蒲焼に合うおかず(副菜)はいったい何?サラダやスープも紹介!

栄養満点でスタミナ食として知られる鰻。古くから滋養強壮食品として薬膳的にも様々な効果があるとして食されてきました。抵抗力を高めるビタミンA、疲労回復に良いビタミンB1を豊富に含むので夏ばて予防に最適な食材ともいえます。そんな、鰻ですが一緒に食べる副菜は何がいいのでしょうか?そこで今回は、

  • うなぎの蒲焼き丼に合うおかずのレシピ
  • うなぎの蒲焼き丼に合うサラダのレシピ
  • うなぎの蒲焼き丼に合うスープ

こちらをテーマに解説していきます。

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うなぎの蒲焼き丼に合うおかずのレシピ

豆腐ステーキ

島根県の郷土料理「うなぎ豆腐」があります。うなぎ豆腐は食べやすい大きさに切ったうなぎと豆腐をだし汁で煮込んで作った料理のことです。今回はそんな豆腐をステーキにしてみました。

うなぎにも豆腐にも、たんぱく質やカルシウムが含まれていて体づくりを助けてくれますが、どちらの食材も食物繊維ビタミンCを摂取するのが難しいため、上に青ネギや白髪ネギをたっぷりのせて消化酵素で弱った胃腸の働きをサポートしてくれる大根おろしをのせて食べるのがオススメです。

ナムル

ご家庭でも簡単に作れるもやしのナムルをご紹介いたします。

もやし (250g)1袋

ごま油 大さじ2

しょうゆ 大さじ2

白いりごま 大さじ2

すりおろしニンニク 小さじ1

豆板醤 小さじ1/2
茹でたもやしを合わせ調味料と合わせるだけです。おいしく作るコツは水気をしっかりとってあげることです。もやしは鰻に足りないビタミンCも含まれており、夏に欠かせない疲労回復スタミナ増強効果を持ったアスパラギン酸も豊富です。鰻と一緒に夏バテ予防にいかがですか?

ネギ塩スナップエンドウ

うなぎには、脂質やたんぱく質だけではなく、ミネラルビタミンも数多く含まれています。特に皮膚や粘膜の保護に働きかけてくれるビタミンAが豊富なんです。

しかし、ビタミンの中でもビタミンKビタミンCが少ないので、他の食材で補うのがオススメです。ねぎには、免疫力を高める働きや、コラーゲンの生成に関与しているビタミンCが含まれています。

元々うなぎにはビタミンCがあまり含まれていませんが、ねぎを一緒に食べることで簡単に足りない栄養素を補えますよ。

だし巻き卵

う巻き、うな玉丼といった料理は一緒に食べることが多いうなぎと卵の組み合わせかと思います。両方ともビタミンB群を含んでいるため、夏バテ防止の効果があります。

卵には、骨の形成に必要なたんぱく質を活性化させる働きのあるビタミンKが含まれており、ケガなどで出血した際に血を止める成分の生成に関わっているんです。卵と一緒に食べることで、うなぎだけでは不足してしまう栄養素を補填できるで嬉しい組み合わせですね。

茶碗蒸し

茶碗蒸しは低カロリーでダイエットにもおすすめで、夏の弱った胃でも受け付けやすいかと思います。茶碗蒸しに鰻を加えた料理もあるので、ご紹介させていただきました。

ひじきの煮物

基礎代謝を助けるヨウ素鉄分が豊富なひじき。鰻で取れない栄養素を補充できるのと、おすすめの食べ方が余った鰻のタレを煮物に加えるだけでご飯がすすみます。鰻の香りでご飯を食べるお話もあるので、タレも余すことなく使って食卓を豊かにしていきたいですね。鰻の脂との相性も良く、ひじきの栄養の吸収を助けてくれます。

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うなぎの蒲焼き丼に合うサラダのレシピ

かぼちゃのデリ風サラダ

かぼちゃを何故紹介するかというと鰻の本来の旬は冬場に向けて身に脂がのる初秋から冬の時期です。 かぼちゃも収穫時期は夏ですが、追熟したほうが甘くなるので食材同士の旬を合わせてご紹介いたしました。デリ風にするとレーズンやクルミを入れてサワークリームで和える多いですが、余すことなく食材を食べるためにかぼちゃの種を甘く味付けをしてクルミの代わりに食感を出しましょう。

かぼちゃの種は、脂との相性も良く不飽和脂肪酸リノール酸オレイン酸が含まれた食材です。これらの不飽和脂肪酸にはLDLコレステロールを減らし、血圧を下げるといった効能が期待されています。

牛タンとアボカドのサラダ

最近ではアボカド丼に鰻を載のせたりもするみたいですね。アボカドに含まれる脂は半分以上が不飽和脂肪酸で栄養も豊富なので健康にもいい食材となっています。鰻に足りないビタミンCを補充したいので、牛タンとも相性のいいレモンのドレッシングと合わせてみてはいかがでしょうか?

ポテトサラダ

ジャガイモにはビタミンCが豊富に含まれているので栄養学的に鰻と相性のいい食材です。副菜として、主菜を引き立てるために蒲焼には欠かせない山椒のポテトサラダなどはいかがでしょうか?夏が旬の枝豆なども加えると季節感があっていいですね。

うなぎの蒲焼き丼に合うスープ

卵とわかめの中華スープ

ビタミンB群が豊富な卵と食物繊維カルシウムマグネシウムが豊富なわかめを汁物にして鰻に足りない栄養分を補充して暑い夏も乗り切りましょう。

しじみの味噌汁

土用の丑の日は、梅雨も明けて本格的な夏の暑さに見舞われる頃です。土用うなぎ、土用しじみは昔から夏バテ予防の食習慣として受け継がれてきました。昔からしじみは体に良いといわれていますが、しじみに含まれるアミノ酸ビタミンB12肝臓の働きを助け肝臓の機能を活性化させ、貧血や二日酔いなどにも効果的です。

貝類には特有の甘味とうま味があるので鰻と合わせて汁物としてお勧めです。しじみは貝類の中で最も多くコハク酸を含み、味噌汁のアミノ酸との相乗効果でうま味が良く出ます。おいしいだけでなく、コハク酸にはコレステロールを抑える効果もあるので夏の暑さに勝つために鰻と一緒にしじみを食べましょう。

まとめ

この記事をまとめると

  • 鰻には抵抗力を高めるビタミンA、疲労回復に良いビタミンB1が豊富
  • 栄養面では、鰻に含まれていないビタミンCや食物繊維を一緒に取ることがおすすめ
  • 夏の風物詩なので、夏が旬の食材と合わせてみると味や栄養面でもおししい

いかがでしたでしょうか?脂の多いウナギと、酸味の強い梅干しは、両方とも内臓を刺激し、消化不良を起こすとされていましたが酸が脂の消化を助け、近年では相性がいいと言われています。高級食材であるウナギの食べすぎないようになど面白い逸話が残っています。

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