった様々なミネラルが多く含まれています。

特にカリウムとカルシウムが多く含まれており、カリウムは100ℊあたりに590mℊ、カルシウムは100ℊあたりに84ℊ含まれています。

ビタミンで多く含まれている成分はビタミンCとビタミンEで、ビタミンCは100ℊあたり40mℊ、ビタミンEは100ℊあたり1.9mℊ含まれています。ただしコリアンダーを100ℊ食べるのは至難の業でしょう。

効能

コリアンダーは、肌や血管の老化を防止する効果や、免疫力を高める効果、骨や歯を健康に保つ効果など、様々な健康効果が期待できます。

他にもハーブ特有の効果も期待でき、消化器官の働きを助ける効果や、口臭を抑える効果、精神を安定させる効果などが期待できます。アロマセラピーなどにも使用されるなど、食用以外にも様々な使い道があります。

まとめ

今回は、コリアンダーシードとコリアンダーパウダーの違いやそれぞれの特徴、コリアンダーの栄養素や効能などについて解説していきました。

いかがでしたか？コリアンダーやパクチーが、すべて同一の植物を指す名称であったことには驚きです。スパイスは心身を健康に保つためにも、食生活に取り入れたい食材です。是非この機会に、色々なスパイスを試してみましょう。

コリアンダーの栄養素や効能などについて、少しでも知識が深まったのであれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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