十六茶はまずい?麦茶との違いは?効果効能は?本当は体に悪い?

コンビニなどで気軽に購入することが出来るペットボトルのお茶は、喉が乾いたときに非常に重宝しますよね。様々な種類のお茶があるなかで、誰でも一度は十六茶を購入した経験があるのではないでしょうか?

  • 十六茶ってどんなお茶?
  • 十六茶の健康効果とは
  • 十六茶は体にいい?悪い?

今回は、こちらについて詳しく解説していきます。

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十六茶とは

まずは十六茶について解説していきましょう。

十六茶はアサヒ飲料から発売されているブレンド茶飲料です。その歴史は非常に長く、約30年前である1993年から全国的に発売された経緯があります。「ハトムギ、玄米〜♫」から始まるCMを誰でも一度は口ずさんだ経験があるのではないでしょうか。

特徴

十六茶には食物アレルギーを引き起こす可能性の高い特定原材料28品目を一切使用していないという特徴があります。

そのため、特定の食物アレルギーを持った人でも安心して飲むことができるのがメリットです。

十六茶の味は、他のお茶飲料と比較すると少し苦味が強いのが特徴です。これは十六茶に含まれている

  • たんぽぽの根
  • えごまの葉
  • 発芽大麦
  • ナツメ
  • ハブ茶
  • 桑の葉
  • カラケツメイ

などの影響によるものです。

そのため、これらの原材料を別の原材料に置き換えることでよりマイルドで飲みやすく仕上げた「赤ちゃん用の十六茶」という製品も存在します。

麦茶との違い

麦茶と十六茶を比較した場合、最も異なるのはその原材料の違いです。

麦茶は大麦の種子だけを煎じて製造したものを指しますが、十六茶にはその名前の通り16種類もの原材料がバランス良くブレンドされています。

そのため、麦茶よりも健康効果の高い飲み物であると言えるでしょう。

おいしい?まずい?

十六茶の味を美味しいと感じるかまずいと感じるかは個人の好みによるところが大きいですが、美味しいと感じる人は「ゴクゴクと飲めて飲みやすい」「スッキリとした喉越しでわずかに感じる穀物の香りが香ばしい」という感想が多くなっています。

一方でまずいと感じる人は、「後味に苦味が残る」「風味にクセがある」といった感想が多くなっています。

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十六茶の栄養成分

栄養

栄養

十六茶に含まれる栄養成分は以下の通りです。(100mlあたり)

栄養成分 含有量
エネルギー 0kcal
たんぱく質 0g
脂質 0g
炭水化物 0g
食塩相当量 0.02g

上記の通り、全ての栄養成分がほぼ0となっており気軽に飲むことが出来るのは嬉しいですね。

効果効能

16種類の穀物の栄養素をバランス良く摂取することが出来るのが十六茶のメリット。十六茶を適度に摂取することで以下のような健康効果が期待できます。

便秘解消効果

玄米や大麦に含まれる食物繊維は便通を改善させる効能があります。

滋養強壮効果

ハブ茶の原材料であるエビスグサの主成分であるアントラキノン誘導体は、目の疲れの改善や更年期症状の緩和、滋養強壮効果があります。

新陳代謝効果

ハトムギに含まれるアミノ酸は、新陳代謝を活発にする働きをもっています。

冷え性改善効果

トウモロコシに含まれるビタミンEは、血行を促進する働きを持っているため冷え性の改善が期待できます。

動脈硬化予防効果

発芽玄米に含まれるGABA(ギャバ)には、中性脂肪の増加を抑制する働きがあるため、生活習慣病である動脈硬化を予防する働きがあります。

コレステロール改善効果

昆布に含まれるアルギン酸やフコダインには、コレステロールを九州市、血中のコレステロールの増加を抑制する働きがあります。

また、コレステロールを材料にして作られる胆汁酸を吸収して体外に排出するという働きもあり、発芽玄米同様に動脈硬化を予防する効果が期待できます。

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十六茶は体に悪い?

様々な健康効果を持つ十六茶ですが、一部では体に悪いと言われることがあります。

以前、SNS等にて爽健美茶や十六茶に含まれるハトムギが流産を促進させてしまうという誤った情報が拡散されたことがありますが、こちらについては後日メーカーが流産の可能性をハッキリと否定しました。

参照元:BIGLOBEニュース(2018年8月24日)より

このように、根拠のない情報を鵜呑みにせずに正しい情報を取捨選択することがとても大切です。

飲み過ぎは危険

ただし、1日に3〜4リットル以上を毎日摂取することは、十六茶に限らず過剰摂取となってしまうため注意が必要です。

妊娠中は?

ペットボトル1本〜2本程度の十六茶を毎日摂取するくらいであれば体やお腹の赤ちゃんに悪影響を及ぼすことはありません。

同様に授乳中であっても十六茶を摂取することに問題はありません。

妊娠中や授乳中は食べ物に対してどうしても過敏になりがちですが、消化の良い食べ物をバランス良く摂取することが体にも心にも最も大切なことと言えます。

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まとめ

この記事をまとめると

  • 十六茶は1993年にアサヒ飲料から発売されているブレンド茶飲料で、30年近く販売され続けている実績のある人気商品
  • 十六茶には文字通り16種類の穀物がバランス良くブレンドされており、様々な健康効果を得ることが出来る
  • 過剰摂取は下痢などの症状を引き起こす可能性があるため、飲み過ぎには注意が必要

いかがだったでしょうか。

16種類の穀物が持つ栄養素を美味しく摂取することが出来る十六茶は非常に魅力的です。普段は別のお茶を選んでいる方も、一度試してみてはいかがでしょうか?

この記事がみなさんの参考になれば幸いです。

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