ジンギスカンとは?肉の種類・部位はなにを使う?どんな味がする?

ジンギスカンとは?肉の種類はなに?

羊のお肉ってことは知ってるけど、一体どこのお肉でどこの部位を食べてるのでしょうか気になりますよね。

そこで今回は、

  • ジンギスカンとは何?
  • ラムとは?
  • マトンとは?
  • 美味しい羊肉の食べ方は?

これらのテーマについて調べてみました。

美味しい羊肉の食べ方についても調べましたので、最後までゆっくり読んでください。

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ジンギスカンとは何?

それでは初めにジンギスカンについて詳しく見ていきましょう。

ジンギスカンとは何?

ジンギスカンとは羊肉(マトンやラムなど)を用いた焼肉料理のことを言います。ジンギスカン用の真ん中部分が盛り上がっている独特な形をした鉄板に野菜と一緒に羊肉を焼いて食べます。専用のタレに漬け込まれて焼くお肉から溢れ出る肉汁が野菜と絡み合い、とてもジューシーで旨味たっぷりです。ジンギスカンは北海道の郷土料理としても有名で、地域遺産として北海道遺産に指定されています。そのため道 民にも親しまれているソウルフード になっています。

ジンギスカンはモンゴル生まれ?

ジンギスカンはそのネーミングからモンゴル料理なのではと思う人もいるのではないでしょうか。しかしモンゴルとは一切関係ありません。しかしモンゴルでは一般的に羊肉を食べる機会が多く、蒸し焼きや煮ることが多いようです。ではジンギスカンはどこで生まれたかというと、実は中国大陸に進出した日本人が発案した料理のようです。中国でも羊肉は親しまれ、その調理法とモンゴル民族の調理法を参考に作られたのが今のジンギスカンの発祥とされています。

どこで食べられる?

ジンギスカンはラム肉を扱っているお店で食べることができます。最近では北海道だけでなく専門店も全国に多く存在し、手軽に食べることができます。また ネットや身近にあるスーパーなどでも材料を買うことができるので、自宅でも調理可能です。 しかし専門の鍋はないと思うので鉄板やフライパンで作ることになります。

ジンギスカンのタレはどんな味?

ジンギスカンの美味しさはタレが重要な要となっています。どんな材料で作られているかを以下にまとめました。

  • 玉ねぎ
  • りんご
  • ニンニク
  • 生姜
  • 蜂蜜
  • 醤油

これらの材料を入れて作られていることが多いです。特にりんごが入っている場合が多く、味の決め手になっています。

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羊肉の種類は?

ジンギスカンで使われる羊肉は、主にラムとマトンであると先ほど紹介しました。ではそれぞれはどのような羊の肉なのでしょうか。それぞれの特徴について詳しくまとめてみました。

ラムとは?

ラム肉とは羊の肉の中でも、だいたい生後12ヶ月以下の子羊の肉のことを言います。明確な境目としては、永久歯が1本も生えていないことが条件のようです。まだ子羊の肉なので、クセが少なく食べやすいです。ラムの中でも生後2〜3ヶ月以内のものは「ミルクラム」と呼ばれ高級食材です。ラムといえばラムチョップと言われる骨つきのリブロースが有名です。スーパーなどでも手軽に買うことができます。

マトンとは?

マトン肉は生後1年以上〜7年でその中でも永久歯が2本以上ある羊の肉のことを言います。性別としてはメスか去勢されたオスになります。ラム肉に比べると独特な匂いがあり肉質も硬めです。羊肉を食べ慣れている人ほどマトン肉を好む傾向があります。また値段でみてもマトンの方が安価になります。

羊肉の栄養は?

羊肉は低カロリー高タンパクな食べ物でダイエット中にもおすすめな食材ですが、それ以外にも以下のような栄養が含まれています。

  • 鉄分 ほうれん草の3倍の鉄分で、頭痛や食欲不振に効果的
  • L-カルニチン 体を温め、代謝を上げるのに役立つ
  • 必須アミノ酸 免疫量をアップさせ健康づくりに役立つ
  • 不飽和脂肪酸 動脈硬化を防ぎ血圧をコントロールする
  • ビタミンB1  疲労回復効果や神経を正常に保つ働きがある
  • ビタミンE  抗酸化作用があり老化を防ぐ効果がある
  • 亜鉛 細胞を活性化させ肌や髪を美しく保つ効果がある
 牛肉や豚肉などの他の肉と比べても栄養が豊富に含まれていて、なおかつ低カロリーなので定期的に食べることをおすすめします。 

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美味しい羊肉の食べ方は?

ジンギスカン以外にも羊肉を美味しく食べる方法はあるのでしょうか?美味しい食べ方について詳しくみていきましょう。

美味しく食べるための下ごしらえ

美味しく食べるために下ごしらえをすることは欠かせません。匂いが気になる時も下ごしらえをすることで食べやすくなります。下ごしらえの方法を以下にまとめました。

スパイスやハーブで漬け込む

羊肉はハーブやスパイスで漬け込むと、臭みを消すことができるだけでなくお肉自体が柔らかくなります。おすすめなのはローズマリークミンで、下味をつける際に一緒に漬け込むといいでしょう。

脂身を取り除く

羊肉の中で脂身がより臭みが強くなっています。そのため余分な脂身を取り除いて調理するのがいいでしょう。初めから脂身が少ないものを選びたいときは、 ヒレ肉 を選んでください。

酵素で漬け込む

羊肉を塩麹などの酵素で漬け込むことで、お肉がさらに柔らかくなって食べやすくなります。そのまま味付けにも使えるので便利です。

美味しい食べ方

羊肉の美味しい食べ方をご紹介します。

カレー

羊肉はカレーにして煮込むととても美味しいです。独特な匂いも消されて、お肉も柔らかくなります。スパイスカレーのようにして食べるといつもと違ったカレーが楽しめますよ。自宅で作れたらお店のようでおしゃれですよね。

オーブン焼き

羊肉は下ごしらえをしたらオーブン焼きをおすすめします。スパイスやハーブだけでなく、ガーリックなどで下ごしらえしても美味しいです。下味をつけたらオーブンで焼くだけなのでほったらかしたままで美味しくなります。メイン料理にいいですよ。

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まとめ

今回は「ジンギスカンとは?肉の種類・部位はなにを使う?どんな味がする?」についてまとめましたが、いかがでしたでしょうか。

この記事をまとめると

  • ジンギスカンとは羊肉(マトンやラムなど)を用いた焼肉料理のことを言う
  • ジンギスカンは北海道の郷土料理として人気ですがネットで簡単に取り寄せることができる
  • ジンギスカンの決め手はタレでりんごが使われていることが多い
  • ラムは永久歯が生えていない子羊で生後1年〜7年ほど育った羊はマトンという
  • 羊肉は栄養豊富で低カロリーな肉である
  • 羊肉は下ごしらえをするとさらに美味しく柔らかい肉が味わえる

羊肉は低カロリーで栄養豊富なので積極的に食事に取り入れたいです。ジンギスカンや他にも美味しいアレンジ方法がたくさんあったので、是非試してみてはいかがでしょうか。

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