試験勉強や仕事など、日々忙しい生活を送り日本人は常に疲れているといっても過言ではありません。疲れてクタクタになってしまったとき、ついつい栄養ドリンクに頼ってしまう人も多いのではないでしょうか。
- 栄養ドリンクを飲む目的とは?
- 賞味期限が切れた栄養ドリンクは飲んでも平気?
- 栄養ドリンクを飲む適切なタイミングを知る
今回は、こちらについて詳しく解説していきます。
スポンサードリンク
目次
|
|
栄養ドリンクってなに?
栄養補給を目的とした飲み物
コンビニで見かける栄養ドリンクには、様々な種類が存在します。そもそも、栄養ドリンクとは、「肉体疲労時の栄養補給」を目的として販売されている商品になります。
疲労を回復してくれる効果がある
栄養ドリンクには、ビタミン類やアミノ酸を始めとして滋養強壮効果があると言われる生薬や漢方薬などの成分が含まれている特徴があります。
カフェインや糖質が多く含まれている物が多い
栄養ドリンクには前述した通りアミノ酸やビタミン類が含まれているものの、同時にカフェインや糖質も多く含まれていることをしっかりと理解していく必要があります。
飲みすぎると危険
栄養ドリンク製品に記載された用法用量をしっかりと守って飲用する場合は、大きな問題はありませんが、飲みすぎることによってカフェインや糖質の過剰摂取となり、逆に健康を害することも考えられます。
栄養ドリンク1本にはカフェイン120mg程度が含まれていることが多いため、1日に3〜4本の摂取を続けてしまうことは明らかに過剰摂取となるでしょう。
スポンサードリンク
栄養ドリンクの賞味期限切れは飲んでも良いの?
大量に購入した栄養ドリンクを飲みきれずに冷蔵庫で保管してしまい、うっかり賞味期限切れになってしまった場合、どう対処すればよいかを解説します。
賞味期限の目安は?
栄養ドリンクの代表格として知られるリポビタンDの賞味期限は製造日から3年6ヶ月となっています。このことから栄養ドリンクは、かなりの年月長持ちする製品であることがわかります。
少しなら過ぎていても問題ない
栄養ドリンクに限らず、食品や飲料の賞味期限は食品メーカーがかなりの余裕を持って設定します。そのため、栄養ドリンクの場合は1ヶ月や2ヶ月程度であれば問題なく飲むことが出来るでしょう。ただし、あくまで自己判断で行うということを忘れずに。
保存状況によって悪くなっているものもある
多少賞味期限が切れていても問題ないと解説した栄養ドリンクですが、製品の状態や保存助教によっては品質が低下している場合も考えられます。以下の状況の場合は、飲まずに廃棄することをおすすめします。
一度キャップを開けてしまった場合
一度でもキャップを開けてしまった栄養ドリンクは、空気に触れることで急激に品質が劣化します。製品に記載されている賞味期限は、あくまでも「開封前」の品質を保証するものなので注意が必要です。
高温多湿・直射日光に長時間置かれた場合
栄養ドリンクに貼られているラベルには、製品の適切な保存方法が必ず記載されています。その保存方法を逸脱した場所で保管してしまった場合は例え未開封状態であっても品質劣化の恐れがあるため注意が必要です。
腐るとどうなるの?
栄養ドリンクは腐敗しても外観上に大きな変化は現れません。そのため、腐敗を判断するには「匂い」に着目するようにしましょう。
具体的には、「鼻を指すような刺激臭」が感じられた場合は腐敗していると判断しても良いでしょう。
スポンサードリンク
栄養ドリンクを飲むタイミング
栄養ドリンクを飲む場合は、タイミングが最も重要です。ここでは、栄養ドリンクを飲む際の適切なタイミングを解説します。
ここぞというときだけ
最も重要なのは、ここぞというときだけ飲用することです。重要な試験の直前や、会議でのプレゼンテーションなど気合を入れたい場面で飲むことで気持ちが高まり「やるぞ!」という気分を得ることが出来ます。
寝る前はNG
栄養ドリンクには、カフェインが多量に含まれていることが多いため、寝る前に服用すると目が冴えて眠れなくなってしまうことがあるため注意が必要です。逆を言えば、試験勉強時の眠気覚まし目的で栄養ドリンクを飲用することは一定量の効果があるといえるでしょう。
飲む習慣をつけるのもNG
毎朝の寝起きに1本飲んだり、時間を決めて定期的に栄養ドリンクを飲むことは避けましょう。栄養ドリンクには糖質やカフェインが多量に含まれています。
これらは日常の食事においても摂取する栄養素であり、栄養ドリンクの飲用を習慣化してしまうことは糖質やカフェインの過剰摂取に繋がり、結果として肥満や睡眠障害を引き起こすリスクが考えられます。
スポンサードリンク
まとめ
この記事をまとめると
- 栄養ドリンクは、ビタミンやアミノ酸などが配合された、肉体疲労時の栄養補給を目的に開発された飲料のことを指す
- 栄養ドリンクは賞味期限が長く設定されていることが多いため、適切な保存方法を守っていれば多少賞味期限が切れていても飲むことは可能
- 栄養ドリンクには糖質やカフェインが多く含まれているため日常的に飲用することは避け、ここぞという場面でのみ飲用することが大切
いかがだったでしょうか。
アメリカではエナジードリンクに含まれるカフェインの過剰摂取が原因となり14歳の少女が死亡した事故も発生しています。用法用量をしっかりと守り、適切なタイミングで飲用することで、栄養ドリンクと正しく付き合っていきましょう。
この記事が、みなさんの参考になれば幸いです。
スポンサードリンク