塩にダニは湧くの?うまみ調味料は注意?保存容器や保存のポイント

ダニは家に数多く潜んでいると言われていますが、実はキッチンにも潜んでいると知っていますか?

調味料の中にもダニがわいてしまうことがあるようですが、塩にもわいてしまうのでしょうか。

この記事では、

  • 塩にダニが湧くって本当?
  • ダニが入り込まない保存方法
  • ダニが入り込みやすい家とは?

をテーマに紹介していきます。塩にダニがわくのか知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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塩にダニが湧くって本当?

塩にダニは湧くのでしょうか。ここでは、塩にダニが湧く可能性について紹介していきます。

塩にはダニはほとんどわかない

ダニは一つの家に数百万から数億匹存在していると言われており、その中にはキッチンを好むダニも存在します。

どこの家庭にも必ずある塩ですが、少量を買うことはあまりないでしょう。常温保存している塩にもダニが潜んでいるのか不安になりますよね。

しかし安心してください。一般的な塩にはダニは繁殖しません。ダニが繁殖するのは、ダニが繁殖する環境ができてしまっているのが原因です。

しかし、一般的な塩にはダニが繁殖するための条件が整っていません。そのため、一般的な塩は常温で保存してもほぼ問題がないと言えます。

ただ、食べ物や調味料によってダニが好むものもあります。ダニが好む食材を知って、繁殖しないよう保存することが大切です。

ミックスされた調味塩は危険

調味塩は、塩にハーブやスパイス・砂糖・そのほかのうま味成分をブレンドして作られたものです。

食べ物や調味料を好むダニも存在するため、調味塩は気をつけた方がいいでしょう。

旨味成分が入っている塩もダニが湧く

旨味成分が含まれたものは、ダニが発生しやすい食品なので気をつけた方が良いでしょう。

食品に発生する主なダニは、コナダニとチリダニです。小さくて肉眼ではなかなか見つけられないうえに成長のスピードが早い特徴があります。

うま味調味料とは?

うま味調味料とは、味の素やハイミーなどに代表される、料理を美味しくするための調味料です。

昆布、かつお節、干ししいたけのうま味成分である、グルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸を溶けやすく、使いやすくしています。

料理、加工食品などに基本味のひとつであるうま味を与える役割があります。そのほか、素材の味を引き立たせ、全体の味を調和させる働きもあります。

うま味調味料は、世界各国、各地域でとれるさまざまな農産物を原料としており、アジアではサトウキビが主流です。

主成分であるグルタミン酸ナトリウムは、食品衛生法により食品添加物の調味料に分類され、安全性試験をすべてクリアしています。

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ダニが入り込まない保存方法

塩は正しい方法で保存すればダニが発生しません。正しい方法で保存し、虫やダニの発生や混入から守りましょう。

ここでは、ダニの湧きやすい環境や保存する際のポイントについて紹介していきます。

ダニが湧きやすい環境

温度が20℃〜30℃、湿度が60〜80%がダニが繁殖しやすい条件です。湿度が高くなる6〜7月の梅雨時期に繁殖し始め、8月~9月以降は多くのダニの死骸が残ります。

さらに、冷暖房が常にきいている室内は、1年を通してダニが活動しやすくなります。最近の日本の住宅は、気温や湿度が一定に保たれ、ダニの繁殖には最適な環境です。

そのため、30年前に比べてダニの数は約3倍に増えたともいわれています。また、ダニはエサとなる人の皮脂や食べこぼしがある場所や繊維が多い場所、暗い場所などを好みます。

保存するときのポイント

塩は常温での保存が可能です。一般的な塩はダニなどの生物が生きていけるだけの十分な水分や栄養分などが足りていません。

そのため、ダニは塩の中で繁殖しません。よって塩や砂糖を常温で長期間保存しても、ダニが発生することは考えにくいようです。

保存容器の選び方

密閉できる容器で保存しましょう。ダニの侵入だけでなく乾燥や湿気を防ぎ、他のニオイが移りにくい容器がおすすめです。

ガラス瓶やジップロックなどでもいいでしょう。

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ダニが入り込みやすい家とは?

ダニが入りやすい家とはどんな家なのでしょうか?その特徴を紹介していきます。

部屋の温度が20~30℃・湿度が60~80%

キッチンはダニが繁殖しやすい条件がそろっている場所です。綺麗にみえる家にも実はダニが潜んでいる可能性があるので、油断はできません。

ダニが繁殖しやすい環境は以下の通りです。

  • 湿度が約60~90%
  • 温度が約20~35℃
  • ダニのエサとなるものが十分にある
  • 潜って卵を産める場所がある

ダニは高温・多湿を好むため、梅雨の時期が一番繁殖しやすいと言われています。

近年では暖房器具が普及しているため、冬でもダニが多く発生したり繁殖したりすることがあります。

文明の発達などにより、ダニの量は30年前と比べて約3倍にも増えているようです。

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部屋が汚れている

ダニの餌は、フケや垢、食べ物のカスやカビなどです。

あまり掃除されていない場所にダニの餌がたくさん落ちているので、ダニが育ち増えやすくなります。

また、窓をあまり開けない、換気扇を回さないような風通しの悪い家では、ダニが外に出て行かずに家の中に留まります。

ペットの毛もダニの餌になるので、こまめに掃除することが大切です。

まとめ

塩にダニが湧くのか、そんな疑問について紹介してきましたが、いかがでしたか?

塩は基本的にダニが湧かない食品です。しかし、調味塩など、条件によってはダニが発生してしまうため、気をつけましょう。

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