野菜といえば栄養豊富で体に良いイメージがあるのではないでしょうか。しかし栄養のない野菜ランキングが存在しています。
この記事では、
- 栄養のない野菜とは?
- 栄養価の低い野菜を紹介
- 栄養価は低いけどメリットがたくさんある
をテーマに紹介していきます。栄養価が少ない野菜を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
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栄養のない野菜とは?
栄養がない野菜とはどんな野菜のことを指すのでしょうか。ここでは栄養のない野菜の定義について紹介していきます。
栄養のない野菜はない
野菜にはさまざまな種類があり、どれも栄養豊富に感じるかもしれません。しかし、中には栄養素が低い野菜も存在しています。
食べ物であるため、全く栄養素がない野菜はありません。
栄養価の低めな野菜はある
栄養が低いと言われている野菜は、6大栄養素の含有量が少ない野菜のことを指します。6大栄養素とは以下の成分です。
- 糖質
- 脂質
- たんぱく質
- ビタミン
- ミネラル
- 食物繊維
6大栄養素は、体作りに欠かせない成分で、日々の食事でバランスよく摂取するのが大切です。
しかし、これらの栄養が含まれていない野菜があり、それが栄養のない野菜と呼ばれています。
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栄養価の低い野菜を紹介
野菜にはさまざまな種類があり、栄養豊富と言われていますが、そうではない野菜もあります。
しかし、6大栄養素が含まれていなくても体に良いことには変わらないため、積極的に摂取するのがおすすめです。
ここでは、栄養価の低い野菜を紹介していきます。
大根
根菜類である大根はほとんどが水分で構成されています。100gあたりのカロリーは18キロカロリーと、かなり低いのが特徴です。
ビタミンCは豊富に含まれていますが、抗酸化作用効果のあるビタミンEは入っていないません。大根を食べるときは他の食品で補いましょう。
三つ葉
三つ葉はビタミンCが豊富に含まれています。カロリーは100gあたり18キロカロリーと低く、食物繊維も2.5gしか含まれていません。
三つ葉はサラダなどメインで活用する場合もありますが、基本的には汁物や丼物の添え物になることが多い野菜です。
そのため、三つ葉を食べても野菜不足解消とするのは難しいでしょう。
セロリ
便秘解消などの効果が期待できるセロリですが、そのほとんどが水分で構成されており、100g食べても食物繊維は1.5g程度しか摂取できません。
ただし便秘解消には水分も必要であるため、便秘の解消を狙うなら他の食物繊維が豊富な野菜と一緒に、摂取するのがおすすめです。
生姜
生姜は栄養のない他の野菜に比べ、100gあたりのカロリーが高めです。しかし食物繊維やビタミンCは若干摂取できるものの、成分の91%が水分で構成されています。
香辛料として活用されることが多く、体を温める効果や風邪の予防に効果的です。
レタス
100gあたりのカロリーが12キロカロリーと低く、食物繊維もそれほど多くありません。
レタスはヘルシーでサラダに活用されることが多いですが、ビタミン類も多く含まれていないため、サラダにする場合でもにんじんやほうれん草などの緑黄色野菜で栄養バランスを補いましょう。
もやし
価格が安く、かさましや節約料理としても活躍しているもやしも、栄養がない野菜のひとつです。
全体の95%が水分で、カロリーや食物繊維もほとんど含まれていません。ただし、むくみに効果的なカリウムやアスパラギン酸が豊富です。
そのため、ダイエットには最適な野菜と言えるでしょう。
キュウリ
きゅうりの成分はほとんどが水分であり、カロリーもごくわずかです。1本食べても14キロカロリーしか摂取できません。
きゅうりは世界一栄養のない野菜のワースト1位として、ギネスブックにも記録されています。
また、キュウリに含まれている酵素成分は、ビタミンCを破壊してしまうため、ビタミンCの摂取を目的として作るサラダには不向きです。
しかし全く栄養がないわけではなく、カリウムやカルシウムが豊富な野菜なので、むくみやストレスを解消する効果が期待できます。
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栄養価は低いけどメリットがたくさんある
栄養が少ない野菜は6大栄養素の含有量の少なさによって決められていると説明しました。しかし栄養が少ない野菜には、6大栄養素以外の栄養素が豊富に含まれていることもあります。
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他の食材と組み合わせることで効果的に
三つ葉に含まれているβカロテンは、体内に入るとビタミンAに変換され、目や鼻などの粘膜の健康に効果が期待できます。
ビタミンAは脂溶性の成分で、油に溶けやすいため、炒め物にするのがおすすめです。かつ丼などの添え物としてよく使用されている三つ葉ですが、効率的な食べ方なので、たっぷり乗せて食べましょう。
大根やもやし・きゅうりなどは、カリウムが豊富に含まれています。カリウムは、体内のナトリウム量を調整して体外に排出する働きがあります。
そのため、むくみや高血圧が気になる方は、積極的に摂取したい成分です。水分と一緒に摂取することで、体内の血液循環が良くなり、より効果が得やすくなります。
まとめ
栄養価が少ない野菜について紹介してきましたが、いかがでしたか?
この記事をまとめると
- 栄養がまったくない野菜は無いが、6代栄養素が含まれていない野菜は、栄養が少ない野菜と言われている。
- 栄養が少ない野菜は、レタスやもやし・キュウリなどがある。
- 栄養価が少ない野菜は、それを補うような食材と一緒に食べるのがおすすめ。
栄養価が少ない野菜といわれている野菜でも、バランスよく摂取して、健康的に過ごしましょう。
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