プリプリした食感と特有の風味が美味しいエビは、子どもから大人まで幅広い年齢層に好まれる食材ですよね。エビには数多くの種類がありますが、日本でよく食べられるエビにはどのようなものがあるでしょうか?この記事では、
- むきエビの種類
- 日本で代表的なむきエビ2種類
- 特においしくおすすめな海老2選
- むきエビの意外な活用アレンジ
これらのテーマについてご紹介いたします。
目次
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むきエビの種類
和風・洋風・中華など、様々な調理方法で食べられるエビ。泳ぐ遊泳型と歩く歩行型のエビ全てを合わせると、世界におよそ3,000種類も存在しているんです。
日本で食べるのは約20種類
お刺身やお寿司、天ぷらなど、日本ではエビが好まれてよく食べられていますよね。世界で3,000種類も存在する中から日本人が食用とするエビは世界貿易の対象となっている約20種類です。日本国内でのエビの自給率はわずか4%ほどしかなく、インド・ベトナム・インドネシアなどからの輸入に頼っているのが現状です。
(参考:農林水産省)
天然物と養殖物の違い
しっかり締まった身とエビ本来の旨みや甘みがぎっしり詰まっているのが特徴の天然エビ。ただし、天然資源のため獲れる時期や大きさを揃えるのがとても困難です。価格の変動も左右されるため、取り扱いが難しい点もあります。
養殖エビは水揚げ後、すぐに加工処理が施されます。鮮度・大きさはある程度均一で、料理は見栄え良く仕上がります。
(参考:ABSEA)
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日本で代表的なむきエビ2種類
日本で比較的手に入れやすい、代表的なエビ2種類を紹介します。
バナエイエビ
クルマエビ科の近縁種であるバナエイエビは、日本で最もよく食べられているエビのひとつ。年間を通して養殖・輸入されているので、1年を通して美味しく食べられます。加熱して食べるのが基本のバナエイエビはあっさりとした口当たりと甘みが特徴で、蒸す・炒める・揚げるなどどんな調理方法にも適したエビです。
ブラックタイガー
ウシエビという和名を持つブラックタイガーは、大きくて弾力のある身が特徴のエビです。生の状態では真っ黒な見た目も、茹でるときれいな赤色に変わります。火を通してもプリプリした食感が残るので、天ぷらやエビフライなどの料理におすすめのエビです。
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特においしくおすすめな海老2選
希少価値が高くて絶品といわれているエビ2選を紹介します。
ウチワ海老
円形状でうちわのように見えることから名前が付けられたウチワ海老。食べる部分はとても少ないですが、透明で白い身にはしっかりした甘みと旨みがあり、伊勢海老に匹敵するほどの美味しさと言われることも。宮崎県や長崎県の五島列島で獲れますが希少性が高く、市場に出回ることが少ないエビです。
北海しま海老
北海道のサロマ湖や能取湖、野付湾で獲れる北海しま海老は、正式名称を「ホッカイエビ」と言い、自然保護のため漁獲制限されるほど貴重なエビです。生きている時は緑と茶褐色の縞模様をしていますが、茹でると鮮やかな朱色の縞模様に変わります。他のエビとは比べものにならないほど、茹でた身は弾力があり濃厚な旨みとコク、甘みがある美味しいエビです。鮮度を保つのが難しいので、水揚げされたらすぐに浜ゆでされます。
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むきエビの意外な活用アレンジ
簡単にできて美味しいアレンジ方法を2つ紹介します。 エビとはんぺんを使った簡単海老しんじょの作り方はコチラです。 下処理をしたむきエビとはんぺんを細かくなるまでたたく ボウルにたたいたエビとはんぺん・片栗粉・塩コショウを入れてよく混ぜ、一口大に丸める 鍋にお湯を沸かし、一口に丸めた材料を入れて5分ほど茹でる 器に和風だしを入れてお湯を注ぎ、茹で上がった海老しんじょを入れて出来上がり むきエビは生春巻きの具としてもおすすめです。合わせる具材は水菜・にんじん・ネギ・レタスなど。アボカドや大葉を加えても美味しくいただけます。市販のタレやドレッシングも美味しいですが、簡単に手作りもできます。甘さや塩分などが加減できるのでお好みの味に仕上げられるのでおすすめです。 <おすすめのタレ> スポンサードリンク
むきエビの種類などについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。 この記事をまとめると 和洋中どんな料理にも合うむきエビは、殻をむいてあるので下処理が楽で便利な食材です。エビの種類によって大きさや食感も違うので、様々な調理に取り入れて食べ比べしてみてはいかがでしょうか。 スポンサードリンク
海老しんじょ
生春巻きの具
まとめ