豆腐は古くから日本人にとても馴染みの深い食品で、そのまま冷奴で食べる方法をはじめ、味噌汁や炒め物、最近ではスイーツなど、様々な方法で食べられています。価格も安価で栄養価も豊富なことから、多くの方の家計の支えにもなっています。
今回は、豆腐の賞味期限や腐ってしまった際の見分け方について解説していきます。豆腐は賞味期限が短いため、油断しているとすぐに期限切れになってしまいます。
期限切れの食品を食べる際は自身の目利きが重要になりますから、しっかりと知識を付けておきましょう。今回紹介していくテーマは、
- 豆腐の賞味期限はどうなっている?
- 賞味期限が過ぎている豆腐を使う時は
- 豆腐の保存方法
これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。
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目次
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豆腐の賞味期限はどうなっている?
豆腐の賞味期限や消費期限はどのように設定されているのでしょうか?豆腐の日持ち期間について解説していきます。
賞味期限と消費期限の違いは何?
賞味期限と消費期限の違いは、食品衛生の観点から設定されています。一般的には「安全に食べることができる期間」が消費期限で、「品質が保たれる期間」が賞味期限とされています。
わかりやすく言えば、「消費期限が過ぎた食品は食中毒のリスクがある」、「賞味期限が過ぎた食品は美味しくないけど食べることはできる」、といった考えで良いでしょう。
お刺身や生のお肉といった生鮮食品は消費期限表示されていることが多く、お豆腐や納豆などの加工食品は賞味期限表示されていることが多いです。
法律で定められた製造方法を実施していれば、消費期限はこのくらいなどと決まっていますよ。
種類によって異なる賞味期限
賞味期限や消費期限は、それぞれの食品で期間が違います。これらの期限の基準は、食品衛生法やJAS法といった法律を基準にして設定されています。これらの基準に当てはめるため製造者側も、消費者の元まで届ける前に様々な条件をクリアしているのです。
豆腐の賞味期限は過ぎても食べれる?
豆腐の賞味期限切れは、未開封で冷蔵保存されている物であれば食べることは可能でしょう。2~3日程度であれば、特に味や風味の変化なく召し上がることができるでしょう。
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賞味期限が過ぎている豆腐を使う時は
豆腐は、数日賞味期限が切れてしまった程度であれば大抵召し上がることが可能ですが、確実に安全とは言えません。念のため、味見をしたり風味を嗅いだりして品質をチェックしましょう。ポイントについて解説していきます。
異臭のチェックをする
まずは味見をする前に「風味」のチェックを行いましょう。明らかな異臭がしないか確認する必要があります。豆腐は大豆由来の優しい風味を感じられますが、酸っぱい臭いなどを感じた場合は腐敗が進んでいます。
変色・カビの有無をチェックする
色の変化やカビが生えていないかなど、外見の判断も重要です。購入した時と明らかに見た目が違くなっている場合は腐ってしまっている可能性があります。豆腐は傷みだすと、色が黄色がかってきます。
粘りがあるかチェックする
表面に触れた時、納豆のように糸を引くようであれば腐ってしまっている証拠です。確実に腐敗が進んでいますから、味見せずに廃棄しましょう。
味をチェックする
外見や風味に異常が感じられない場合は味見を行いましょう。味見をした際、酸味を感じたり、苦味を感じた場合は腐ってしまっている可能性が高いです。
単純に「食べたくない味である」、と感じた場合も要注意です。人間の体は本能的に、危険な食べ物などは食べたくなくなるものです。とにかく異常を感じた場合は食べないようにしましょう。
加熱をする
味見をして「少し異常を感じるけど食べられるかも?」といった、半信半疑の場合もあります。そういった場合は本来食べることはおススメできませんが、勿体ないから何とかして食べたくなるものです。
そういった豆腐を食べる場合は「茹でてから」食べましょう。
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豆腐の保存方法
豆腐の保存方法について解説していきます。未開封の場合と開封済みの場合、それぞれについて解説していきます。
開封前の場合
開封前のお豆腐であれば、購入後速やかに冷蔵庫へしまいましょう。数日から一週間以内には食べ切りたい所です。
開封した後の場合
豆腐を半分だけ使用し、残りを保存しておきたい場合もあります。その場合は、新しいお水に浸けて冷蔵保存しましょう。お水にひとつまみ程度塩を入れると、日持ち期間が多少長くなると言われています。
冷凍保存する方法
実はお豆腐は冷凍保存も可能です。解凍後は水分が抜けるため、「高野豆腐」のような食感になりますが、煮物や炒め物などにはおススメの食材になります。
水気をよくふき取り、できるだけ密封できる袋に入れて冷凍保存しましょう。
まとめ
今回は、豆腐の保存方法や、期限切れの豆腐を食べる際のポイントなどについて解説していきました。
この記事をまとめると
- 豆腐の賞味期限は数日から数週間、長いものでは数か月以上日持ちする商品も販売されている
- 賞味期限切れのお豆腐を食べる際は、しっかりと状態を確認する
- 余った豆腐は新しい水に浸けて冷蔵保存。冷凍保存も可能
いかがでしたか?豆腐の日持ち期間や保存方法について、少しでも知識が深まったのであれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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