和食の料理に多く使われる食材「ごま」。そんなごまには「生ごま」というごまが存在するのをご存知でしょうか?そしてその生ごまにはどれくらいの賞味期限があるのか?今回は生ごまの賞味期限について、以下のようなことを詳しくまとめていきます。
- 生ごまとは一体どんなごまなのか?
- 生ごまの賞味期限ってどれくらい?
- 生ごまはどうやって使えばいいのか?
こんな内容になっています。記事を最後までじっくり読んで、生ごまの魅力について徹底的に理解してしまいましょう。
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目次
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生ごまとは?
生ごまとは一体どんな食材なのでしょうか?生ごまの特徴について詳しく解説いたします。
炒る前の胡麻
生ごまは「炒る前の生のごまの事」です。通常ごまはごまの木から実を取り出し、その実を加熱し乾燥させて、ごま自体を「炒って」から販売されています。生ごまとは、この「炒る工程」を行っていない状態のごまなのです。つまり、まだ炒られていないため、香りが殆ど無いのが特徴です。
洗いゴマとも言われる
とはいえ、生ごまは通常あまり生ごまと呼ばれていません。日本国内のごまメーカーでは「洗いごま」と呼ばれることの方が多いです。生ごまと言ってしまうと、いりごまの状態になった物も含まれて誤解されてしまうケースがあるためではないかと考えられます。
そのままは食べられない
生ごまは「そのままでは食べられないごま」です。前述した通り、確かに生ごまの製造過程では「加熱」をしてある程度乾燥させています。しかし、この加熱はごまの中まで火が通るほどの強い加熱ではありません。そのため、生ごまの状態では加熱が不十分なのです。
生ごまは食べる際にしっかりと加熱して、中まで火を通して食べる必要があります。生ごまのまま食べて健康被害が起こったケースは確認されていませんが、ごま本来の栄養素も得られないので、おすすめできません。
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生ごまの賞味期限は?
では、生ごまの鮮度を出来るだけ落とさないように保存するには、どうすればいいのでしょうか?保存期間の目安なども含めて解説していきます。
保存期間目安
生ごまの保存期間の目安は以下の通りです。
未開封 | 6カ月から1年の賞味期限 |
開封後 | 出来るだけ早く使い切る |
このように、生ごまは未開封の状態であれば、かなり長い期間日持ちさせることが可能です。開封後も、「出来るだけ早く」と記載されている場合が殆どですが、そこまで急速に劣化することは考えにくいので、神経質になりすぎる必要はないでしょう。
保存方法
生ごまを出来るだけ劣化させずに保存するには、どんな保存方法がいいのでしょうか?ポイントをまとめておきます。
- 基本は常温の冷暗所に保存
- 直射日光が当たる様な暑い場所には保存はしない
- 開封後は密閉性の高い容器に移し、冷暗所で保存
- 開封後は冷蔵庫で保存するのもおすすめ
こんな感じで、基本的に生ごまは常温の冷暗所で保存することが出来ます。ただ、夏場などの気温が高くなる時期には、冷蔵庫などに移動させ、早めに消費をした方がいいでしょう。劣化してカビが生えてしまう危険もあります。
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生ごまの使い方は?メリットは?
では、生ごまはどうやって食べるのがいいのでしょうか?また、わざわざ生ごまを買うメリットとは一体何なのでしょうか?
炒って食べる
生ごまは生のままでは食べられないので、「炒って」から食べるようにしましょう。ご家庭でも簡単に炒ることが出来るので、生ごまのまま購入する方法もおすすめです。
炒りたての胡麻はとても香りがいい
どうして生ごまのままわざわざ購入するのか?というと「食べる直前に炒った方が圧倒的に香りがいいため」です。生ごまを食べる直前に炒ると、ごま本来の香りが部屋中に広がって、食欲を掻き立ててくれます。
今までのいりゴマを購入して食べる場合とは、全く比較にならないほど、ごまの良さを感じられるでしょう。なので、本当のごまの良さを知りたいのであれば、生ごまを購入されることをおすすめします。
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ゴマの香りを楽しみたいなら自宅で炒ってみよう
最後に、ごまの本当の香りを楽しむために、ごまを家庭で炒る方法をご紹介していきます。
生ゴマの炒り方
生ごまは「家庭にあるお鍋」で簡単に炒ることが出来ます。鍋の中にごまを敷き詰め、中火から弱火で火にかけます。この時に「油はひかずに火をつけてください」。2分程度火にかけると、ぱちぱちと音を立て始めるので、ここで火から鍋をおろし、後は余熱で加熱します。
このまま熱が冷めたら完成です。
片手鍋がベスト
生ごまを炒る際は、フライパンで加熱してもいいですが、片手鍋で加熱するのがおすすめです。極端に火が通りすぎることを防げるでしょう。
注意点
生ごまを炒った後の注意点としては、「炒った後にすりごまにして食べた方が栄養を吸収できる」ということです。いりゴマのままでは、ごまの固い外皮が邪魔をして、栄養を吸収することが出来ません。なので、炒った後にはすり鉢ですりつぶしてから食べられることをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は「生ごまの賞味期限」について詳しく解説してきました。最後に記事内容をざっくりと振り返ってみましょう。
この記事をまとめると
- 生ごまとは炒る前の生のごまの事
- 生ごまは家庭で簡単に炒ることが可能
- 生ごまの賞味期限は1年程度
こんな内容になっていました。あなたもごまを買う機会があれば、是非とも生ごまの購入にチャレンジしてみましょう。
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