食用クラゲは、炒め物をはじめ、中華サラダや酢の物など様々な食べ方で提供される材料で、コリコリとした食感が特徴的です。
「きくらげはキノコである」ということは周知の事実となりつつありますが、中華サラダのクラゲが「本物のクラゲ」であることはあまり知られていません。
今回は、食用クラゲの賞味期限や、腐ってしまった際の変化について解説していきます。今回紹介していくテーマは、
- 食用クラゲの賞味期限はどれくらい?
- 食用クラゲの保存方法は?
- 中華クラゲは腐るとどうなる?
- 塩クラゲを美味しく塩抜きする方法
これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。
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目次
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食用クラゲの賞味期限はどれくらい?
食用クラゲはあまり大衆向けの食材とは言えませんよね。スーパーの鮮魚コーナーなどでもあまり見られないような気がします。食用クラゲの賞味期限はどれくらいなのでしょうか?
乾燥してる塩クラゲの場合
食用クラゲの多くは塩漬けされた「塩蔵クラゲ」です。水分を抜いて、脱水・乾燥といった工程を経て商品化されます。塩蔵クラゲの賞味期限はとても長く、1年~1年半程度日持ちすると言われています。
調理してしまうと期限が短くなるため、使用する分だけ水で戻しましょう。
水に戻してあるくらげの場合
生食用のクラゲの場合、塩蔵クラゲよりも賞味期限が短いことが特徴的です。一般的に生食用クラゲの賞味期限は「製造日から1か月程度」と言われています。要冷蔵商品のため、購入後は冷蔵庫で保管しましょう。
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食用クラゲの保存方法は?
食用クラゲの保存方法について解説していきます。塩漬けされたクラゲと水に戻した場合、それぞれの保存方法について解説していきます。
塩クラゲの場合
食用クラゲは様々な状態で販売されていますが、塩クラゲの状態であればそのまま冷蔵庫で保管しておくだけでも良いでしょう。冷凍保存も可能ですから、より長期保存したいという場合は冷凍庫で保管しましょう。
水に戻してある中華クラゲなどの場合
生食用クラゲなど、既に水で戻してある商品の場合は、開封後は速やかに食べきるようにしましょう。食べ切らないという場合は、傷みやすいので冷凍保存がおススメです。
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中華クラゲは腐るとどうなる?
中華クラゲは既に味付けされている商品や、塩漬けされた商品など様々な状態で販売されていますが、腐ってしまった際はどのような変化がみられるのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
見た目の特徴
中華クラゲが腐ってしまった場合は見た目の変化も見られます。以下のような変化がみられる場合が多いですから、ご自身の商品を比較し、状態を確認してみてください。
- 表面にカビが生える
- 触るとぬるぬるしている
- 触ると糸を引く
これらの変化が見られた場合は、確実に腐敗が進んでいるという証拠です。間違っても食べる事の無いようにしましょう。
味やにおいの特徴
中華クラゲが腐ってしまった場合は、味やにおいの変化も見られます。以下のような変化がみられる場合が多いですから、ご自身の商品を比較し、状態を確認してみてください。
- 異臭がする
- 明らかに味がおかしい
- 酸味を感じる
これらの変化が見られた場合は、確実に腐敗が進んでいますから、間違っても食べる事の無いようにしましょう。
食感の特徴
中華クラゲが腐ってしまった場合は食感の変化も見られます。コリコリとした食感が特徴的な中華クラゲですが、腐ってしまった場合は食感が無くなってしまうようです。
食感の変化も感じた場合は、腐っている可能性があるということになりますね。
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塩クラゲを美味しく塩抜きする方法
塩クラゲを購入した場合、塩抜きなどの戻し方も重要です。コリコリとした食感を残しながら戻すためには、どのような方法をとればよいのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
1.湯通しする
市販の食用クラゲのほとんどは「飽和食塩水に浸かっている」場合が多いため、食べる前は塩抜きの工程を行う必要があります。
塩抜きの際の1つ目の工程は「湯通し」です。沸騰しない程度のお湯を沸かし、クラゲを20~30秒程度お湯にくぐらせます。お湯にくぐらせると少し縮まってくるため、このような変化が見られたらお湯から上げます。
茹ですぎてしまうと食感が悪くなる恐れもあるため、くれぐれも茹で過ぎには注意しましょう。
2.真水に漬ける
塩抜きの2つ目の工程は「真水にさらす」工程です。湯通しした塩クラゲをザルに上げ、真水をはったボウルなどに入れ、塩抜きを行います。大体30分程度で一度味見し、塩抜きが行えているか確認しましょう。
まとめ
今回は、食用クラゲの保存方法や保存期間、塩クラゲの塩抜きの方法などについて解説していきました。
この記事をまとめると
- コリコリとした食感が特徴的な中華クラゲの原料は、塩漬けされた海のクラゲ
- 塩クラゲは長期保存が可能で、冷蔵保存で1年から1年半程度日持ちする
- 塩クラゲは湯通し・水にさらすといった「塩抜き」を行う必要がある
いかがでしたか?塩クラゲや生食用クラゲの保存方法や保存期間について、少しでも知識が深まったのであれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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