妊娠中はお酒を飲んではいけないのは、みなさんもご存知のことかと思います。妊娠中、“アサヒのドライゼロ”なら飲んでも大丈夫なのでしょうか?今回は、
- アサヒドライゼロは妊娠中飲んでもいい?
- 妊娠中・授乳中にお酒を飲むとどうなる?
- 毎日飲んだら太る?
これらのテーマについて紹介いたします。
画像引用:アサヒ
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目次
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アサヒドライゼロとは?
“アサヒドライゼロ”は、asahiから販売されているノンアルコールビールです。アルコール度0.00%と完全にアルコールを含まず、それでいてビールに近い味を再現しています。飲みたいけれど、アルコールを飲めない時や苦手な方に向けたビールです。
どんな味?まずい?
asahiのHPによると、アサヒドライゼロはビールに近い味とガツンとした喉越しとキレが特徴です。アルコール入りの通常のビールを飲み慣れている方にとっては、”まずい”と感じることもあるようです。
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アサヒドライゼロは妊娠中でも飲める?
妊娠中、“ノンアルコール”の飲料であれば飲んでも問題はありません◎ お酒に似せた商品が多数ありますが、アルコール分0%であれば飲んでも大丈夫です。
アサヒドライゼロはアルコール分0.00%なので、妊婦さんでも授乳中のママさんでも飲むことができます。
ノンアルコール飲料の中には、糖分がたくさん使われているものがあるので、糖分の摂りすぎとならないよう飲む量には注意しましょう。
ノンアルコールビールで母乳の味は変わる?
授乳中にノンアルコールビールを飲んでも、母乳の味が変化することはないので安心しましょう。アサヒのウメッシュなど、ノンアルコールの梅酒でも同じく心配はありません◎
毎日飲むと太る?
アサヒドライゼロはアルコール度数0%ですが、カロリー・糖質ともにゼロのノンアルコールビールです。そのため、飲mきすぎてもカロリー摂取にはなりません。
しかし、“ノンアルコールビールは太る”と言われています。カロリーや糖質が無いにも関わらず、なぜ太る原因になってしまうのでしょうか?それには、このような理由があります。
- 炭水化物が含まれているため
- 人工甘味料が含まれているため
アサヒドライゼロ100mlあたりには、1.4gほどの炭水化物が含まれています。カロリーや糖質はゼロですが、他に含まれる成分によって太る可能性があります。
下記記事で詳しく紹介していますので、あわせてチェックしてみましょう。
詳しくはこの記事をチェック!
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妊娠中にお酒を少量飲んでしまった!
普段からお酒をよく飲む方は、妊娠したことに気づかずお酒を飲んでしまうこともあるかと思います。たくさん飲んでしまった時や、少量飲んでしまった時など、お酒の量に関わらず妊娠中の飲酒は悪影響があるものとして知られているため、飲んでしまったけけど大丈夫かな…と不安になることも多いかと思います。
結論からお答えすると、継続的かつ大量でなければ、少量のお酒を飲んでもすぐに胎児に影響が出ることはありません。
しかし、妊娠中は全ての期間においてお酒を摂ってはいけません!その理由には、何があるのでしょうか?赤ちゃんへの影響やリスクなど、詳しく見てみましょう。
妊婦さんの飲酒率
厚生労働省によると、日本の妊婦さんの飲酒率は過去に8%台を記録しています。「妊娠中・授乳中の飲酒は控えましょう」というフレーズは、お酒のCMやお酒そのものにも印字されていますが、それでも飲酒を継続する妊婦さんが存在します。
飲酒してしまう妊婦さんは、「少量なら大丈夫だと思った」という回答がほとんどだそう。少しなら赤ちゃんへの影響はないと思い、 “少しだけ”を定期的に行っていると、成長や発達に影響が出てしまいます 。
