夏になるとジェラートが食べたくなりませんか?日本の夏は特に暑さと湿度が厳しいので、体を冷やすための冷たい食べ物というのは必需品ですよね!私たちの身近にはたくさんのアイスが存在しますがその中でもジェラートは少し特殊です。
ではジェラートとはどのようなものなのかについて一緒におさらいしていきましょう!
今回の記事では
- ジェラートとは?
- ジェラートはアイスクリームとは違うの?
- 賞味期限はどれくらい?
- 腐るとどうなるの?劣化する?
- 美味しい食べ方は?
これらについて解説していきたいと思います。
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目次
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ジェラートとは?
ジェラートとはイタリア発祥のお菓子のことで、イタリア語で「凍った」という意味から来ているものだそうです。その名の通りジェラートはとても冷たいアイスクリームのような食品で、一般的なアイスクリームよりも果汁や果肉をふんだんに使っている濃厚なおいしさが特徴的です。
ジェラートは何に分類されるの?アイスクリームではない?
ジェラートは乳脂肪分が4~8%と非常に低いので、どちらかと言うとアイスクリームではなくアイスミルクに該当する可能性が高いと言われています。ジェラートのようなアイス食品は全体に対する乳固形分や乳脂肪分の割合によってアイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイスの3種類に分けられます。
- 乳脂肪分8%以上のもの:アイスクリーム
- 乳脂肪分3%以上のもの:アイスミルク
- それ以下のもの:ラクトアイス
- 乳脂肪分が含まれていないものか限りなく少ないもの:氷菓
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ジェラートの賞味期限はどれくらい?
次は賞味期限について解説したいところですが、実はジェラートのような冷たいコールドスイーツには「明確な賞味期限はない」のです!
その理由は18度以下という低い温度のもとで保存されているため、カビや腐る原因となるものが発生しないからです。冷凍状態がキープされている限り細菌が発生したり増殖することもないので安心して食べられるのです。
実際にアイスクリームを販売している大手企業「ロッテ」にも以下のことが記載されています。
法律上でも表示義務が無い
法律上でも表示義務がないので、ほとんどのアイスクリーム販売企業は賞味期限を表示していません。
乳等省令でも「アイスクリーム類にあっては期限及びその保存方法を省略することができる」となっています。賞味期限が記載されていないのは違法ではないので安心してくださいね。
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賞味期限はないけれど劣化する!
先ほどジェラートなどのコールドスイーツには賞味期限はないということを伝えしましたが、冷凍保存されていても保存状態によって品質が劣化して、本来の美味しさを楽しめなくなる場合があるということを忘れてはなりません。
では品質が劣化したジェラートやアイスの特徴について紹介していきたいと思います。
溶けてドロドロになっている
溶けたものが再凍結して形が変わっている
霜だらけになっている
冷凍庫の臭いが移ってしまっている
口どけが悪い
舌触りが悪い
基本的には-18度以下の冷凍庫で保存すれば劣化することはないとされていますが、これはあくまで細菌の繁殖を防ぐことができるというだけです。
何度も冷凍庫を開け閉めすることによって冷凍庫の温度が上がり、一時的に溶けてしまったものがまた再凍結してしまうこともあります。こうなると本来美味しいジェラートの味が飛んでしまって、なんとなく味気ないジェラートになってしまうこともあります。
もし冷凍庫の中で保存するのであれば、冷凍庫の開け閉めはなるべく短時間で行うようにしましょう。また入り口の近くに置かないという意識も大切です。私たちが想像しているよりも遥かに冷凍庫内の温度は不安定ですので、食品の温度についても気を使ってあげるようにしてくださいね!
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ジェラートを美味しく食べよう!
では最後にジェラートを自宅で食べる場合によりおいしく食べる方法を紹介していきたいと思います!ジェラートをより美味しく食べる方法は以下の三つです。
- 少し解凍する
- よく練る
- アレンジを加えてみる
- 少し解凍する
ジェラートの食べ頃はマイナス8℃~マイナス10℃です。冷蔵庫の温度というのはマイナス18℃に設定されていますので少し食べ頃の温度を超えてしまいます。
なので冷蔵庫から出してすぐにジェラートを食べるのではなく、5分から10分ほど時間を置いておくとマイナス8℃~10℃くらいになるので、ちょうど良い食べ物を迎えることができます。
理想的な温度で食べることによってジェラートが持つ濃厚な香りを美味しさを味わうことができるようになりますよ!
よく練る
ジェラートは食べる前にスプーンでよく練ってから食べてみてください。これをやるのとやらないのとでは大きく食感が異なります。よりなめらかにお店で食べるようなおいしさにしたいなら、しっかりと食べる前にスプーンで練ってから食べてみてくださいね!
アレンジを加えてみる
ジェラートの本場イタリアではスープのように器に入れたジェラートにパンを浸したり、ブリオッシュやクロワッサンで挟んだりするのもとてもメジャーな食べ方になります。
日本ではパンの中にアイスを挟むという食べ方はほとんどありませんが、是非一度本場の食べ方にチャレンジしてみてください!お好みのアレンジ方法を見つけてみるのも楽しいかもしれませんね!
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- ジェラートとはイタリア発祥のお菓子のこと
- ジェラートは乳脂肪分が4~8%と非常に低い
- アイスクリームの分類では、アイスミルクに該当する可能性が高いとされている
- ジェラートには賞味期限はない
- 賞味期限はないものの劣化することがあるため冷凍庫に入れる時には注意が必要
- なるべく美味しく食べるには少し溶かして食べるのがおすすめ
- よく練るのも忘れずに!
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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