赤紫蘇といえば梅干しを漬けるのに欠かせない野菜ですが、そんな赤紫蘇で作ったシロップが美容や健康、ダイエットに効果のあるのをご存じですか?鮮やかな赤い色が見た目にも美しく、夏に向けて手作りする人も多いんですよ。この記事では、
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赤紫蘇シロップって何?
昔から食用や漢方薬として用いられてきた赤紫蘇は、栄養価がとても高い野菜です。その赤紫蘇を使って作る赤紫蘇シロップは見た目も美しく、様々な効能が期待できます。
赤紫蘇シロップとは
赤紫蘇シロップは、赤紫蘇のエキスを取り出してじっくり煮詰めて作るシロップのことです。赤紫蘇にはビタミン類や鉄分、カルシウム、α-リノレン酸、アントシアニンなど、体によい栄養成分が豊富に含まれています。赤紫蘇で作るシロップには、次の効能が期待できます。
紫蘇の種類や特徴
香味野菜の1つである紫蘇には、葉が緑色で大葉とも呼ばれる青紫蘇と、赤紫色の赤紫蘇があります。青紫蘇は刻んで薬味にしたり刺身に添えたりする他、天ぷらやパスタにも使われます。一方で赤紫蘇は、梅酢にして梅干しを漬けたり、紅生姜の色付けに使います。
栽培方法や産地や旬
紫蘇の産地は愛知県、静岡県、大分県が有名です。ほとんどが温室栽培のため、一年を通して流通しています。露地物は5月から8月にかけてが旬になります。
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赤紫蘇シロップの保存方法は?
赤紫蘇シロップは冷蔵保存がおすすめですが、常温でも保存できます。日持ちさせるには、清潔な調理と保存容器の消毒、紫蘇の濃度を濃くするのがポイントです。ここでは、赤紫蘇シロップの保存方法について紹介します。
保存期間の目安
冷蔵保存の場合は3か月ほど、常温保存の場合は10日ほどを目安に使い切るようにしましょう。
保存は冷蔵庫で
赤紫蘇シロップを作ったら、完全に冷ましてから消毒済みの容器に移して冷蔵庫で保存しましょう。冷やした後は、水や炭酸水などで割ってジュースにして飲めますよ。
清潔な調理や保存を意識
赤紫蘇シロップの保存にはしっかり煮沸消毒した瓶などの保存容器を使用しましょう。すぐに使う分と長期保存する分に分けて保存するといいですよ。しっかり密閉して冷蔵庫で保存しましょう。
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保存方法
できあがった赤紫蘇シロップは、常温・冷蔵・冷凍で保存可能です。各々の保存方法のポイントを紹介します。
常温保存の場合
常温保存する場合は、直射日光・高温多湿を避けて風通しのよい涼しい場所で保存しましょう。赤紫蘇シロップは発酵するので、こまめに様子をチェックする必要があります。夏場はできるだけ冷蔵庫に入れるのがおすすめです。
冷蔵保存の場合
冷蔵保存は発酵しにくいのでおすすめです。赤紫蘇シロップを作るとき、砂糖なしにしたり甘さを控えるとカビが生えやすくなります。この場合は冷蔵庫で保存して、見た目や味、匂いをよく確認してから早めに使い切りましょう。
冷凍保存の場合
作り過ぎて飲みきれない場合は冷凍保存しましょう。ジッパー付き保存袋に入れた後空気を抜いて密封し、冷凍庫に入れるだけでOKです。製氷器に入れて凍らせシャーベットとして食べたり、氷として使ってもOKです。使う時は自然解凍しますが、一度解凍したものを再冷凍するのはやめましょう。風味が損なわれ、食中毒の原因になる可能性があります。
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赤紫蘇シロップの作り方
赤紫蘇シロップは4つの材料で作ることができます。夏に向けて作ってみてはいかがでしょうか。
赤紫蘇シロップの作り方
赤紫蘇シロップは、赤紫蘇・クエン酸・砂糖・水で作れます。クエン酸の代わりレモン汁や穀物酢、りんご酢などでも作れます。茎付きの赤紫蘇の場合は葉の部分を摘み取って使います。
おすすめの使い方
濃縮されている赤紫蘇シロップはそのままかけても、割って飲んでも、凍らせてアイスにしてもOK。ゼラチンで固めてゼリーにしたりカクテルに使ったり様々なアレンジが楽しめます。赤紫蘇シロップを作った時の残り葉も、固く絞ってレンジで乾燥させれば自家製ゆかりが作れます。
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まとめ
赤紫蘇シロップの保存方法や使い方について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
この記事をまとめると
- 赤紫蘇シロップは赤紫蘇のエキスを取り出してじっくり煮詰めて作るシロップのこと
- 赤紫蘇シロップを作ったら、清潔な保存容器に移して冷蔵庫で保存する
- 保存方法は冷蔵のほかにも、常温保存、冷凍保存が可能
- 赤紫蘇シロップは赤紫蘇・クエン酸・砂糖・水で作れる
夏バテの時にも効果を発揮する赤紫蘇シロップ。長期保存が可能で、色々なデザートなどのアレンジを楽しめます。シロップを使った後の残り葉も、料理やゆかりに活用できますよ。ぜひ一度作ってみてはいかがでしょうか。
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