妊娠中にお酒を飲んではいけない理由
妊娠中にお酒を摂ると、『胎児性アルコール症候群(FAS)』といって胎児の脳や成長に影響を及ぼす危険性があります。胎児性アルコール症候群の主な症状には、このようなものがあります。
- 低体重
- 顔を中心とする奇形
- 脳障害
- 早産・流産
- 中枢神経系障害
(→コミュニケーション・視覚・聴覚障害/学習力・記憶力・注意力散漫など)
妊娠中の飲酒による上記のようなリスクは、妊娠初期・中期・後期どの時期でも起こり得るものです。妊娠後期よりも初期の方が影響が出やすいと言われていますが、脳障害・成長障害に関しては妊娠中期〜後期の飲酒がより強く影響すると考えられています。また、お酒の量に関わらず少量の飲酒でも発症する可能性は十分にあるのです。
授乳中もダメな理由
授乳中にお酒を飲むと、アルコールの成分が母乳に混ざります。その割合は非常に高く、血中アルコール濃度と母乳が含むアルコール濃度はほとんど同じと言われています。
アルコール成分を含む母乳を飲むと、赤ちゃんの発達を阻害してしまいます。”どのくらいなら大丈夫”という安全ラインがないので、授乳中はお酒を控えるようにしましょう。また、授乳中お酒を継続的に飲み続けることで、戊乳が出るホルモンである『プロラクチン』が抑制され、出る母乳量が減ることもわかっています。
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妊娠中・授乳中の飲酒は控えて
妊娠中の飲酒についての影響には諸説あります。少量であれば神経質になるほど問題はない、という意見や、少量でも胎児に影響が出るという意見など様々です。
しかし、『お酒=胎児にとって栄養になるもの』ではありません!発達を妨げることはわかっており、危険性の高い飲み物です。お酒好きの方は、妊娠期間中の禁酒が辛いかもしれませんが、子供の発育に影響が出るリスクがあることを考えると我慢が必須です。
授乳中の飲酒も控える必要がありますが、飲酒後は母乳ではなくミルクで代用するなど工夫もできるので、産まれてくるまで飲酒は我慢しましょう。
妊娠中に食べたい食材・控えたい食材・食べてはいけない食材60選まとめ
妊娠中にどの食材を食べればよいのか?どの食材を控えれば良いのか?というのは非常に気になるところです。代表的な60食材でまとめました。
妊娠中に積極的に摂りたい食材
妊娠中に積極的に摂りたい食材には、どんなものがあるのでしょうか?その食材が含む、妊娠中に摂りたい栄養素とあわせてチェックしてみましょう!
- 豚肉 …たんぱく質+ビタミンB群
- 鶏肉 …たんぱく質
- 牛肉 …たんぱく質+鉄+亜鉛
- 青魚 …DHA・EPA
- 鮭 …たんぱく質+ビタミンB6+ビタミンD
- ぶり …鉄
- かつお…鉄
- 白身魚…たんぱく質
- 貝類 …鉄+亜鉛
- 桜エビ…カルシウム
- 卵 …たんぱく質
- ブロッコリー…葉酸+カリウム
- 青菜 …葉酸+鉄+カリウム+カルシウム
- ヨーグルト …たんぱく質+カルシウム
- 納豆 …葉酸+ビタミンE
- 大豆(大豆製品) …たんぱく質+鉄+ビタミンE+カルシウム
- いちご …葉酸
- アボカド …ビタミンE+カリウム
- トウモロコシ …葉酸+ビタミンE
- グリーンアスパラガス …葉酸
- 枝豆 …葉酸
- そら豆 …葉酸
- トマト …カリウム
- もずく …ミネラル+食物繊維
- きのこ …食物繊維+ビタミンD
- 切り干し大根 …食物繊維
- もち麦 …食物繊維
妊娠前から必要と言われている葉酸やビタミン類、妊娠中に不足しがちな食物繊維やカルシウムなどのミネラル類を補える食材には、上記のようなものがあります。
これらの食材を妊娠中の食事にバランス良く加えることで、ママの体や胎児の発育に良い効果をもたらします。妊娠中は食べ物の嗜好が変化することもありますが、できる範囲で色々な食材を食べるようにしましょう!
