生パスタとパスタの違い|特徴・茹で時間・賞味期限はどう違う?

パスタには『生パスタ』と『乾麺のパスタ』がありますが、どう違うのでしょうか?特徴や賞味期限・保存方法などの違いについて比較しました。今回は、

  • 生パスタとパスタの違い
  • 特徴・賞味期限・保存方法

これらのテーマについて紹介いたします。

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生パスタとは?

“生パスタ”とは乾麺のように乾燥させずに作るパスタの麺で、モチモチとした食感が特徴です。原料は小麦粉や卵・水・油などで、細い麺から太い麺まで種類は様々です。

パスタの本場イタリアでは、主にデュラムセモリナ粉という小麦粉を使って作られます。乾麺と比べて茹で時間が短く、1〜4分ほどで茹であがります。生パスタはソースと絡みやすく、早く伸びてしまうといった特徴もあります。

乾麺との違いは?
  • 製法
  • 茹で時間
  • 食感

生パスタは水分量が多いので、茹で時間が短いのが特徴です。乾麺のパスタの茹で時間が7〜9分程度なのに対し、生パスタの茹で時間は約3分と半分です。また、乾麺のパスタと生パスタは食感が大きく異なります。

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賞味期限・日持ちの違いは?

生パスタの賞味期限

生パスタには水分が多く含まれているため、乾麺よりも賞味期限は短くなります。生パスタは常温でも保存できますが、その日持ちは未開封で約10日です。開封後は乾燥して風味や食感が落ちてしまうため、2〜3日ほどとなります。

乾麺タイプのパスタの賞味期限は1年以上のものが多く、かなり大きな賞味期限の違いがあります。

生パスタの賞味期限
  • 未開封…約10日
  • 開封後…2〜3日

乾麺パスタの賞味期限

パスタの日持ち日数の目安は、開封後・未開封それぞれ下記の日数となっています。

パスタの日持ち
  • 未開封…約3年
  • 開封後…1〜2ヶ月

乾燥パスタは傷みにくい食材なので、未開封であれば3年は日持ちします。開封後の日持ちが短いのは、一度封を開けると虫がつきやすくなるからです。では、この賞味期限を超えた場合でも食べることはできるのでしょうか?

賞味期限切れはいつまで食べられる?

生パスタ

生パスタの賞味期限は未開封で10日ほどですが、 賞味期限が切れてしまっても未開封で数日であれば食べられることが多いです。  賞味期限切れ1ヶ月は麺が傷んでいる可能性が高いですが、1週間程度であれば問題なく食べられるでしょう。しかし、保存状態が悪いと傷んでいることもあるので、よく見分けてから食べましょう。次は、腐ってしまった時の特徴についてご紹介します。

パスタ(乾麺)

乾麺のパスタは腐りにくいので、開封後の賞味期限切れでも1〜2ヶ月以内であれば食べられることが多いです。しかし、ダニがつくこともあるので、できるだけ早めに消費しましょう。

腐るとどうなる?腐った時の違いは?

生パスタが腐ると

生パスタは常温で10日ほど日持ちする食品ですが、室温が高いと腐ってしまうこともあります。特に夏場は室温が高くなるので、冷蔵庫で保存した方が安全です。生パスタは腐ってしまうと、どんな風に変化するのでしょうか?腐ってしまった生パスタに見られる状態はこちらです。

腐ると…
  • 変な臭いがする
  • カビが生える
  • べちゃべちゃする
  • 変色している
  • 酸っぱい匂いがする
  • 麺同士がくっつく

一番起こりやすいのがカビです、生パスタは腐ると黒カビや白カビ、緑色のカビが生えてしまいます。また、麺がべちゃっとしたり変色することもあります。このように腐った生パスタを食べると、腹痛や下痢などの食中毒症状が出るので食べないようにしましょう。

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乾麺パスタが腐ると

乾麺のパスタは乾燥モノなので、腐るということがありません。「腐る」というよりも「劣化」していきます。では、劣化したパスタはどんな状態になるのでしょう?

劣化すると…
  • カビが生えてしまう
  • くすんだ色に変色している

パスタは、腐ったり劣化したりすることがあまりありませんが、 湿度の高い場所で保存することでカビが生えたり、色がくすんでしまう ことがあります。

保存する際はできれだけ冷暗所に置くことで、日持ちしますので保存場所には注意しましょう◎

保存方法の違い

生パスタの保存方法

生パスタの正しい保存方法についてご紹介!あまり賞味期限は長くない生パスタですが、できるだけ美味しい状態で保存するポイントはこちらです。

保存のコツ
  • 未開封であれば常温保存OK
  • 直射日光が当たらない場所に置く
  • 湿度が高くない場所に置く
  • 開封後は乾燥しないよう密閉袋に入れるのがベター

生パスタは湿度や乾燥に弱いです。開封後はこの2つに注意して、2〜3日以内に消費しましょう。未開封であれば常温でも保存できますが、夏場など暑い時期は冷蔵庫に入れた方が安全ですよ◎

冷凍できる?

生パスタを長期保存したい場合は、冷凍保存も可能です。未開封であればそのまま袋ごと冷凍庫に入れて保存します。冷凍した生パスタの賞味期限は、約1ヶ月です。

開封後の冷凍保存は麺が乾燥しやすいため、あまりおすすめではありません。どうしても冷凍する場合は、乾燥を防ぐためしっかりラップに包んでから密閉袋に入れて保存しましょう。

乾麺パスタの保存方法

乾燥モノなので基本的には日持ちします◎冷暗所を選んで正しく保存すれば、長持ちさせることができますよ。

保存のポイント
  • 基本的に常温保存でOK
  • 開封後はしっかり封を閉じる
  • 虫がつかないように冷蔵庫に入れてもOK

パスタは常温保存で問題ありませんが、開封後の虫の侵入をゼロにするには冷蔵庫に入れる方法もあります。

茹でたパスタの冷凍保存

これまで調理前の乾燥パスタの日持ちや保存方法について紹介してきましたが、茹でたパスタは作り置きとして保存しておくことができるのでしょうか?

  • 常温 / 冷蔵…1日
  • 冷凍…約1ヶ月

一度茹でたパスタは、時間の経過と共に固くなってしまうため、常温・冷蔵共に1日しか日持ちしません。腐ってしまうわけではありませんが、カチカチになってしまいまいます。冷蔵する場合は、翌日中には食べるようにしましょう。

長期保存したい時は、冷凍しておくことができます◎

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まとめ

この記事をまとめると

  • 生パスタと乾麺パスタの違いは、製法・食感・茹で時間
  • 生パスタは茹で時間が短く、モチモチ食感が特徴
  • 生パスタは水分量が多いので腐りやすい / 乾麺は腐りにくい

生パスタと乾麺のパスタは、食感に大きな違いがあります。モチモチした食感がお好みの方には生パスタがおすすめです。日持ちするのは乾麺のパスタなので、消費できる日数によって使い分けてみましょう‥!

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