料理の一品だけでなく、おつまみとしても食べられることの多い枝豆。ですが、枝豆には毒が入っているので、生のままでは食べられないと聞いたことがありますよね。しかし、枝豆に毒があるのは本当でしょうか。
- 枝豆は生のままだと毒がある!?
- 枝豆を生で食べてしまったら?
- 枝豆の正しい食べ方
以上のテーマについて紹介していきます。生のままの枝豆に、本当に毒が入っているのか知りたい方は、ぜひ最後までこの記事を読んでくださいね。
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目次
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枝豆は生のままだと毒がある!?
たんぱく質や炭水化物・食物繊維など、栄養豊富な食べ物である枝豆。特に、枝豆などの豆類に含まれている大豆イソフラボンは、乳がんなどの予防にも効果があります。
しかし、枝豆は、実は生のままであれば毒があるのをご存知でしたか。枝豆に入っている毒はこちらです。
- サポニン
- レクチン
しかし、含まれる毒は熱に弱い性質のため、茹でることで毒性はなくなるのでご安心ください。
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サポニンの危険性
一つ目は、サポニンです。サポニンは、コレステロールの吸収を阻害します。経口毒性があるサポニンは、蕁麻疹などを引き起こしますよ。
また、過剰摂取し過ぎると細胞膜を壊し、赤血球の数を減らします。そのため、貧血の原因にもなります。
レクチンの危険性
二つ目は、レクチンです。植物性タンパク質の総称であるレクチン。レクチンには、消化器官を傷つけ、下痢や吐き気を引き起こす恐れなどが研究で見つかっています。
ですが、根拠が薄い部分ではあるので、絶対避けるべきものとも言えません。そのため、レクチンが入っているものを食べて、何か体に異変が出たのであれば食べるのを避けましょう。
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枝豆を生で食べてしまったら?
毒が入っている生の枝豆を食べてしまったら、このような症状を引き起こす可能性があります。
- コレステロールの阻害
- 蕁麻疹
- 嘔吐
- 下痢
- 腹痛
- すい臓に負担をかけて肥大する
そのため、枝豆は必ず生で食べずに茹でてから食べましょう。ですが、生で食べてしまった時の対処法もあるので、ご安心ください。
- 水をたくさん飲む
- 横向きに寝そべる
- 整腸剤を使う
- 不安に感じるなら病院へ
それでは、詳しく解説していきます。
水をたくさん飲む
一つ目の対処法は、水をたくさん飲みましょう。下痢や嘔吐で脱水症状が起きやすいです。しかし、水をたくさん飲む時は無闇矢鱈に飲むのではなく、自分の体調面と様子をみながら飲みます。
ですが、嘔吐してすぐは食べたり飲んだりすると、体が吐きやすくなっています。体の調子を考えて、少しずつ飲んでいき、脱水症状にならないためにも水をこまめに飲むようにしましょう。
横向きに寝そべる
二つ目の対処法は、横向きに寝そべることです。嘔吐した場合は、仰向けは吐いたものが逆流し、喉につまる可能性があります。そのため、横向きで寝そべると逆流する心配もありません。
また、下痢の時も安静にすることが大切です。楽な姿勢は、体にも負担をかけにくいのでおすすめですよ。
整腸剤を使う
三つ目の対処法は、整腸剤を使うことです。嘔吐は、酸により胃腸が荒れた状態になります。胃が荒れた状態は、胃酸が出ており吐き気なども同時に引き起こしやすいです。
そのため、おなかの調子を整える薬である整腸剤を飲みましょう。
心配なら病院へ
また、心配なら病院へいきましょう。反対に心配のしすぎで、体調がよくならない場合もあります。そのため、少しでも不安を解消するのであれば専門家に相談することで、心に少しでも余裕が持てますよ。
また、激しい嘔吐や下痢が長時間続く場合であれば、病院へいくのも一つです。
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枝豆の正しい食べ方
枝豆はそのまま食べてはいけませんが、正しい食べ方をすれば毒も抜けるので、安心してください。また、1日の摂取量目安を合わせて紹介していきます。
1日の摂取量の目安
枝豆は、1日の摂取量の目安は約200g以内です。目安としては、市販で売っている袋一杯を食べると良いでしょう。
大豆イソフラボンの1日の摂取目安量の最大は、70~75mgとされています。
茹でてから食べる
枝豆は、必ず茹でてから食べましょう。レクチンやサポニンの毒性は、沸騰したお湯で茹でることで、なくなります。また、沸騰したお湯は80度以上で5分ほど茹でると、毒性もほとんどなくなるので安心ですよ。
ちなみに、枝豆には食べ方にもマナーがあります。片手で鞘から豆を出して、もう片方の手は口元を隠して食べるのが正しいマナーですよ。
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まとめ
生の枝豆には、毒が入っていることについて解説していきましたがいかがでしたでしょうか。この記事で解説した内容についてまとめますね。
この記事をまとめると
- 生の枝豆には、コレステロールの吸収を阻害するサポニンと、下痢や吐き気を起こしやすいレクチンという毒が入っている
- 生のまま食べた場合は、下痢や腹痛を起こす可能性が高いので、整腸剤を飲んだり横向きに寝そべって安静にしておく
- どうしても、不安に感じるのであれば病院へ行き、専門家に相談するのもおすすめ
- 枝豆は一日200g以内を目安にして、必ず茹でてから食べるのが正しい食べ方である
枝豆を購入した時は、体に悪い症状を起こさないためにも必ず茹でてから食べましょう。
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