日本でも馴染のあるインドカレー。スパイスを使って具材を煮込んだもので日本のカレーとは違います。
日本のカレーは小麦粉が入ったカレールゥを使いとろみがありますが、インドカレーは様々なスパイスを調合して作ります。
この、スパイスでアレルギー症状が出ることがあり蕁麻疹や腹痛が起きることもあります。そこで、今回は
- インドカレーはスパイスアレルギーが危険?
- パイスアレルギーの主な症状
- スパイスアレルギーの対処法
についてご紹介します。
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目次
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インドカレーはスパイスアレルギーが危険?
多様なスパイスを使い自宅でもインドカレーを作る方が増えてきました。実はインドカレーを食べることでアレルギー症状を起こすことがあります。
アレルギーには種類があります。
- 皮膚症状
- 呼吸器症状
- 粘膜症状
- 消化器症状
- 神経症状
アレルギーは症状が一つだけとは限らず急に複数できるときがあるので注意が必要です。
スパイスアレルギーとは
インドカレーには様々なスパイスが含まれています。
- シナモン
- ベイリーフ
- カルダモン
- グローブ
- コリアンダー
- クミン
- ターメリック
- チリ
- ガラムマサラ
インドカレーは必ず入っているスパイスが決まっている訳ではないので一例ですが、インドカレーを食べることでスパイスが原因のアレルギーを引き起こすこともあります。
主に皮膚の痒みや赤み、腫れ、酷い場合はアナフィラキシーショックを起こす可能性があります。
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スパイスアレルギーの主な症状
スパイスアレルギーになるとどのような症状がでるのでしょうか。アレルギーの症状は軽いものなら「ちょっと、おかしいな」と思うくらいで気にしない人もいます。
スパイスアレルギーの主な症状についてご紹介します。
蕁麻疹
蕁麻疹は普段は何ともないのに何かの拍子に出ることが多く、食品アレルギーで起こりやすい症状です。
- 皮膚が赤くなる
- 腫れる
- むくみが出る
- ポツポツができる
食物アレルギーが原因ならアレルゲンが体に入って数分後から数時間後に症状が出ることが多く、酷い場合には半日から1日、症状が続く場合もあります。
喉・口・唇の痒み
食品を食べた、数分後に起こることが多い症状です。
- 痒み
- 痺れ
- むくみ
- 腫れ
唇や口の中、喉に起こりやすく口腔アレルギー症候群と呼ばれることもあります。ほとんどの場合はしばらくすると症状が落ち着きますが、アナフィラキシーショックを起こすこともあります。
ショック症状は長引くこともあり危険性もあります。違和感が長引くようなら放っておかずに病院へ行きましょう。
腹痛・下痢
インドカレーに含まれるスパイスとの相性が悪く消化器系が弱ってしまうことで腹痛が起きることもあります。
ですが、アレルギーの症状としても消化器症状として腹痛がみられます。アレルギーとなる物質を体に一定量を超えて摂取すると様々な症状ができますが、その量には個人差があります。
特定のものを食べると体内の免疫システムが過剰に反応し、下痢や腹痛を引き起こします。特に下痢になると体内の水分が失われてしまうので水分補給を忘れずに行いましょう。
嘔吐・吐き気
嘔吐や吐き気もアレルギー反応の消化器症状です。腹痛や下痢と同じ体内の免疫システムが過剰に反応することで嘔吐、吐き気を引き起こします。
腹痛や下痢、嘔吐や吐き気の場合にはアレルギーよりも胃腸炎を疑う人もいます。どちらも症状が似ているので、不安な方は病院へ行きましょう。
発熱
食物アレルギーには様々な症状が出ます。蕁麻疹や痒みの他にも発熱や頭痛、ぐったりしてしまうことも。
スパイスアレルギーの症状も皮膚に出ることが多いですが、頭痛や発熱の症状があることも覚えておいた方がいいですね。
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スパイスアレルギーの対処法
スパイスアレルギーなど食物アレルギーが発症した場合には自己判断を避けるようにしましょう。
蕁麻疹などはストレスや疲れた時など食べ物以外の要因でも発症することはありますが、食物アレルギーじゃないとは言い切れません。
また、自己判断で「この食べ物かな?」と食べ物を除去しても、また発症してしまえば意味がない除去になってしまいます。
スパイスアレルギーかどうか不安な方や頻繁に症状が出る方は、専門医に診察してもらいましょう。
スパイスアレルギーのように食物アレルギーが発症した場合の治療薬はありません。原因食物を除いた食生活指導を行います。完全に除去するのではなく、最小限にすることが多いです。
また、自己判断ではなく専門医による食物除去なら栄養が失われないように代替食品の紹介など栄養指導も行ってくれるので健康的な生活を続けることも可能です。
子供はいつから食べられる?
家庭的なカレーではなく、本格的なインドカレーを子供に食べさせたい!と思っているママさんもいますね。
自宅で作る際も、外食する時にもインドカレーを何歳から子供が食べられるかは知っておきたいです。
インドカレーを子供が食べられるかどうか明確に決まりはありません。カレーを食べ始めるのは早くて3歳くらいから、辛さになれる年齢は8歳から10歳くらいです。
インドカレーの中には子供が食べられるメニューを用意しているお店もあるので確認してみるといいかも知れません。
ですが、インドカレーに使われる食材やスパイスにはアレルゲンの27品目に含まれているものもあります。アレルギーは大人だけじゃなく、子供にも出ますので初めて食べさせる時には注意が必要です。
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まとめ
「インドカレーによるスパイスアレルギーの症状」についてご紹介しました。
この記事をまとめると
- アレルギーの症状は1つとは限らず複数のアレルギー症状が出ると危険
- 主な症状は「蕁麻疹」、「喉・口・唇の痒み」、「腹痛・下痢」、「嘔吐・吐き気」、「発熱」
- スパイスアレルギーは自己判断せず、専門医に診てもらう
- インドカレーは早くて3歳頃からインドカレーに入っているスパイスに気をつける
インドカレーを好きな方は多く、ご飯と食べてもナンと食べても美味しいですね!
インドカレーに入っているスパイスでアレルギーを発症する可能性もあり、アレルギーを持っている人は注意して食べるようにしましょう。
どんなものにアレルギー反応するか分かるのなら自分でスパイスを選んで自宅で作ってもいいですね。
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