小籠包の中身を逃がさないための作り方のポイントは?変わり種レシピも

小籠包は噛んだら中から肉汁がじゅわ~っと溢れ出てきて、レンゲでこの肉汁がこぼれないように食べ、なんともいえない美味しさですよね。

皆さんはご自身で小籠包を手作りしたことがありますか?手作りの小籠包は意外と難しくないんですよ。小籠包の中身を逃がさないための作り方のポイントをお伝えしたいと思います。

ぜひご覧になって、手作りしてみて下さいね。

今回は

  • 小籠包の材料
  • 中身を逃がさないためのポイント
  • 小籠包の変わり種レシピ

これらのテーマでご紹介いたします。

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小籠包の材料

生地の材料

基本の小籠包の生地には強力粉や強力粉と薄力粉を混ぜたものなどを使います。その他の生地の材料は、ドライイーストや塩、砂糖などです。

あんの材料

あんの材料は豚ひき肉を主に使用します。あんにゼラチンと中華だしの素で作ったスープのジュレを混ぜるのがポイントです。

このジュレが熱で溶け、小籠包を食べたときにじゅわ~っと溢れ出る肉汁となります。小籠包を作るのにこれらの材料の他の材料は、 作る人によってさまざま です。材料のアレンジも楽しめますよ。

基本的な小籠包の材料を参考までにご紹介いたします。

小籠包の20個分の材料

【皮の材料】

  • 薄力粉 100g
  • 強力粉 100g
  • 塩 小さじ1/2杯
  • サラダ油 小さじ2杯
  • 湯 120cc

【あんの基本材料】

  • 豚ひき肉 250g
  • 白ネギ(みじん切り) 10cmぶん
  • 干ししいたけ 中くらい3~4枚
  • しょうが(みじん切り) 大さじ山盛り1杯
  • 醤油 大さじ1杯
  • 酒(紹興酒か日本酒) 大さじ1杯
  • 砂糖 小さじ2杯
  • こしょう 3ふり

スープの材料

小籠包を作る際に、あんにゼラチンと中華だしの素で作ったスープのジュレを混ぜるのがポイントです。このジュレがあんとともに熱で溶け、小籠包を食べたときにじゅわ~っと 溢れ出る肉汁となります。  小籠包を作るのにこのジュレのの材料も、作る人によってさまざまです。先程ご紹介した、小籠包20個分のレシピの皮の材料とあんの材料にともなった、あんに混ぜるジュレの材料をご紹介いたします。

【あんに混ぜるジュレ】

  • ゼラチン(粉) 3g
  • 湯 180cc
  • 中華だしの素(顆粒) 小さじ1杯半
  • 【その他】
  • 薄力粉(打ち粉として)
  • 適宜

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中身を逃がさないためのポイント

皮の外周に水を付ける

皮にあんを入れる前に、皮の外周に水を付け、あんを入れヒダを作って閉じます。皮の外周に水を付けることによって、皮が皮とくっつきやすくなりますので、 閉じる力が強くなります。  したがって、中身を逃さないようになりますので、ここは大切なポイントです。

ヒダを作る

皮にあんを入れたら、包むように小籠包を持ち、皮をつまんで内側に折るようにしてヒダを作ります。

ヒダを作るのは、ヒダを寄せる事で 皮に膨らみを持たせて具が多く入るように しているからです。

 ヒダを一方向にねじって閉じる

ヒダを作り終えたら、一方向にねじって閉じます。しっかり閉じて開かない様に、 中身が出ない様にします。 

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小籠包の変わり種レシピ

レシピ

ディンタイフォン風小籠包

ディンタイフォン(鼎泰豊)とは、1958年に台湾台北市で食用油を取り扱う油問屋として創業し、1972年に小籠包を始めとする点心料理の販売を始めたレストランです。

ディンタイフォンの小籠包はローカル中心に美食家達の評判が高くなり、新聞や雑誌のグルメコーナーでも紹介される人気レストランとなりました。

1993年にはニューヨークタイムズ紙で「世界の人気レストラン10店」の1つにも選ばれました。このことから、一躍知名度が上がり、台湾国外からも多くの観光客が来店する世界的なブランドとなってします。
ディンタイフォンの小籠包の皮は、皮の薄さが凄いことです。たった5gの 薄い皮に包まれた熱々のスープともっちりとしたあんが入っています。  この皮の薄さで小籠包を作るのは大変難しく、技術が高くないと作れません。

他のローカル店の小籠包の皮は厚いのがほとんどです。皮がやぶれにくいこともありますし、作りやすいからです。小籠包の皮の薄さで、他のお店とは違った味わいが楽しめます。

ディンタイフォン風小籠包とは、このように、 皮の薄い小籠包のことをいう のですね。

カリカリ焼きチーズ小籠包

小籠包とともに、チーズを餃子の羽のようなイメージでカリカリに焼いて食べるメニューです。

皮にあんを入れた小籠包をフライパンで焼く前に、サラダ油を入れて薄く広げて、ピザ用チーズを広げて中火で熱し、そこに小籠包を並べておきます。

チーズが溶けてきたら水を加えてふたをし、弱火で5分、蒸し焼きにします。その後、ふたを取り、中火で1〜2分程加熱して 水分を飛ばします。 

鶏手羽先の小籠包

小籠包の基本の材料をレシピ通り作ったあんを、鶏手羽先の中に入れて蒸します。

鶏手羽先の中にあんを入れたら、中からあんなどの中身が出てしまわないように、 タコ糸で口をしばってとめます。 

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まとめ

この記事をまとめると

  • 小籠包の材料は、基本の小籠包の生地には強力粉や強力粉と薄力粉を混ぜたものなどを使います。その他の生地の材料は、ドライイーストや塩、砂糖などです。
  • 中身を逃がさないためのポイントは以下の3つです。

    ・皮にあんを入れて閉じるときに閉じやすくなるように、皮の外周に水を付けます。

    ・皮にあんを入れたら、包むように小籠包を持ち、皮をつまんで内側に折るようにしてヒダを作ります。

    ・ヒダを作り終えたら、一方向にねじって閉じます。しっかり閉じて開かない様に、中身が出ない様にします。

  • 小籠包の変わり種レシピは、ディンタイフォン風小籠包やカリカリ焼きチーズ小籠包や鶏手羽先の小籠包などです。

小籠包を手作りしてみてはいかがですか?出来立ての小籠包を食べられることが、手作りの醍醐味ですね。

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