アイスに賞味期限は100年以上!?腐らない?保存する時の注意点

皆さんはアイスクリームはお好きですか?季節が春から夏に変わり始めた今の時期にはアイスクリームが食べたくなってしまいますよね。これから夏本番に向けてアイスクリームの売れ行きもどんどん増えていくでしょう!

そこで気になるのがアイスクリームの賞味期限ですが、実はアイスクリームには賞味期限がないということをご存知ですか?

今回の記事では

  • アイスクリームとは
  • アイスの分類について
  • アイスクリームの賞味期限がない理由
  • 100年以上もつ?
  • 自宅で保存するときの注意点

これらについて解説していきたいと思います。

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アイスクリームってなに?種類があるの?

アイスはジャンルの違う氷菓子を除いてアイスクリーム・アイスミルク・ラクトアイスの3種類があります。これらの違いは何なのでしょうか?みていきましょう。

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アイスクリームとは?

アイスクリームは、乳固形分15%以上(そのうち乳脂肪分8%以上)を含んでいるアイスです。原材料には乳製品を使用し、風味がよく濃厚で栄養的にも優れています。

そのため価格は、他のアイスと比べると割高です。植物油脂は使用されていません。余計なものが入ってないので、牛乳のコクとクリーミーさを最も感じることができるのが特徴です。

アイスミルクとは?

アイスミルクは、乳固形分10.0%以上(そのうち乳脂肪分が3.0%以上)を含んでいるアイスです。乳固形分(乳脂肪分)は、アイスクリームより少ないですが、牛乳と同じくらいの乳成分を含んでいます。アイスによっては植物油脂が含まれているものもあります。

一部の商品には植物性の油脂が配合されたものもありますが、その影響で軽い口当たりになるので、食べやすいのが特徴です。

ラクトアイスとは?

ラクトアイスは、乳固形分3.0%以上を含んでいるアイスです。乳脂肪分は極めて少なく、ほぼ牛乳が使われていない代わりに植物油脂が使われていて、アイスミルクよりも入っている量が多い傾向にあります。

またラクトアイスは、乳製品が使われていない分、安定剤や乳化剤などの食品添加物が多く含まれています。植物性の油脂が使われていることでさっぱりとした口当たりになり、軽く食べやすいのが特徴です。

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アイスの賞味期限は100年以上!?

皆さんもご存知の方は多いと思いますが、先ほど紹介したアイス類には「賞味期限」がありません。賞味期限がないということは100年以上保存できるのでは!?と考える人もいますよね!

ではどうして賞味期限が設定されていないのかについて解説していきますね。

賞味期限が設定されていない理由は?

アイスクリームに賞味期限がない理由は18度以下という低い温度のもとで保存されているため、カビや腐る原因となるものが発生しないからです。冷凍状態がキープされている限り細菌が発生したり増殖することもないので安心して食べられるのです。

実際にアイスクリームを販売している大手企業「ロッテ」にもそのようなことが記載されています。

ロッテホームページより
アイスクリームはマイナス18度以下という低い温度で保存しておき、開封しない限りはいつまで経っても食べられるため賞味期限は表示されていません。

実は最近になって表示するようになってきた

実際にみてみると本当にアイスクリームには賞味期限がないことが分かっていただけると思います。ですがものによっては賞味期限が記入されていることがあります。特に大手販売メーカー「明治」では2021年4月から全製品に賞味期限を記入することにしました。

賞味期限は「製造から24年」と決められています。残念ながら100年以上は保存することができないと考える方が正しくなっています。

賞味期限を見る方法としては他の商品と同じような感じです。記載理由は「アイスに賞味期限が書いていないので、いつまでなら食べられるのかがわからない」という問い合わせが多かったためです。

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家の冷凍庫でも保存できるの?

先ほどの紹介でアイスクリームはマイナス18℃以下であれば長い期間保存することができるということをお伝えしました。では日本の家庭用の冷蔵庫の冷凍室でも-18℃に保てるのかどうか気になりますよね。

実はその心配は全く無く、日本の家庭用冷蔵庫の冷凍室はJIS規格(日本産業規格)によって「-18℃以下になるように全て設定されています」ので、今度の心配はありません。

冷凍庫を使う上で気をつけるべきポイント

ただし気をつけなければならないのは「過度の冷凍庫の開け閉め」です。冷凍庫を何度も開けたり閉めたりすることで冷凍庫内の温度が高くなってしまいます。それ以外にも熱を持った食品を冷凍庫に入れてしまうと、冷凍庫内の温度が急激に上がってしまうため-18℃をキープできなくなることがあります。

冷凍庫の開閉はできるだけ短くし、食品を凍らせたい時はなるべく粗熱を取ってから冷凍庫に入れるようにして、出来る限り冷凍庫内のアイスクリームを美味しく保てるようにしましょうね!

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • アイスには3種類の分類がある
  • アイスクリームには賞味期限が設定されていないことが多い
  • 賞味期限が設定されていないからと言って100年以上持つというのは考えにくい
  • 最近では賞味期限を24年で設定しているアイスが増えてきた
  • 自宅の冷凍庫で保存する場合には開け閉めによって温度が上がるのに注意しよう

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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