妊娠中(妊婦)でもカンロの梅のど飴はなめられる?ハーブエキスは危険?

妊娠中の食事には食べても良いもの・控えた方が良いものがありますが、“梅のど飴”は妊婦さんでも食べられるのでしょうか?のど飴の危険性の有無について着目しました。今回は、

  • 妊娠中でもカンロ梅のど飴はなめられる?
  • 添加物の危険性は?
  • 梅のど飴は太る?体重増加の目安

これらのテーマについて紹介いたします。

画像引用:カンロ

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妊娠中でもカンロの梅のど飴は食べられる?

カンロの梅のど飴は、梅のほのかな酸味とはちみつのまろやかな味わいが美味しい飴ですが、妊婦さんが摂ってはいけない成分は含まれていません◎ そのため、妊娠中でも安心してなめることができます。

“妊娠中のはちみつは危険”と言われることもありますが、それは生はちみつに限ります。梅のど飴に含まれるはちみつは、加工されているので心配ありません。

成分

カンロのHPによると、梅のど飴には『砂糖、水飴、梅エキス(梅ペースト(りんごを含む)、梅糖抽出物、水飴)、濃縮うめ果汁、ハーブエキス、梅漬けはちみつ、梅肉エキス/酸味料、香料、シソ抽出物』が含まれています。


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カンロ梅のど飴は太る?

カンロの梅のど飴は、1粒あたり13kcalとなっています。2〜3粒であれば太る原因にはなりませんが、食べ過ぎれば高カロリーとなり肥満につながることもあるので注意しましょう。

妊娠中は「甘いものの食べ過ぎ」と「過度の肥満」に気をつける必要があります。

妊娠糖尿病

妊娠中に糖尿病と同じ状態になることを『妊娠糖尿病』と呼んでいます。より多くの栄養を胎児に与えようとする体の自然な働きと考えられていますが、妊娠糖尿病になると胎児に合併症が出る危険性があります。

妊娠糖尿病による胎児の合併症
  • 新生児低血糖
  • 新生児高ビリルビン血症
  • 低カルシウム血症
  • 呼吸窮迫症候群

そのため、甘いものの食べ過ぎ、毎日甘いものばかり食べるのはNGです。妊娠初期には、多くの人がつわりを経験します。

つわり中は甘いものであれば食べられそう‥なんて時もありますが、そればかりはNGです。

過度の肥満に注意

妊娠中は適度に体重を増やす必要がありますが、太り過ぎは難産などトラブルの原因となるので注意しましょう。砂糖を使用したお菓子には糖質が多く含まれているため、1日に食べる量を抑えるようにしましょう。

体重増加の目安量

妊娠中は適度に体重を増やす必要がありますが、太り過ぎは難産などトラブルの原因となるので注意しましょう。甘いものは高カロリーで脂質量も多いので、毎日食べ続けていると肥満に繋がります。

妊娠中の体重増加の目安は、妊娠前の体重によって異なります。BMIの数値によって目安の体重が決められているので、その範囲を超えないようにしましょう。

妊娠中の体重増加目安
  • 痩せ型(BMI18.5未満)…妊娠前+9〜12kg
  • 普通型(BMI18.5~25.0)…妊娠前+7〜12kg
  • 太り型(BMI25.0以上)…妊娠前+5g

このように、妊娠前の体型によって妊娠中の体重増加の目安量は変わってきます。痩せ型であるほど増加しても良い体重は多いですが、つわり後は食欲がアップして食べられる量も増えるので気をつけましょう。

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妊娠中に食べたい食材・控えたい食材・食べてはいけない食材60選まとめ

妊娠中にどの食材を食べればよいのか?どの食材を控えれば良いのか?というのは非常に気になるところです。代表的な60食材でまとめました。

妊娠中に積極的に摂りたい食材

妊娠中に積極的に摂りたい食材には、どんなものがあるのでしょうか?その食材が含む、妊娠中に摂りたい栄養素とあわせてチェックしてみましょう!

