ピリッとした辛味とさわやかな風味がどんな料理にもよく合うからし。チューブのからしや粉のからしなど様々な種類がありますが、日持ちや味に違いはあるのでしょうか?なんとなく乾燥している粉の状態の方が日持ちするような気もしますよね。そこで今回は、粉からしの特徴や使い方、正しい保存方法をご紹介していきます。
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目次
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粉からしの使い方
実際に粉のからしを買ったことが無い、という人は意外と多くいるのではないでしょうか?詳しく使い方を解説していきましょう。
そのまま使って大丈夫?
粉からしは料理にそのまま使うこともできます。和え物などの料理に使うときは水に溶かさずそのまま調味料としても使用できますが、かけすぎないように気を付けましょう。
粉からしは、おでんなどにつけるような練りからしとして使う場合は、水に溶いて使います。溶き方はとても簡単ですよ。
- からしを小さなボウルにいれ、40度くらいのお湯を少量注ぎ混ぜる
- 少しずつお湯を足しながら好みの硬さに作る
- 練り終わったら5分ほど置いておく
いきなりお湯をたくさん入れるとシャバシャバになったり、混ぜづらくなるので、少しずつお湯に溶かしていきましょう。
粉からしはお湯に溶くと量が増えるので、足りないかな?と思うくらいの量で作るといいですよ。また、練った後にすぐには使わず、5分ほど置いておくと辛味と香りが引き立ちます。
どんな料理で使える?
からしは和食・洋食、どんな料理にもよく合います。特に和食との相性は抜群。からしを使ったおすすめレシピをいくつかご紹介しましょう。
- ナスのからし漬け
- 小松菜のピリ辛和え
- キュウリのぬか漬け
- ポテトサラダ
からしのピリッとした辛味とさわやかな風味はぬか漬けなどのつけものにするととても美味しいです。また、茹でた葉物野菜にからし醤油を作って和えるだけでも簡単で美味しい一品になりますよ。
私はセブンイレブンのからし入りのポテトサラダが好きなのですが、自宅で作るときも真似をしてからしを入れたところ、とても美味しくなったので驚きました!ほんのりとしたからしの風味がジャガイモの甘さや旨味をぐっと引き立ててくれますよ。ぜひ試してみてくださいね。
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粉からしの特徴
粉からしはチューブ入りのからしと違い、水に溶く手間がありますが、味や日持ちに違いがあるのでしょうか?詳しく解説していきます。
味・香り
チューブ入りのからし | 粉からし | |
辛味 | 開封後時間が経つと弱まる | 長持ちする |
香り | 弱い | 強い |
チューブ入りのからしは、押すだけで取り出せて粉からしと比べると手軽ですが、香りは粉からしよりも劣ります。
また、チューブのからしは開封すると辛味や香りが飛びやすいですが、粉からしは使う分だけ水に溶くので、香りや風味が飛びにくいというメリットがあります。両方常備して、その時々で使い分けると便利ですよ。
普通のからしとの違い
チューブ入りのからしも粉のからしもどちらも和からしの種を粉末にした「和からし」と呼ばれるものです。大きな違いは、粉であるか、練られている状態であるかですね。日持ちに関しては、粉の状態の方が長持ちします。
未開封 | 開封後 | |
チューブ入りのからし | 1年くらい | 1年くらい |
粉からし | 1年くらい | 1年くらい |
メーカーにもよりますが、チューブ入りのからしは開封後3カ月くらいで使い切る必要がありますが、粉のからしは開封しても粉の状態であれば賞味期限まで安全に食べられます。
めったにからしを使わないというご家庭の場合は、粉からしの方が経済的かもしれませんね。
ちなみに、マスタードはからし菜の種に砂糖・酢・ワインなどの調味料が入ったものです。
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粉からしの保存方法は?
練る前
練る前の粉からしでしたら、賞味期限いっぱいは美味しく安全に食べられます。上手に保存するコツは、
- 密閉容器にいれる
- 冷蔵庫で保存する
袋のまま保存してしまうと、風味や辛みが飛びやすいですし、冷蔵庫内の他の食品に匂いを移す可能性や、逆に匂いが移ってしまうことがあるので、必ず密閉容器に入れましょう。
また、ダニやカビの発生を防ぐため、高温多湿な場所は避け、できるだけ冷蔵庫で保存すると安心ですよ。
練った後
残念ながら練った後のからしはあまり日持ちしません。できるだけ使うときに練って、使い切る方が風味も香りも飛ばずに済みます。
数時間の作り置きがしたい場合は、しっかりラップを密着させて空気に触れないようにして、使うときに練り直すといいですよ。
腐ったらどうなる?
- 変色している
- カビが生えている
- 変な臭いがする
- 変な味がする
からしは時間の経過とともに辛味や風味が減っていきますが、賞味期限は「美味しく食べられる期間」なので、賞味期限を過ぎたからといってすぐに腐るわけではありません。
ただ、いつまでなら安全に食べられるという保証はないので、からしではない臭いがしたり、味が変だと感じたりした場合は食べないようにしましょう。
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まとめ
いかがでしたか?サッと取り出して使えるチューブと比べると、粉からしは寝る手間がかかりますがその分美味しいということが分かりましたね。今回の内容をまとめると、
この記事をまとめると
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粉からしは水に溶かなくても調味料として使える
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粉からしは開封後1年くらい日持ちする
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粉からしは漬物やポテトサラダにすると美味しい
ということをご紹介してきました。普段チューブ入りのからしを使いきれなくて結局捨ててしまう、という人はより日持ちのする粉からしをぜひ使ってみてくださいね。