牛タンは油っぽくなく、噛むとジュワっと旨味がきて美味しいですよね。信じられないのですが、昔は牛タン(牛の舌)は廃棄処分されていた部位だったんですよ。あんなに美味しい牛タンなのに、もったいなかったですよね。
昭和時代に太助という仙台の料理店で考案されたのが、牛タン料理の発祥地だと言われているんです。
美味しい牛タンですが、食べ過ぎは体に悪いのでしょうか?ダイエット効果はあるのでしょうか?
今回は
- 牛タンに含まれる栄養
- 牛タンを食べる効果・効能
- 牛タンはダイエット向き?太る?
- 牛タンの食べ過ぎは体に悪い?
これらのテーマでご紹介いたします。
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目次
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牛タンに含まれる栄養
牛タンは多くの栄養を含んでいます。牛タンに含まれる栄養は以下のとおりです。
- タンパク質
- 鉄
- 亜鉛
- ビタミンB2
- ビタミンB12
- タウリン
- ナイアシン
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牛タンを食べる効果・効能
牛タンを食べる栄養の効果と効能は以下のとおりです。
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タンパク質:牛タンにはたんぱく質が多く含まれています。
たんぱく質は筋肉を増やすのに必要な栄養素でダイエットやボディメイクをしている人には欠かせない栄養素です。 - 鉄:鉄は体に必要な栄養素です。鉄が不足するとヘモグロビンを生成することができなくなるため、結果的に鉄欠乏性貧血といった病気にかかってしまいます。
鉄欠乏貧血とは鉄が足りず酸素が体内に運べないため体の中が酸欠になっている状態です。 - 亜鉛:亜鉛も体に必要な栄養素です。不足すると味覚障害などを引き起こしてしまいます。
その他にも、亜鉛が不足すると皮膚炎や脱毛なども引き起こす可能性もあるので注意が必要です。 - ビタミンB2:牛タンにはビタミンB2も含まれて、細胞の再生や発育を促進してくれます。細胞の代謝を高め、最終的に肌・髪・爪を作ってくれます。
- ビタミンB12:ビタミンB12を摂取することでも貧血の改善も期待出来きます。
ビタミンB12は赤血球の合成に関与しており、牛タンはビタミンB12が多く含まれています。 - ナイアシン:牛タンには、脂肪燃焼の効果が期待できるナイアシンが含まれています。
脂肪燃焼が期待できるナイアシンは、それ以外の効果もあり、細胞の再生のサポート効果で美肌効果も期待できます。
疲労回復
タウリンには疲労回復効果に加え、血圧安定、さらに肝臓の働きを促進させる作用があります。
タウリンが疲労回復にいい というのは、栄養ドリンクに使用されている事からもよく知られていますね。
タウリンが牛タンにも含まれているとは知らなかった方も多いのではないでしょうか。牛タンを食べてタウリンを摂取しましょう。
集中力アップ
牛タンには脳の神経伝達物質の合成に関わるビタミンB群が豊富に含まれています。
ビタミンBやドーパミンやノルアドレナリンなどエネルギーの代謝を促して、 やる気や集中力を高めてくれます。
多忙な毎日を過ごしていたり過度にストレスが溜まると、脳の神経伝達物質が大量に消費され、ビタミンB群が不足します。
脳が疲れてきてやる気がなくなったり、集中力やが維持できなくなるのは、ビタミンB群不足だったからおこっていたことだったのですね。
糖尿病予防
牛タンを食べることが期待できる健康効果の中に、 糖尿病予効果があります。 タウリンは、疲労回復に効能があるということですが、肝機能の強化や運動での血糖値上昇を抑える作用、インスリンの分泌を促進する作用などもあります。
これらの作用が糖尿病を予防してくれます。タウリンは熱を加えても壊れない栄養のため焼いて食べる牛タンでもしっかりと摂取することができます。
ストレス緩和
牛タンにはビタミンB群が含まれています。ビタミンB群にはストレスを緩和する効果があります。
現代人は仕事や勉強でやることに追われた生活をしている方が多く、「ストレス社会」と表現されることがあります。
牛タンを食べて、ビタミンB群を積極的に摂取しましょう。糖質の代謝を促進させて、エネルギー不足による疲労が回復されますよ。
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牛タンはダイエット向き?太る?
