家庭料理で人気の高い「カレーライス」が日本に伝来したのは、明治時代と言われており日本で独自に変化したお料理であることは広く知られるようになりましたよね。
カレーライスはインド料理が起源ですが、イギリスで誕生後にイギリスから日本に伝わったとされていることはご存知でしたか?
今回は皆が大好き!カレーが腐ってしまった時について注目していきます。
子供も食べやすいカレーからスパイスをふんだんに使用した本格的なカレーまで、レストランや市販品などで頂くことができる程、日本人には非常に人気の高いメニューと言えます。- カレーが腐ったら、どんな変化が見られるの??3つのポイントから詳しく解説!
- 腐ったカレーを食べてしまった!健康被害についてや食中毒リスクをお伝え!
- カレーの賞味期間・消費期限をご紹介!
是非、腐ったカレーの特徴を参考にされて安心に美味しく頂いてくださいね。
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目次
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カレーは腐ったらどうなる?
作って置いたカレーが“いつもと違う感じがする・・・?”と感じた事はありませんか?ここからは、腐ったカレーに見られる大きな変化を3つのポイントで、お伝えしていきます。
見た目
腐ったカレーに見られる大きな変化の1つ目に
見た目の変化
- 白色・緑色などの斑点(カビ)が見られる
- カレーの表面に、白色や緑色の膜が張っている
- カレーの具材が変色している
- カレーから糸が引いている
- カレーが水っぽくなっている
- とろみが強くなっている
などの変化が見られる場合は
腐っている・傷みが進んでいる可能性が高い
匂い
腐ったカレーに見られる大きな変化の2つ目に
臭いの変化
- 生ゴミのような臭い
- カビ臭い
- 納豆のような腐敗臭
- チーズのような発酵した臭い
- アルコールのようなツーンと鼻を刺す臭い
などの変化が見られる場合は
腐っている・傷みが進んでいる可能性が高い
味
腐ったカレーに見られる大きな変化の3つ目に
味わいの変化
- 発酵した味わい
- 生臭い味わい
- カレーに使用している肉が腐った味わい
- 酸っぱい味わい
- 舌がピリピリと痺れる
などの変化が見られる場合は
腐っている・傷みが進んでいる可能性が高い
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腐ったカレーを食べてしまった…
ここからは誤って「腐ったカレーを食べてしまった」時に、考えられる体への影響や食中毒の可能性などについて詳しく見ていきましょう。
食べた時の体の影響は?
腐ったカレーを誤って食べてしまった場合に、起こるとされる代表的な不調に
- 吐き気
- 嘔吐
- 腹痛
- 下痢
などが挙げられます。これらの症状が見られた場合は
- 自己判断で、吐き気止め・下痢止めなどを服用しない
- 脱水症状に気をつけ、水分補給を意識する
- 症状が悪化している、意識朦朧など明らかに異変を感じる時は医療機関を受診する
ようにしましょう。
食中毒の心配は?
実は“寝かしたカレー”などを頂いたことによる
ウェルシュ菌が原因となる食中毒症状
が報告されています。ウェルシュ菌とはカレーなどの煮込み料理で多く発生しやすい
- 加熱調理しても“芽胞”という殻を作って生き残る性質がある
- カレーなどを調理後に常温下で保存していると“芽胞”となって生き残ったウェルシュ菌が、冷めた食品内で増殖してしまう
- ウェルシュ菌の芽胞は、100度で数時間加熱しても死滅しないため、発芽や増殖させないことが大切
などの特徴があります。一般的にウェルシュ菌による食中毒症状は
食後6~18時間くらいで、腹痛や下痢
- 調理後は、すぐに食べ切る
- カレーを保存したい場合は常温で長時間放置せずに、粗熱を取った後に冷蔵・冷凍保存を行う
- 保存したカレーを食べる際は中心部までしっかりと再加熱し、熱いうちに食べきる
を徹底するようにしましょう。
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カレーの保存期限は?
ここからはカレーの保存期間を詳しくご紹介していきます。
賞味期限
基本的にカレーは
- 出来立てのものを、熱いうちに食べきる
- 常温で長時間保存はしない
- 使用している具材によって保存方法や保存期間が変わる
食品です。それらから
カレーの賞味期限は、できたて~冷蔵保存で翌日
消費期限
カレーは多めに作りがちな食品でもありますよね。もし保存をしたい場合は
- 常温保存で1日以内
- 冷蔵保存で2~3日以内
- 冷凍保存で約1週間~1ヶ月(使用されている食材による)
の消費期限目安となります。必ず頂く際は
中心部までしっかりと再加熱するようにし、熱いうちに食べきる
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まとめ
この記事をまとめると
- カレーは腐った状態になると①見た目の変化②臭いの変化③味わいの変化が見られるので、少しでも異変を感じる時は食べずに廃棄するようにする
- カレーなどの煮込み料理に多いウェルシュ菌は、100度以上で数時間加熱しても死滅せず“芽胞”という殻を作って生き残る性質がある
- ウェルシュ菌は、カレーを常温下で保存していると“芽胞”となって生き残っているものが、冷めた食品内で増殖してしまうため、カレーをすぐに食べきらない際は粗熱を取り素早く冷蔵・冷凍保存するようにする
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