わかめに茶色のぶつぶつが?卵?もうそう白い毛?寄生虫や虫?白いカビ?

わかめは低カロリーでダイエットにもよく、美味しいのでお味噌汁やサラダなどに使用されることが多いですよね。

わかめに茶色のぶつぶつや白い毛があって、「何これ?食べても大丈夫なのかな?」と不安に思った方はいらっしゃいませんか?

いったいこの茶色のぶつぶつや白い毛の正体は何なのでしょうか?気になりますよね。

今回は

  • わかめの茶色いぶつぶつについて
  • わかめの白い毛について
  • わかめにつく寄生虫の問題

これらのテーマでご紹介いたします。

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わかめの茶色いぶつぶつについて

寄生虫の寄生跡

わかめに茶色いぶつぶつがついているのを見たことはありませんか?この茶色のぶつぶつは、わかめに寄生する寄生生物(タレストリス)の寄生痕なのです。

タレストリスは3mm以下の非常に小さな虫で わかめの葉体に寄生し、その寄生痕は直径1~3mmの斑点のような模様や穴になります。 

海域により著しい寄生があり1つの葉体に数百も寄生することがあります。また、茶色の変色はシーズンの終わりの生わかめによく見られ、枯れた状態であると思われます。

食べても大丈夫?

茶色いぶつぶつの寄生痕がついたわかめを食べても大丈夫です。健康被害はありません。

卵のような跡がある?

付着卵を生む魚類やイカ類のなかには、藻場を構成する藻類を産卵場所として利用する種がいます。

これは、単に海藻草類が卵の付着基盤として適しているだけでなく、 藻場が産卵後、ふ化した幼稚仔にとって、保育場となることも産卵場として利用する のも理由のひとつです。

なので、わかめに卵のような跡があることがあります。

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わかめの白い毛について

もうそうとは

わかめに白い毛のようなものがついている場合があります。この白い毛は「毛そう」と呼ばれるわかめの葉(葉体)にある器官で、どのわかめにも存在しています。

白いカビに見える

わかめの毛そうは、白いカビのように見えることもあります。また、わかめに白い粉がふいていることがあり、これが白いカビに見えることもあるようです。

この 白い粉はうまみ成分 です。パッケージに「商品に白い粉がふくことがありますが、これはウマミ成分なので取り除かずにご使用下さい」と掲載されている商品もあります。

わかめにふわふわした白いものがあったら、それはあきらかにカビです。わかめにふわふわした白いカビが出ている場合は破棄しましょう。

乾燥わかめが 粉っぽいと感じる場合、かびや毛そうではなくダニの可能性もあります。 

毛そうかカビかダニなのかを判断することが大切です。

食べても大丈夫?

わかめの毛そうは、そのまま食べても問題ありません。わかめの毛そうの多くは製造過程で取れるのですが、まれに商品に残る場合もあります。

穏やかな湾内の養殖わかめでは目立たないのですが、外海(そとうみ)、特に流れの激しい外海のわかめでは毛そうがよく見られるようです。

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わかめにつく寄生虫の問題

ワレカラとは?

ワレカラは海に生息する海棲生物で、エビなどの仲間に属しており、甲殻類として分類されております。ワレカラのサイズはとても小さく1センチを満たない個体から3cm程の個体などのミニサイズの生物です。

海中に存在する藻類などを主に食べており、海藻の裏などに潜んでいることもあるようです。ワレカラを漢字で表記すると「割れ殻」となっており、甲殻類なのに柔らかいことから命名されたとの説があります。

ワレカラは とても小さい ので、海の木くずと間違えて捨ててしまう事も多いです。見た目が茶色い個体などは一見して海の屑にしか見えませんので注意深く見る必要があります。

食べても大丈夫?

ワレカラは食べても問題ありません。ワレカラも甲殻類の端くれなのです。毒も持っておりませんし噛みつくこともありませんよ。ワレカラは 身体の大部分が甲殻でできています ので、ワレカラの味というと、ジャリジャリと砂を噛んでいるような触感なのだそうで、あまり美味しくはないようです。美味しくないものは、あまり食べないほうがいいかもしれませんね。

加熱調理がおすすめ

ワレカラは必ず加熱してから食べましょう。ワレカラはモノに付着する性質があるので生では召し上がらないようにしましょう。もし生で口にした場合は、 口内に張り付いたり食道に張り付く恐れがある ので注意が必要です!

エビアレルギーに注意

ワレカラは エビの仲間に属しております ので、エビアレルギーをお持ちの方は要注意です。

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まとめ

この記事をまとめると

  • わかめの茶色いぶつぶつは、わかめに寄生する寄生生物(タレストリス)の寄生痕で食べても問題はありません。
  • わかめの白い毛は、「毛そう」と呼ばれるわかめの葉(葉体)にある器官で、どのわかめにも存在しています。食べても健康被害はありません。
  • わかめに裏などに潜んでいることもあるワレカラは、海中に存在する藻類などを主に食べており、エビに属する生物です。

    食べることができますが、必ず加熱してから食べるようにしましょう。ワレカラはモノに付着する性質があるので、生で食べてしまった場合は口内に付着する恐れがあるためです。

わかめに関する寄生虫がいることがわかりましたね。みなさん「ワレカラ」を見たことはありますか? とても不思議な生物でキモカワイイ です。

もしよかったら検索してみて下さいね。

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