みなさんはバターと聞くとどのような印象をお持ちでしょうか?
- マーガリンと比べると風味がよく、やっぱりバターの方が料理がおいしくなる!
- 油の塊だから食べると太りそう・・・
このように考えている方が多いのではないでしょうか?しかしバターを食べて太るかどうか、体に良いのか悪いのか、といったことは食べ方次第で、一概にバターが体に悪影響を及ぼすとも言えないのです。そこで今回は、
- バターってどんな食材?
- バターのカロリーや糖質・脂質
- バターはダイエットに使える?
これらのテーマでバターの健康効果について紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。
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目次
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バターってどんな食材?
まずはバターとはどのような食材なのか?ということについて紹介していきます。
バターとは
バターは生乳などの乳成分を攪拌し、それにより発生した脂肪分を練り固めた商品です。有塩バターや無塩バター、非発酵バターや発酵バターなど様々な種類があります。
一般的にはスイーツなどには無塩バターを、調理で使用する場合は有塩バターを使うことが多いです。
バターの起源
バターの歴史はとても古く、紀元前2000年ころの旧約聖書などの書物にバターらしきものが記述されていたようです。
紀元前500年ころになるとバターは良く作られるようになり、「馬や牛の乳を桶に入れて振動させることで、浮き上がった脂肪をすくってバターを作った」といった情報があります。
バターの種類
バターの種類は塩分を含んでいるか・含んでいないかによって変わります。市販のバターは有塩タイプと無塩タイプに分かれ、有塩タイプには1.5%程度の食塩が加えられます。有塩タイプの方が保存性が高く、風味も良いとされています。
この他にも発酵バターと非発酵バターと呼ばれる種類もあります。発酵バターは、原料のクリームを乳酸菌で発酵させてから作ったバターで、独特の風味が特徴です。非発酵バターは一般的なバターで、日本ではこちらが主流です。
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バターのカロリーや糖質・脂質
バターのカロリーや糖質、気になる脂質などについて詳しく紹介していきます。
カロリー
バターのカロリーについて種類別で紹介していきます。
- 有塩バター100ℊあたりのカロリー:745kcal
- 無塩バター100ℊあたりのカロリー:763kcal
- 発酵バター100ℊあたりのカロリー:752kcal
予想通り、バターのカロリーはどれも非常に高いことがわかりますね。
糖質
バターの糖質量について種類別で紹介していきます。
- 有塩バター100ℊあたりの糖質量:1.2g
- 無塩バター100ℊあたりの糖質量:0.2g
- 発酵バター100ℊあたりの糖質量:4.4g
意外にも、バターはどの種類も糖質量が非常に低いことがわかりました。一度に100ℊものバターを摂取することは中々ありませんから、糖質量についてはそれほど気にする必要はなさそうです。
脂質
バターの脂質について種類別で紹介していきます。
- 有塩バター100ℊあたりの脂質量:81g
- 無塩バター100ℊあたりの脂質量:83g
- 発酵バター100ℊあたりの脂質量:82.1g
脂質量は非常に高いことがわかります。
太る?
カロリー・糖質・脂質の3つの数値を紹介していきましたが、結論から申し上げますと、バターは意外にも太りにくい食材と言えます。その理由は糖質量の低さです。
一般的に太るというと、糖質の過剰摂取が原因となっている場合が多いです。その点バターは糖質量が非常に少ないため、糖質制限ダイエット中の方などにもおすすめできる食材と言えます。
ただしいくら糖質が少ないからと言っても、食べ過ぎてしまえば太る場合も当然あります。脂質量やカロリーは多いですから、
- 血中の悪玉コレステロールが増える
- 中性脂肪が増える
- 脂質異常症や動脈硬化などを招く
といった様々な健康リスクが高まります。
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バターはダイエットに使える?
バターは糖質が非常に少ないため、適量を摂取し、運動などと併用することで高いダイエット効果を実感できます。バターのダイエット効果や、様々な効能について解説していきます。
中性脂肪を減らす
バターにはオメガ3脂肪酸と呼ばれる不飽和脂肪酸が含まれているため、中性脂肪や悪玉コレステロールを減らす効果が期待できます。
バターの種類の中でも「グラスフェッドバター」と呼ばれる種類が、特に不飽和脂肪酸を多く含んでいます。一般的なバターと比べると、オメガ3脂肪酸が5~6倍多く含まれていると言われています。
便秘解消
バターの種類の中には発酵バターはと呼ばれる種類があると紹介しました。この種類のバターには乳酸菌が多く含まれており、そのおかげもあり便秘解消などの腸内環境の改善が見込めます。
美肌・アンチエイジング効果で綺麗に痩せよう
バターにはビタミンAが多く含まれており、皮膚や粘膜を健康に保つ効果が期待できます。ニキビや吹き出物などに悩まれている方は、バターを食生活に取り入れてみても良いかもしれませんね。
また、ビタミンAの他にビタミンEも含まれているため、抗酸化作用による老化防止や、様々な肌トラブルの改善に繋がります。
まとめ
今回は、バターの健康効果や具体的なカロリーや糖質量などについて紹介していきました。
この記事をまとめると
- バターは糖質量が低いため食べ過ぎなければ太りにくい食材といえる!
- オメガ3脂肪酸の効果でダイエット効果が見込める!
- 食べ過ぎには注意!
いかがでしたか?バターの効能について少しでも知識が深まったのであれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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