ミルクの飲み残しは食中毒の可能性！危険な理由と対処法・保存方法も

赤ちゃんの育児や栄養面をサポートしてくれるミルク。調乳したけれど飲む量が少なくてたくさん残しちゃった、という時もありますよね。もったいないからまた後であげよう、と思ったらちょっと待ってください！それはNGです。この記事では、

ミルクの飲み残しが危険な理由

少ししか飲まなくて哺乳瓶に残ってしまったミルク。見た目はきれいだしたくさんあるから後でまたあげようかな、そんな気持ちになりますよね。しかし、飲み残しのミルクには危険が潜んでいるんです。もし、うっかり飲み残しのミルクを与えてしまった後に嘔吐や下痢などの様子が見られたら、早めに医療機関を受診しましょう。

雑菌の繁殖

赤ちゃんが口をつけた哺乳瓶のミルクには、哺乳瓶の乳首を通して赤ちゃんの唾液や口の中の雑菌が入り込んでいます。授乳の温度は40℃くらいが適温ですが、この温度は雑菌の繁殖にも適した温度。時間の経過とともに目には見えない雑菌が繁殖していきます。赤ちゃんの消化器官は機能がまだ未発達のため、重篤な症状を引き起こしかねません。雑菌が繁殖した飲み残したミルクは捨てるようにしましょう。

乳製品は繊細である

粉ミルクは開封すると空気に触れて酸化して、味の劣化や栄養が損なわれます。また、非常に多くの栄養素が含まれていることからダニや細菌が混入して増殖しやすくなります。とても繊細な製品であるため、温度管理や衛生管理には十分な注意しつつ、極力早く使い切ることが大切です。

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何分放置まで赤ちゃんに飲ませられる？

授乳の途中で寝てしまったり、数口で飲むのをやめてしまったり。赤ちゃんのご機嫌やタイミングでミルクがたくさん残ることがありますよね。次の授乳の時に飲ませたいな、と思うこともあるかもしれません。一度口をつけてしまった哺乳瓶のミルクは、どのくらいもつのでしょうか？

20分放置でNG

調乳したミルクは栄養価が高いので、一度口をつけてしまうと雑菌が増えやすくなっています。そのため、20分ほどしか置いておけません。20分を超えてしまう時には保存せず、捨てるようにしましょう。

できるだけ1回で飲み切る量にしよう

赤ちゃんが飲むミルクの量の目安は、生後の週数、月齢に合わせて増えていきます。個人差や赤ちゃんの生活リズムに合わせて量や回数を加減しましょう。ミルクは調乳すると長持ちしません。出来るだけ1回で飲み切る量を作ってあげるようにしましょう。

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安心なミルクの飲ませ方

赤ちゃんの食事となるミルクの時間。ミルクを作るときは衛生面に注意することが大切です。哺乳瓶は洗い残しがないようきれいに洗い、消毒・殺菌した上でしっかり乾燥させたものを使いましょう。

粉ミルクの濃さを一定にする

粉ミルクはきちんと計量し、規定のお湯で溶いてあげましょう。表示通りに作ることで母乳と同等のエネルギーが得られるように作られています。70℃以上のお湯を使用して調乳したら、哺乳瓶を振りながら流水か氷水にさらし、適温まで冷まします。腕の内側に数滴ミルクを垂らしてみて、体温と同じくらいまで下がっているか確認してから飲ませてあげましょう。

目を見て飲ませよう

ミルクをあげるときは乳首の中をミルクで満たして、哺乳瓶を立てながらあげましょう。哺乳瓶を横に寝かせると乳首から空気が入り込み、赤ちゃんの空気をたくさん飲んでしまうことになり、後でミルクを吐いてしまいやすくなります。赤ちゃんと目を合わせ、ゆったりと話しかけながら飲ませてあげましょう。

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おすすめの粉ミルク2選

粉ミルクには、たくさんの種類がありますよね。今回は、牛乳アレルギーに配慮した粉ミルクと、パッケージに工夫がこらされた粉ミルクの2選を紹介します。

ニューMA-1

ニューMA-1は、牛乳アレルギーと診断された赤ちゃん用の粉ミルクです。牛乳たんぱく質のアレルゲン性を低減し、脂肪酸のバランスも調整されています。アミノ酸のバランスも母乳に近く、赤ちゃんの負担にならないように配慮された製品です。

はぐくみ エコらくパック

はぐくみエコらくパックは缶ではなく、繰り返し使える専用ケースが特徴の粉ミルクです。専用ケースは耐熱性のある素材でできていて、煮沸消毒も電子レンジでの消毒も薬液消毒もOK。詰め替え用のミルクはアルミ包装なので捨てる時もかさばりません。

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■まとめ

ミルクの飲み残しの危険性などについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

赤ちゃんがミルクを飲む量は、たくさん飲んでくれる時もあれば数口で終わりの時もあります。毎回作るのは大変ですが、大切な赤ちゃんの健康のためにも、ミルクの飲み残しは捨てるようにしてくださいね。

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