  • 豚肉 …たんぱく質+ビタミンB群
  • 鶏肉 …たんぱく質
  • 牛肉 …たんぱく質+鉄+亜鉛
  • 青魚 …DHA・EPA
  • 鮭       …たんぱく質+ビタミンB6+ビタミンD
  • ぶり …
  • かつお…
  • 白身魚…たんぱく質
  • 貝類 …鉄+亜鉛
  • 桜エビ…カルシウム
  • 卵  …たんぱく質
  • ブロッコリー…葉酸+カリウム
  • 青菜 …葉酸+鉄+カリウム+カルシウム
  • ヨーグルト …たんぱく質+カルシウム
  • 納豆  …葉酸+ビタミンE
  • 大豆(大豆製品) …たんぱく質+鉄+ビタミンE+カルシウム
  • いちご …葉酸
  • アボカド …ビタミンE+カリウム
  • トウモロコシ …葉酸+ビタミンE
  • グリーンアスパラガス …葉酸
  • 枝豆 …葉酸
  • そら豆 …葉酸
  • トマト …カリウム
  • もずく …ミネラル+食物繊維
  • きのこ …食物繊維+ビタミンD
  • 切り干し大根 …食物繊維
  • もち麦 …食物繊維

妊娠前から必要と言われている葉酸やビタミン類、妊娠中に不足しがちな食物繊維やカルシウムなどのミネラル類を補える食材には、上記のようなものがあります。
これらの食材を妊娠中の食事にバランス良く加えることで、ママの体や胎児の発育に良い効果をもたらします。妊娠中は食べ物の嗜好が変化することもありますが、できる範囲で色々な食材を食べるようにしましょう!

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妊娠中に少量に控えたい食材

妊娠中の食事は栄養素のバランスが大切ですが、中には控えておくべき食べ物がいくつかあります。食中毒リスクや、食べると胎盤を通じて胎児に届き、成長に悪影響を及ぼすものなど様々です。妊娠中に控えたい食材について、確認していきましょう。

食中毒や感染症のリスクのあるもの

  • お刺身
  • 生卵
  • ローストビーフ
  • 生ハム
  • ナチュラルチーズ
  • 肉・魚のパテ

メチル水銀を含むもの

  • 金目鯛:1回80gを週に1度まで
  • メカジキ :1回80gを週に1度まで
  • メバチマグロ:1回80gを週に1度まで
  • 本マグロ:1回80gを週に1度まで
  • エッチュウバイ貝:1回80gを週に1度まで
  • くじら:1回80gを週に1度まで
  • きだい:1回80gを週に2度まで
  • インドマグロ:1回80gを週に2度まで
  • マカジキ:1回80gを週に2度まで
  • くろむつ:1回80gを週に2度まで

ヨウ素・ヒ素を含む食べ物

  • 昆布 :1日1回少量
  • ひじき:小鉢2杯程度を週に2度まで

カフェインを含む飲み物

カフェインを含む主な飲み物と、100mlあたりのカフェイン量は下記となります。

  • コーヒー …約60mg
  • 紅茶        …約30mg
  • 緑茶        …約20mg
  • ほうじ茶 …約20mg
  • ウーロン茶 …約20mg
  • ココア    …約10mg

糖分を多く含むお菓子やジュース

糖分を多く含むお菓子や、甘いジュースなども妊娠中には控えたい食べ物です。甘いものを過剰摂取することで、妊娠前は糖尿病を持っていなくても妊娠期間中に糖尿病を発症することがあり、『妊娠糖尿病』と呼ばれています。
より多くの栄養を胎児に与えようとする体の自然な働きと考えられていますが、妊娠糖尿病になると胎児に合併症が出る危険性があります。

ビタミンAを多く含む食べ物(妊娠初期)

“動物性ビタミンA”を妊娠初期に摂取し過ぎると、胎児の形成異常の原因となると言われています。ビタミンAを多く含む食べ物には、下記のようなものがあります。

  • レバー
  • うなぎ
  • あなご

塩分を多く含む食べ物

妊娠中に塩分を過剰摂取すると、『妊娠高血圧症候群』という病気になることもあります。この病気を発症する確率は、妊婦さん20人に対し1人と言われており、妊娠中の食生活が原因で引き起こされます。
妊娠34週(妊娠9ヶ月)未満で引き起こした場合は重症化リスクが高く、胎児発育不全(赤ちゃんが育たない)・常位胎盤早期剥離(赤ちゃんに酸素が届かない)・胎児機能不全(赤ちゃんの状態悪化)となる可能性があります。酷い場合は胎児の命に関わることもあるので、食事には注意が必要なのです。

妊娠中に食べてはいけない食べもの

  • 生肉(ローストビーフ・ユッケ・馬刺し・お刺身・パテなど)
  • アルコール

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まとめ

この記事をまとめると

  • カンロ梅のど飴は妊婦さんでものなめてOK!
  • 1粒あたりのカロリーは低いが食べ過ぎれば肥満・妊娠糖尿病の原因に

妊娠中にカンロ梅のど飴はなめることができますが、糖分が多く含まれるので舐めすぎには注意しましょう。妊娠中は虫歯になりやすいとも言われているので、他の甘いものを食べる際もしっかり歯を磨くようにしましょう。

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