真空パック山芋の賞味期限はいつまで?期限切れは腐る?保存方法

すりおろしてとろろにして食べたり、細切りにしてサラダにしても美味しい長芋。これからの暑い季節に夏バテ防止にも積極的に食べたい食材ですが、1人暮らしや共働き家庭だと1週間の食料をまとめて1度に買うご家庭も多く、日持ちが気になりますよね。そこで今回は、

  • 真空パックの長芋はどのくらい日持ちするのか?

  • 賞味期限切れでも食べられる?

  • 長芋が腐るとどうなる?

  • 長持ちする保存方法は?

という疑問を解決し、詳しく解説していきます。この記事を参考にしていただければ、今まで日持ちが心配で買えなかった人も安心して買えるようになりますよ!

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真空パックの山芋の賞味期限はどれくらい?

長芋は普通のパック詰めのもの・1本泥つきのもの・真空パック詰めになっているものがありますが、どれも明確に賞味期限の記載がない場合が多いですよね。それぞれ長芋はどのくらい日持ちするのかご紹介していきます。

未開封

賞味期限の記載の義務は、「生成食品」と「加工食品」のどちらかになるかで決まります。長芋は真空パックに加工されていたとしても野菜の扱いになるので、賞味期限を記載しなくていいのです。

長芋は根菜なので比較的日持ちのする野菜で、1本のまま・普通のパック詰め・真空パックのいづれも購入から2週間くらいは食べられますよ。

特にパック詰めになっている長芋の中には、加工日を記載しているものもありますので、加工された日から大体2週間以内を目安に食べるようにしましょう。

開封後

開封すると、長芋の切断面は空気に触れてどんどん赤色に変化していきます。真空パックされている長芋は開封後あまり日持ちしないのでできる早めに食べましょう。2日以内に食べきることが望ましいですね。

もしも1度に食べきれない場合は、ピッタリとラップをして冷蔵庫で保存しましょう。

賞味期限切れはいつまで食べられる?

購入してから2週間以上経っている長芋は、冷蔵庫で保存していたとしても腐っている可能性があります。

この後詳しく解説していく腐っているサインが確認される場合は、食中毒を防ぐためにも食べないようにしましょう。

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真空パックの山芋は腐るとどうなる?

真空パックの長芋は腐ると臭い・見た目・味に変化を感じます。分かりやすい腐っているサインを4つご紹介しましょう。

変色する

長芋は切り口を放置していると、長芋に含まれるポリフェノールオイシターゼという成分が酸素と反応して赤く変色します。

切り口が多少変色している程度であれば食べても問題はないのですが、黒くなっている場合や、ドロドロになっている場合は腐っているサインなので食べないようにしましょう。

カビが生える

長芋の表面や側面に白いカビや黒い斑点が見れる場合はカビが発生しています。カビ菌は目に見える部分を切り落としても食品全体に繁殖していますから、食べない方が無難です。

カビ菌を食べてしまうと、腹痛や下痢などの食中毒症状が出る可能性があります。またカビの毒素には発がん性を有する者もあるので危険ですよ。

袋が膨らむ

根菜は「呼吸」をしているので、真空パックされた長芋も呼吸によりガスを発生させます。購入してそこまで日が経っていないのに膨らんでいる場合は、食べても問題ありません。

調理して食べたときにこの炭酸ガスがピリピリと舌を刺激する感じるかもしれませんが、体に害はありません。

酸っぱくなる

腐っている食品は微生物によって分解されていく過程で酸味や酸っぱい臭いを生成します。

購入してすぐの場合は、長芋の呼吸によって発生した炭酸ガスの刺激を酸っぱいと感じることもありますが、日が経っている場合は腐敗による変化の可能性がありますので注意しましょう。

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真空パックの山芋の保存方法

保存・日持ち

長芋は呼吸する野菜だということをご紹介しましたが、空気に触れると赤く変色してしまうので保存方法に悩んでしまうかもしれませんね。

長芋を日持ちさせる保存方法を常温・冷蔵・冷凍の場合で詳しく解説していきましょう。

常温保存

長芋はカットしていない状態や真空パックのものも常温保存できますが、日持ちさせるためには冷蔵保存がおすすめです。長芋は冷暗所のほうが比較的長持ちしますよ。

冷蔵保存

長芋の最も日持ちする保存温度は2度~5度程度なので、常温や冷凍保存よりも冷蔵庫で保存する方日持ちします。

長芋は空気に触れると酸化して変色してしまう上に、呼吸をするため、濡らしたキッチンペーパーに包んでからさらに新聞紙などで包んで冷蔵保存しましょう。

すぐに使う予定があるときはピッタリとラップをして冷蔵保存するのがおすすめですよ。

冷凍保存

長芋は冷凍保存すると3週間ほど日持ちします。冷凍保存する時はすりおろしたり食べやすく切ってから保存すると便利ですよ。長芋をすりおろして冷凍する方法は、

  1. 長芋をする
  2. 一食分ずつジップロックに入れて空気を抜く
  3. 金属製のバットに平らに置き、急速冷凍する
  4. 冷凍されて固まったら、バッドから外して立てて保管する

こうすると冷凍庫の場所を取らないのでおすすめです。同様に、細切りにした倍も金属バットを用いて急速冷凍すると美味しさをキープできますよ。

しっかり空気を抜いて、急速冷凍することで変色しないようにするのがポイントです。

解凍方法

解凍するときは袋のチャックを開けずに解凍します。

  • 氷水を貼ったボウルの中で解凍する
  • 食べる数時間前に冷蔵庫へ移して解凍する

チャックを開けてしまうと酸素が入って変色してしまうので注意しましょう。

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まとめ

いかがでしたか?長芋は意外と日持ちするので買いおきに適した野菜だということが分かりましたね!

この記事をまとめると

  • 真空パックの長芋は2週間ほど日持ちする

  • 真空パックの長芋は冷蔵保存がおすすめ

  • 袋が膨らむのは長芋の呼吸によるガスの発生

  • 黒く変色したり、ドロドロしていたりするものは腐っているサイン

  • 長芋はすりおろしてから冷凍すると便利

という内容を詳しくご紹介してきました。忙しい日のプラス一品にも、冷凍しておいたとろろは重宝しそうですね。