離乳食と言うとどのような食材をいつごろ与えても良いのか色々考えますよね。赤ちゃんの場合初めて食べる食材なので体にどのような影響が出るかわかりません。
なので親がしっかりと管理して食べさせてあげる必要があります。今回紹介するのはいんげんですが、いんげんは離乳食でいつ頃から与えても良いのでしょうか。
今回の記事では、
- いんげんはいつから離乳食に入れてもいいの?
- いんげんとはどんなもの?
- アレルギーが出ることもあるの?
- どんなアレルギーが出るの?
これらについて解説していきたいと思います。
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目次
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いんげんは離乳食にいつから入れてもいいの?
では始めに結論からお伝えしたいと思います。いんげんを離乳食に使いたいなら、「離乳食中期から」がおすすめです。さらに筋は食べづらいのでしっかりと除いてペースト状にしてあげるのがおすすめです。
いんげんは急いで与える食材ではないので、そこまで焦らずともOKです。早くても生後7~8ヶ月くらいまで待ってから与えるようにした方が良いでしょう。
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食べさせる量は?
離乳食でいんげんを食べさせるなら子供用のスプーンのひとさじから始めて徐々に量を増やしていくのがおすすめです。初めて食べさせる時は他の食材と混ぜずに与え、体に不調が出ないかどうかをしっかりと確認していく作業が必要になります。
後述しますがいんげんにはアレルギーが出る可能性がありますので十分に注意しながら食べていきましょう。
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さやいんげんとは
まず初めに、さやいんげんとはどんな食べ物なのか?簡単に解説していきます。
さやいんげんってどんな食材?
さやいんげんとは、いんげん豆がまだ大きくなっていない状態の食材です。マメ科インゲンマメ属に属している植物で、中央アジアからヨーロッパ、地中海沿岸が原産地となっています。旬の時期が6月から9月ごろで、暑い時期に食べられる豆だと思っておきましょう。
カットして炒め物にしたり、そのまま煮物の材料として使われることが多いです。
いんげん豆とは何が違う?
前述した通り、さやいんげんはいんげん豆の未熟な状態です。そのためいんげん豆は基本的に「豆のみ」を食べますが、さやいんげんはさやと豆を一緒に食べる食材になっています。いんげん豆というと、豆の形をしていて、さやいんげんは細長いさやの形をしています。
見た目も全く違うので、比べると一目瞭然でしょう。ちなみに、さやごと食べる豆と言えば「さやえんどう」があります。さやえんどうも考え方は一緒で、エンドウ豆の未熟な状態を摘み取った物が、さやえんどうです。
そして、大きく育ったえんどう豆の豆を取り出したのが、えんどう豆になります。植物の部類としてもえんどう豆は「マメ科エンドウ属」に属しているので、ちょっと違う植物になっています。
栄養価がとても高い!
いんげんは緑黄色野菜に分類される野菜でカリウムや鉄、亜鉛などのミネラル類がとても豊富に含まれており、さらにビタミンB群、ビタミンC、 ビタミンKなどの豊富なビタミンも含まれているとても優秀な野菜と言われています。
それだけでなくβカロテンなどの強い抗酸化作用を持つ栄養も含まれていますので、免疫力を高めてくれたり、アンチエイジング効果を持つなど様々なメリットがあります。
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いんげんもアレルギーが出ることが稀にある
冒頭でいんげんは離乳食中期から与えていくことがお勧めということをお伝えしました。そんないんげんですがアレルギーを引き起こす野菜として知られています。
いんげんは「アレルギーを起こしやすい食材」には含まれていないため、いんげんのことを知らない人は、アレルギーがあるかどうか判明していない小さなお子様にも与えてしまうかもしれません。しかし、さやいんげんを食べて、アレルギー症状を引き起こしてしまう人は、稀に存在するのです。
大豆やピーナッツなどの豆でもアレルギーは起こるので、いんげんアレルギーがあっても不思議ではありませんよね。とくに小さなお子様には注意して与えるようにしましょう。
どのような症状を引き起こすの?
さやいんげんを食べてアレルギーが起きた場合、以下のような症状があります。
口の周りが赤く炎症を起こす 口の中がイガイガする 下痢、嘔吐 目が腫れる アナフィラキシー
さやいんげんは、大豆やピーナッツと同じ豆の食べ物なので、確率は低いですがこういった症状を起こしてしまう可能性はあります。
口の周りの炎症程度で終わればいいですが、アナフィラキシーなどの重篤な症状が起こる時もあるので、お子様に与えた後は目を離さないようにしましょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- いんげんは離乳食中期から与えても良い
- そこまで急いで与える必要のない食材である
- いんげんはとても栄養価が高く優秀な食材である
- いんげんはアレルギーを引き起こしてしまう可能性があるので初めて与える際には十分注意して与えて行こう
- アレルギーが出ると口の周りが赤くなったり、口の中がイガイガするなど様々な症状が出てくる
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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