あなたは「新生姜」を食べられたことがあるでしょうか?お寿司屋さんに行って「がり」などの状態のものは食べられているかもしれません。今回は、スーパーでよく見かける「新生姜」の賞味期限について詳しく解説します。先に、記事の一覧を見ておきましょう。
- 新生姜ってどんな食べ物なの?
- 新生姜は傷みやすいって本当?
- 新生姜を長期間保存するにはどうすればいい?
こんな内容になっています。記事を最後まで読んで頂くことで、新生姜を上手に保存する方法が学べます。最後まで読んで、新生姜マスターになってしまいましょう。
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目次
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新生姜を美味しく食べて健康になろう!
まずは、新生姜とは一体どんな食べ物なのかを解説していきます。
新生姜の旬の時期はいつ?
新生姜は通常の生姜と同じように、4月に種を植えます。通常の生姜であれば、収穫するのは秋ですが、新生姜の場合は夏の終わりに収穫します。そして、夏の終わりに収穫された新生姜はそのまま市場に出回り、スーパーなどに並ぶのです。
なので、新生姜の旬の時期は「秋」ということになります。通常の生姜の場合は秋に収穫され、数カ月間貯蔵させて出荷されるので、旬の時期がもっと遅いのです。
新生姜の成分・栄養素とは?
新生姜に含まれている栄養素には、こんなものがあります。
- ジンゲロール
- ジンゲロン
- ショウガオール
この3つの栄養素が、新生姜の大切な栄養素です。3つとも生姜の辛み成分に含まれる栄養素ですが、他の食材からはなかなか摂取が出来ない成分なのです。このほか、新生姜にはビタミンB群やビタミンC、ビタミンEなども含まれています。非常に栄養価の高い食材なのです。
新生姜の効果や効能
新生姜を食べるとこんな感じの効果効能を実感できます。
- 冷え性の改善
- アンチエイジング効果
- 血行促進
- 体脂肪を燃えやすくする
まず、ジンゲロールやショウガオールを摂取すると、体の血流が良くなり、血行促進や冷え性の改善を促すことが出来ます。また、ジンゲロールには抗酸化作用があるので、細胞を若々しく維持することが可能で、アンチエイジングに効果が期待できます。
その他、ジンゲロンには「体脂肪を燃えやすくする効果」もあると言われているのです。
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新生姜は傷むのが早いの?
新生姜は通常の生姜と比べると水分保持量が多いため、傷みやすいです。一体どれくらい期間、日持ちするのでしょうか?保存方法別にご紹介していきます。
新生姜に賞味期限はある?
新生姜には賞味期限があります。最長でも2か月程度が限界だと思っておきましょう。普通の生姜であれば、水分がかなり抜けきっているので、長期間の保存がしやすいですが、新生姜は水分が多いので、長期間の保存が難しいのです。
常温で保存方法
常温で新生姜を保存した場合「15℃くらいの室温で湿度70%」を保てるのであれば、1か月間は保存できます。ただし、この状態を維持するのは難しいでしょうから、常温だと「数日」で傷んでしまうと思っておきましょう。キッチンペーパーや新聞紙でくるんで保存します。
冷蔵の保存方法
冷蔵で新生姜を保存した場合は、2週間程度で食べきった方がいいでしょう。冷蔵する場合も、キッチンペーパーにくるみ、野菜室に入れて保存します。乾燥を嫌う野菜なので、出来るだけ乾燥させないようにしましょう。
冷凍の保存方法
新生姜を最も長期間保存できるのは「冷凍保存」です。冷凍保存をすると1カ月から2か月程度は日持ちさせることが可能。保存方法も簡単で、ジップロックなどのフリーザーパックに入れて冷凍すればいいだけです。使う時は、必要な分だけカットするかすりおろして使いましょう。
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新生姜を長期保存する方法
さらに、新生姜はひと手間加えて保存することで、もっと長期間の保存も可能です。いくつかご紹介しておきましょう。
焼酎に漬ける
新生姜は「ホワイトリカー」にまるごと漬け込んで冷蔵庫に入れておくと、さらに長期間の保存が出来ます。きちんと洗ってから雑菌が入らないようにして保存すると1年間の長期保存も可能だと言われています。
もし、どうしても長い期間新生姜を日持ちさせたいのであれば、ホワイトリカーを利用しましょう。
甘酢漬けにする
新生姜は「甘酢漬け」に調理してしまうと、長期間の保存が可能です。スライスした新生姜を「水」「砂糖」「塩」「酢」で作った甘酢に漬け込んで冷蔵庫で保存するだけ。この方法で1年間の保存が出来ます。
味噌漬けにする
新生姜は「味噌漬け」にすることでも保存が出来ます。カットした新生姜を砂糖を少々入れた味噌に漬け込んで、冷蔵庫に入れておくだけ。この方法で半年程度は日持ちさせられるでしょう。
調理して保存食にする
このように、新生姜は生のままでは傷みやすいので、ひと手間加えて「調理をして」保存すると長期間の保存が出来ます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は新生姜の「賞味期限」について詳しく解説してきました。最後に、記事内容をざっくりと振り返ってみましょう。
この記事をまとめると
- 新生姜は秋に食べごろを迎える野菜
- 新生姜は常温では数日しか日持ちできない
- 新生姜を長期保存させたいのであれば、冷凍や調理がおすすめ
こんな内容になっていました。もし、新生姜を手に入れられることがあれば、ご紹介したような方法で、長期の保存にもチャレンジしてみましょう。
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