ヨーグルトは紀元前数千年前から食べられている、歴史の長い食べ物だということをご存じでしたか?
ヨーグルトには骨の形成に欠かせないカルシウムや、腸内環境を整える乳酸菌が多く含まれています。
健康や美容に良い効果があるだけではなく、美味しい味が長い間人気のある理由でもあります。
そんなヨーグルトはどのくらいの量を食べたら良いのか、どのような栄養素が含まれているのか、分かりやすくまとめてみました。
スポンサードリンク
そこで今回は、
- ヨーグルトは食べ過ぎても大丈夫?
- ヨーグルトの栄養素
- ヨーグルトの効果・効能
- ヨーグルトのおいしい食べ合わせ
これらのテーマについて紹介いたします。
スポンサードリンク
目次
|
|
ヨーグルトは食べ過ぎても大丈夫?
ヨーグルトなどの乳製品には、腸内環境を整える乳酸菌が豊富に含まれています。その為、便秘で困っている方にもお勧めの食品です。
最近では海外で人気のグリークヨーグルトや、味わい豊かな果実入りのヨーグルトも続々と登場しています。
子供からお年寄りまで愛されているヨーグルトですが、食べ過ぎてしまった場合、どうなるのでしょうか?
食べ過ぎは太る
ヨーグルトはダイエットに良いなんて言葉を聞いたことがありませんか?
しかし、どんなに健康・美容に良い効果が食品だとは言え、一日の摂取量よりも多く摂取した場合には、体重が増える可能性もあります。
ヨーグルトには脂質も含まれている為、毎日適度に食べるのが良いでしょう。
お腹が緩くなる
ヨーグルトや牛乳を摂取した際に、下痢や腹痛などを起こした経験はありませんか?
食べ過ぎや体が冷えたという理由以外にも、ヨーグルトに含まれる乳糖が原因で体調を崩す可能性もあります。
日本人の成人の2〜3割が「乳糖不耐症」と呼ばれる、体内に取り込んだ乳糖を体内で消化できない症状を持っていると言われています。
乳酸菌には、腸内環境バランスをサポートする働きがありますが、許容量以上を摂取すると、乳糖不耐症の症状が起こる可能性があります。
特に普段からお腹が緩い方は、食べる量に注意しましょう。
スポンサードリンク
ヨーグルトの栄養素
健康に良いと言われているヨーグルトは、実際にはどのような栄養素が含まれているのでしょうか?
カルシウムが豊富
ヨーグルトに含まれる代表的な栄養素は、カルシウムです。カルシウムは、成長期の子供の骨の形成、高齢者の骨粗鬆症を防ぐ大切な栄養素です。
骨に欠かせない栄養素であると同時に、細胞の機能や神経の伝達に不可欠な物質です。カルシウムの摂取量が不足すると、骨を溶かしてカルシウムを取り出して使われる仕組みになっています。
その為カルシウムが不足すると、骨や歯がもろくなり骨折や怪我の原因になることもあります。
乳酸菌で健康になる
ヨーグルトは乳酸菌や酵母によって作られる発酵食品です。ヨーグルトに使われている主な乳酸菌には、ガセリ菌やビフィズス菌などがあります。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は以下のような働きをします。
- 腸内菌叢のバランスを保ち、消化を促進し便通を整える。
- タンパク質やカルシウムなどの消化吸収を促す。
- ヨーグルトの風味をよくし、保存性を高める。
スポンサードリンク
ヨーグルトの効果・効能
ヨーグルトには腸内環境を整える乳酸菌が含まれていることが分かりましたね。乳酸菌は実際にどの様な効果・効能があるのか見ていきましょう。
腸内環境を改善
ヨーグルトをはじめとし、チーズや味噌、ぬか漬けなどの食品に、腸内環境を改善する働きのある乳酸菌が含まれています。
人間のお腹の中には、常に善玉菌と悪玉菌、日和見菌という三種類の菌が存在しています。名前の通り、腸内環境を改善する良い働きがあるのが善玉菌です。
善玉菌にはヨーグルトに含まれている、お馴染みのビフィズス菌などがあります。
悪玉菌を抑える
悪玉菌は、発ガン性物質を作り出したり、腸内の腐敗を進めて下痢や便秘を引き起こすなど、体に悪い働きをする菌のことを言います。悪玉菌にはウェルシュ菌、ブドウ球菌、大腸菌などがあります。ヨーグルトを食べることで、この様な悪玉菌を抑える効果があります。
スポンサードリンク
ヨーグルトのおいしい食べ合わせ
私たちの健康や美容に良い効果が期待できるヨーグルト。ヨーグルトは賞味期限が短い為、購入後はなるべく早く食べ切りたいものです。
そこで身近な食品と組み合わせて、美味しく栄養バランスも整うアレンジ方法をご紹介します。
フルーツ全般
バナナやりんご、キウイなど自宅にある果物と組み合わせることで、ヨーグルトに含まれる栄養と果物に含まれる栄養を一緒に摂ることができます。
果物と合わせることでボリュームも増すため、腹持ちも良いです。甘さが足りない場合は蜂蜜をかけても良いでしょう。
シリアル系
シリアルやグラノーラといった穀物とヨーグルトを組み合わせる方法は、既に多くの方に馴染みがあるのではないでしょうか?
シリアルにはビタミンやミネラルが豊富に含まれているので、ヨーグルトと合わせて朝食や間食に食べることがお勧めです。
しかし肉や魚、野菜などの食品をバランスよく取ることが理想的ですので、不足しがちなカルシウムやビタミン等の補給として、取り入れてみてください。
スポンサードリンク
まとめ
「ヨーグルトばかり食べるのは体に良い?悪い?主な栄養素を紹介」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- ヨーグルトを食べ過ぎると、体重増加や乳糖不耐症の症状が出る可能性がある
- ヨーグルトに含まれる乳酸菌は体内で貯蓄できない為、継続して摂る必要がある
- ヨーグルトには骨の形成に欠かせないカルシウムが豊富
- ヨーグルトを食べることで骨粗鬆症の予防にも役立つ
- ヨーグルトには腸内環境を整える善玉菌が豊富
- ヨーグルトは果物やシリアルと組み合わせると更に美味しい
乳酸菌は一度にまとめて摂取することはできない為、毎日継続して摂取することが大切です。果物やシリアルと組み合わせて、アレンジレシピにも挑戦してみてくださいね。
スポンサードリンク