カロリー
牛タン1枚20g程度あたりのカロリーは、71kcalです。牛タンを3枚食べたら、およそ213kcalです。
ご飯茶わんに軽く一杯(約150グラム)のカロリーは約240kcalです。このことから、 牛タンはカロリーが高い といえますね。
糖質制限中の食べ方
牛タンは美味しいですし、一般的に味付けが濃いので、牛タンと一緒にご飯をもりもり食べたくなりますよね。
糖質制限中の方は、ご飯の量に注意が必要です。ご飯の目安は1膳をです。 ご飯を食べ過ぎてしまうと糖質オーバーになってしまいます ので、気をつけましょう。
また、牛タンを食べる際には野菜も一緒に食べるようにしましょう。野菜を一緒に食べるとボリュームアップできますので、ご飯の量を減らすことができます。
1日の摂取量はどれくらいが目安?
牛タンの1日の摂取量はどれくらいが目安かというと、とくに目安はありません。焼き肉店では 1人前は100グラム で出されていることが多いです。
焼いた牛タン100グラムのカロリーは435kcalです。
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牛タンの食べ過ぎは体に悪い?
脂質が多い
牛タンの食べ過ぎは体に悪いです。なぜならカロリーが高いからです。
また、牛タンに含まれている脂質は、なんとカルビと同じくらいの脂質があります。食べ過ぎてしまうと カロリーオーバーとともに、脂質も摂取オーバーとなってしまいます ね。
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まとめ
この記事をまとめると
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牛タンに含まれる栄養は以下のとおりです。
・タンパク質
・鉄
・亜鉛
・ビタミンB2
・ビタミンB12
・タウリン
・ナイアシン -
牛タンを食べる効果・効能は以下のとおりです。
タンパク質:牛タンにはたんぱく質が多く含まれています。たんぱく質は筋肉を増やすのに必要な栄養素でダイエットやボディメイクをしている人には欠かせない栄養素です。
鉄:鉄は体に必要な栄養素です。鉄が不足するとヘモグロビンを生成することができなくなるため、結果的に鉄欠乏性貧血といった病気にかかってしまいます。
鉄欠乏貧血とは鉄が足りず酸素が体内に運べないため体の中が酸欠になっている状態です。
亜鉛:亜鉛も体に必要な栄養素です。不足すると味覚障害などを引き起こしてしまいます。
その他にも、亜鉛が不足すると皮膚炎や脱毛なども引き起こす可能性もあるので注意が必要です。
ビタミンB2:牛タンにはビタミンB2も含まれています。ビタミンB2は細胞の再生や発育を促進してくれるので「発育のビタミン」とも呼ばれています。
細胞の代謝を高め、最終的に肌・髪・爪を作ってくれます。
ビタミンB12:ビタミンB12を摂取することでも貧血の改善も期待出来きます。ビタミンB12は赤血球の合成に関与しており、牛タンはビタミンB12が多く含まれています。
ナイアシン(ビタミンB3):牛タンには、脂肪燃焼の効果が期待できるナイアシンが含まれています。
脂肪燃焼が期待できるナイアシンは、それ以外の効果もあり、細胞の再生のサポート効果で美肌効果も期待できます。 - 牛タンはカロリーが高いが、食べ方に気をつければダイエット効果もあります。
- 牛タンの食べ過ぎはカロリーオーバーと脂質の多量摂取となってしまいますので、体に悪いです。
牛タンは食べ過ぎに気をつけて適量を美味しくいただきましょう。
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