ミニトマトが酸っぱい理由を紹介！対処法やおいしく食べる工夫も

ミニトマトは小さいので食べやすく、子どもの食事に出すこともよくありますが「酸っぱい」などと嫌われてしまうことがあります。大人でも酸っぱさが気になるという人も多いです。

ミニトマトが酸っぱい理由と、酸っぱさをなくす方法について詳しく紹介していきます。

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ミニトマトが酸っぱい理由

すべてのミニトマトが酸っぱいわけではありませんが、スーパーで買ったミニトマト、家庭菜園で育てたミニトマトが酸っぱいと感じる事はありませんか？同じパックに入っているミニトマトでも酸っぱいものと酸っぱくないものがあります。

家庭菜園の場合

家庭菜園、市販品問わずトマトには必ず酸味があります。トマトの酸味の元は「クエン酸」「リンゴ酸」などで、フルーツなどにも含まれているものです。トマトにはクエン酸が90％含まれているので、酸っぱく感じてしまうのです。

家庭菜園のミニトマトが酸っぱくなってしまうのは、元々トマトが持っている酸味以外に

• リン酸がちゃんと吸収されていない
• 水分不足
• 完熟前に収穫

などが理由であることが多いです。

リン酸は果菜類の味を良くする成分ですが、土壌に含まれるアルミニウムなどによって植物が吸収しづらい特徴があります。そしてミニトマトが水分不足になると、水分と共に吸収される肥料を吸収できていない可能性があります。肥料内にはリン酸も含まれていることがあるので、リン酸不足にもなるのです。

完熟前に収穫すると酸っぱくなりやすく、酸味や青臭さがのこっていることがあります。

市販品の場合

市販品の場合は完熟前に収穫したため酸味や青臭さが残ってしまい、酸っぱく感じてしまうことが多いです。皮が硬いミニトマトなどは酸っぱい可能性が高いです。

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家庭菜園で酸っぱくならない対処法

家庭菜園のミニトマトは、一般的にスーパーなどで購入するよりも酸味が出てしまうことが多いです。どのようにすれば、酸っぱさを感じないミニトマトを育てることが可能なのでしょうか？

水分調整をしっかりする

ミニトマトの酸味を少なくするためには、水分調整をしっかりすることが大切です。水分調整をすることで、土壌中のリン酸や肥料を吸収し、酸味を少なくすることができます。プランターや庭で育てる場合、土が乾いたらたっぷり水分を与えるようにしましょう。

リン酸をうまく使う

リン酸は果菜を甘くするために必要な成分であり、肥料に含まれています。土壌にも含まれてはいても吸収することが難しいので、肥料を使ってリン酸を吸収させるようにしましょう。リン酸を上手く利用することで、ミニトマトの酸味は少なくなります。

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酸っぱいミニトマトをおいしく食べる方法

工夫はしてもミニトマトが酸っぱく育った、購入したミニトマトが酸っぱかったという時には、酸っぱさをなくす方法でミニトマトをおいしく食べましょう。

砂糖を入れて加熱する

ミニトマトが酸っぱいという時には、ミニトマトを半分に切って砂糖をまぶして、加熱をするとやわらかくなり、酸っぱさも抜けて甘さが引き立ちます。

はちみつ漬けにする

ミニトマトはそのままはちみつに漬ける「ミニトマトのはちみつ漬け」もおすすめです。

作り方

1. ミニトマトのヘタを取り、熱湯でさっと茹でて冷水にとる
2. 皮をむく
3. 保存容器に水気を切ったミニトマトとレモン汁はちみつを入れて軽く混ぜる
4. 蓋をして、冷蔵庫に1日置く

甘いフルーツトマトのような味わいに変化するので、トマトの酸味が苦手な子どもにもおすすめです。

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甘いミニトマト2選

プチトマトの登場した頃は酸っぱいミニトマトも多かったですが、現在は甘さの強いミニトマトもあるので、酸っぱさが気になる人は紹介する品種を探して食べてみましょう。

ココ

果重は20g、ミニトマトの中では大きい方です。大玉トマト・桃太郎の流れをくむ品種になります。

糖度が8度くらいになるので、酸味は感じにくい品種で、小さなミニトマトではちょっと物足りないという人にピッタリです。家庭菜園向きのミニトマトになります。

小鈴

パリっと食べやすく、甘味と酸味のバランスが良く、酸味の強いミニトマトが多い中で食べやすい品種になります。その甘さから、フルーツ感覚で食べることも可能です。

デザートとしておすすめのミニトマトです。

まとめ

ミニトマトが酸っぱい理由と、酸っぱさをなくす方法について紹介しました。

現在のミニトマトはそのほとんどが甘さのあるミニトマトです。育て方によって酸っぱくなってしまうことが多いので、肥料の与え方水やりの方法に注意をしながらミニトマトを育てていきましょう。