ヨーグルッペは便秘改善に使えるの?風邪予防にもなるって本当? |

古くから馴染みのある乳酸菌飲料は？と、聞かれると「ヨーグルッペ！」そのようにお答えする方は多いのではないでしょうか。素朴な味わいが、スッキリとしていて飲みやすいですよね。そんなヨーグルッペですが、乳酸菌飲料に分類されていますが、誰でも飲みやすいように菌は殺菌処理によって死滅しているそうです。

そこで気になるのが、死滅している乳酸菌でも便秘改善効果や腸内環境を整える効果があるのか？ということ。今回の記事では、ヨーグルッペは便秘改善に使えるのか？に関連して下記の内容を解説します！

ヨーグルッペとは？
ヨーグルッペの原材料は？
ヨーグルッペは便秘にきくの？
どこで買える？

スポンサードリンク

1 ヨーグルッペとは？
2 ヨーグルッペの原材料は？
- 2.1 原材料
- 2.2 栄養成分
3 ヨーグルッペは便秘にきくの？
4 どこで買える？
5 まとめ

ヨーグルッペとは？

ヨーグルッペを飲んだことがある方は多いかと思います。しかし、ヨーグルッペの歴史については知らない方が多いのではないでしょうか。まずは、ヨーグルッペとはどのような飲み物なのか？について解説をします。

宮崎のご当地ドリンク

ヨーグルッペの歴史は長く、1985年（昭和60年）に最初のヨーグルッペが宮崎県の南日本酪農協同株式会社から発売されました。ヨーグルッペは、九州の生乳を使い三種混合菌で作られており、まろやかな味わいが特徴で、幅広い世代の方から愛されています。

昭和60年に誕生

ヨーグルッペは初代社長が掲げる「子どもも大人も、みんなが飲みやすい乳製品をつくろう」をモットーに昭和59年から研究開発がはじまり、昭和60年に缶入りのヨーグルッペの販売がスタートしました。

北海道産のもある？

実はヨーグルッペの製造販売は、長崎県の南日本酪農協同株式会社以外でも行われているのです。それが北海道にある「北海道日高乳業株式会社」です。日高乳業はもともとは「ネスレ日本」のものでした。しかし、ネスレ日本が撤退することになり、南日本酪農が日高乳業を買い上げたのです。

そのため、社名は違いますが、母体は同じふたつの会社がヨーグルッペの製造販売を行っているのです。

スポンサードリンク

ヨーグルッペの原材料は？

ヨーグルッペは「誰でも飲みやすい乳製品を作ろう！」をモットーに長い期間かけて研究開発が行われました。では、ヨーグルッペは具体的にどのような原材料が使われているのでしょうか？ここでは、ヨーグルッペの原材料とその栄養成分について解説をします。

原材料

ヨーグルッペに含まれている原材料は下記の通りです。

・砂糖

・果糖ぶどう糖液糖

・乳製品

・乳

・ペクチン

・香料

ヨーグルッペの原材料の中でも注目すべきものが「ペクチン」です。

ペクチンとは？

ペクチンはりんごや柑橘類に含まれる食物繊維の一種です。加工食品の添加物にも活用されています。

ヨーグルッペは、子どもも大人も飲みやすいように、業界で初めて酸乳安定剤として天然素材である「ペクチン」が使われています。これは、ヨーグルッペがまろやかで飲みやすい秘訣の1つのようです。

栄養成分

ヨーグルッペ200mlあたりの栄養成分は下記の通りです。

・エネルギー：120kcal

・タンパク質：2.2g

・脂質：0.2g

・炭水化物：27.4g

・ナトリウム：36mg

・カルシウム：84mg

ヨーグルッペには、カルシウムが多く含まれています。そのため、育ち盛りの子どもやカルシウム不足が気になる大人のかたにも嬉しいドリンクですね。

スポンサードリンク

ヨーグルッペは便秘にきくの？

乳酸菌飲料といえば「便秘に効果的！腸内環境を整えてくれる！」そのようなイメージをお持ちの方が多いかと思います。しかし、ヨーグルッペに含まれる乳酸菌は、誰でも飲みやすいように「菌は殺菌処理によって死滅」しているそうです。

では、乳酸菌が死んでいても便秘などに効果があるのでしょうか？結論から申し上げると、効果があります！実際に「日本乳業協会」は死滅した乳酸菌に関して以下のような回答をしています。

ヨーグルトの乳酸菌には、胃酸や胆汁酸などで死滅するものと、生きたまま腸に達するものがあります。そのどちらにも、健康に効果があることが明らかになっています。乳酸菌は生きていなくても、発酵生産物や菌体内外の諸成分に抗腫瘍性、血圧降下作用、血清コレステロール低下作用などの健康効果のあることがわかっています。（引用元：日本乳業協会）

ここでは、ヨーグルッペは便秘にきくのか？について詳しく解説をします。