5月頃から7月頃までが旬のらっきょう。この時期に購入してらっきょうの漬物を作る人も多いのではないでしょうか。そこで気になるのが、らっきょうの保存方法と保存期間ですよね。らっきょうを長持ちさせるにはどのように保存したらいいのでしょうか?
この記事では、
目次
|
|
らっきょうの保存期間
箸休めや付け合わせとしてあると便利ならっきょうですが、一度に大量消費するものではないですよね。そのため、時間をかけて食べ切ることになりますが、どのくらい日持ちするものなのでしょうか。ここでは、生らっきょうと甘酢漬けの保存期間について紹介します。
生らっきょうの保存期間
生らっきょうは日持ちしません。購入してきたら、その日のうちに食べ切るのがおすすめです。食べ切ることができない場合は、ビニール袋や保存容器に入れて密閉し、冷蔵庫で保存しましょう。保存期間は数日です。なるべく早めに使い切るようにしましょう。もっと長持ちさせたい場合は漬物にするのがおすすめです。
甘酢漬けの保存期間
甘酢漬けを正しく保存した場合、保存期間は次の通りです。
- 常温保存:およそ1年
- 冷蔵保存:およそ5年
- 冷凍保存:およそ10年
スポンサードリンク
らっきょうの保存方法
らっきょうは漬物にしてから保存すると長持ちします。らっきょうを漬け汁に浸して空気に触れないようにするのがポイントです。ここでは、常温保存と冷蔵保存する場合の注意点について紹介していきます。
常温保存の場合
らっきょうの漬物は常温で保存できます。常温保存では、らっきょうに漬け汁の味が染み込みやすくなります。直射日光や高温多湿、温度変化のある場所を避けて、冷暗所で保存しましょう。砂糖などを使用した漬物は、保存環境が悪いと保存期間が短くなります。取り出す時は熱湯消毒して水気を拭き取った清潔な菜箸などを使用して、食べる分だけ取り出すようにしましょう。
冷蔵保存の場合
冷蔵庫で保存すると、らっきょうの漬物のシャキシャキした食感を楽しめます。頻繁に出し入れすると保存期間が縮まるので注意が必要です。あらかじめ2〜3日で食べる分を取り分けておき、なくなったら補充するなど、らっきょうが空気に触れる回数が少なくなるように工夫しましょう。
スポンサードリンク
らっきょうを長持ちさせるコツ
生のらっきょうの保存に困ったら、塩漬けにしてしまいましょう。らっきょうを塩漬けにしておけば、そのまま食べることも甘酢漬けや醤油漬けなどの下準備にもなります。
塩漬けにする
らっきょうの余分な水分を抜いて塩分高めの状態にする塩漬けは、保存期間を長くすることができます。塩漬けにすると発酵が進んでらっきょうの旨味が増すので、塩抜きしてから本漬けにするのもおすすめです。
塩漬けの方法はコチラです。
塩漬け後の冷凍で10年持つ
らっきょうの塩漬け後に本漬けにして冷凍保存すると、なんと10年も保存が可能です。冷凍用の保存袋などに漬け汁も一緒に入れ空気を抜いてから保存すると、冷凍焼けを防ぐことができます。食べる時は食べる分だけ取り出して、ゆっくり自然解凍をしましょう。風味を残したまま美味しく食べることができますよ。
スポンサードリンク
らっきょうの漬け方
らっきょう漬けは下処理が大変そうで敬遠しがちではないでしょうか。どれくらい長期間漬け込んだらいいのか、目安も知りたいですよね。実は、らっきょう漬けはポイントを抑えればそれほど難しくなく作ることができるんです。ここでは、塩漬けと甘酢漬けの方法をご紹介します。
塩漬けの方法
まずは下処理をします。
塩漬けの方法はコチラです。
甘酢漬けの方法
甘酢漬けの方法はコチラです。
スポンサードリンク
まとめ
らっきょうの保存期間の目安、保存方法や長持ちのコツについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
この記事をまとめると
- 生らっきょうは日持ちしないので購入した日に食べ切るのがおすすめ、ビニール袋などに入れて密閉し冷蔵庫に入れれば数日間保存できる
- らっきょうの甘酢漬けは正しく保存すると、常温で約1年、冷蔵で約5年、冷凍で約10年保存できる
- らっきょうを常温保存する際は、直射日光や高温多湿、温度変化のある場所を避けて冷暗所で保存する
- らっきょうを冷蔵保存する際は、漬け汁に浸したままにして頻繁に出し入れしないようにする
- らっきょうは塩漬けすると長持ちする
- らっきょうの塩漬けや甘酢漬けは簡単にできる
漬物にすれば長期保存できるらっきょう。漬け込む時間の長さで違った味わいを楽しむことができます。初めてでもそれほど難しくなく作れるので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
スポンサードリンク