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妊娠中に少量に控えたい食材
妊娠中の食事は栄養素のバランスが大切ですが、中には控えておくべき食べ物がいくつかあります。食中毒リスクや、食べると胎盤を通じて胎児に届き、成長に悪影響を及ぼすものなど様々です。妊娠中に控えたい食材について、確認していきましょう。
食中毒や感染症のリスクのあるもの
- お刺身
- 生卵
- ローストビーフ
- 生ハム
- ナチュラルチーズ
- 肉・魚のパテ
メチル水銀を含むもの
- 金目鯛:1回80gを週に1度まで
- メカジキ :1回80gを週に1度まで
- メバチマグロ:1回80gを週に1度まで
- 本マグロ:1回80gを週に1度まで
- エッチュウバイ貝:1回80gを週に1度まで
- くじら:1回80gを週に1度まで
- きだい:1回80gを週に2度まで
- インドマグロ:1回80gを週に2度まで
- マカジキ:1回80gを週に2度まで
- くろむつ:1回80gを週に2度まで
ヨウ素・ヒ素を含む食べ物
- 昆布 :1日1回少量
- ひじき:小鉢2杯程度を週に2度まで
カフェインを含む飲み物
カフェインを含む主な飲み物と、100mlあたりのカフェイン量は下記となります。
- コーヒー …約60mg
- 紅茶 …約30mg
- 緑茶 …約20mg
- ほうじ茶 …約20mg
- ウーロン茶 …約20mg
- ココア …約10mg
糖分を多く含むお菓子やジュース
糖分を多く含むお菓子や、甘いジュースなども妊娠中には控えたい食べ物です。甘いものを過剰摂取することで、妊娠前は糖尿病を持っていなくても妊娠期間中に糖尿病を発症することがあり、『妊娠糖尿病』と呼ばれています。
より多くの栄養を胎児に与えようとする体の自然な働きと考えられていますが、妊娠糖尿病になると胎児に合併症が出る危険性があります。
ビタミンAを多く含む食べ物(妊娠初期)
“動物性ビタミンA”を妊娠初期に摂取し過ぎると、胎児の形成異常の原因となると言われています。ビタミンAを多く含む食べ物には、下記のようなものがあります。
- レバー
- うなぎ
- あなご
塩分を多く含む食べ物
妊娠中に塩分を過剰摂取すると、『妊娠高血圧症候群』という病気になることもあります。この病気を発症する確率は、妊婦さん20人に対し1人と言われており、妊娠中の食生活が原因で引き起こされます。
妊娠34週(妊娠9ヶ月)未満で引き起こした場合は重症化リスクが高く、胎児発育不全(赤ちゃんが育たない)・常位胎盤早期剥離(赤ちゃんに酸素が届かない)・胎児機能不全(赤ちゃんの状態悪化)となる可能性があります。酷い場合は胎児の命に関わることもあるので、食事には注意が必要なのです。
妊娠中に食べてはいけない食べもの
- 生肉(ローストビーフ・ユッケ・馬刺し・お刺身・パテなど)
- アルコール
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まとめ
この記事をまとめると
- アサヒドライゼロは妊娠中に飲んでも大丈夫◎
- 妊娠中にお酒を少量飲んでしまっても、継続的でなければリスクは少ない
- 少量・一口でも妊娠中に継続して飲酒すると胎児の発育に悪影響がある!
- 妊娠中の飲酒は、胎児に脳障害・神経障害などを起こす危険性がある
妊娠中の飲酒がダメなことは常識ですが、少量であれば必ず影響が出るとは限りません。うっかり飲んでしまった時も慌てず、それ以降は産後まで控えるようにしましょう。妊娠中の飲酒は胎児の発達に大きく関わるので、注意してくださいね。
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