ダイエットや健康のために欠かせない日々の運動。より効率よく、効果を出すには、運動するタイミングが大切なのをご存知ですか?
この記事では、
- 食後何時間後で脂肪燃焼する?
- 食後は運動してはいけない?
- 時間帯も関係が?
をテーマに紹介していきます。食後の運動について知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
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食後何時間後で脂肪燃焼する?
食後どのくらい時間を空けてから運動するのがいいのでしょうか。ここでは、食後の運動時間などを紹介していきます。
食後2~3時間
食後すぐ(2時間以内)は運動を避けた方がいい時間帯です。食事すると、食べ物を消化するために、消化器官に血液が集まってきます。
また、集中力が散漫してパフォーマンスが低下するリスクがあります。
満腹時に運動すると消化するために必要な血液が消化器官へと十分に行き届かなくなり、消化不良を起こしたり、他の臓器に余計な負担がかかってしまいます。
食後の運動は、2時間以上経ってからするようにしましょう。
食後すぐにやるとどうなる?
食後すぐに運動すると、消化に使っているエネルギーが脂肪燃焼の為に使われてしまうため、消化不良を起こす場合があります。
また、お腹が痛くなるなどの症状が出ることもありますので、気をつけてください。
それ以上空けるとどうなる?
食事すると血糖値が上がります。その血糖値を抑えるために分泌されるインスリンが太る原因だと言われています。
この血糖値は、食後に運動することで上昇が抑えられるとされています。血糖値が上がりきってからの運動は効果が半減してしまうため、気をつけてください。
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食後は運動してはいけない?
食後すぐの運動は体に悪いのでしょうか。食後すぐに運動すると引き起こされる症状について紹介していきます。
胃腸に血液が回らない
食事直後は、消化のために胃に血液が集まりますが、運動をすることにより胃に行かなくてはいけない血液が筋肉に集中してしまい、消化が悪くなってしまいます。
また、息切れのするような激しい運動も胃に負担をかけてしまいますので、食後は息切れをしない程度の有酸素運動がおすすめです。
自律神経のバランスがとりにくい
胃腸による消化や吸収は、副交感神経の働きにより促されます。しかし食後に運動することで交感神経が刺激され、胃腸の働きが妨げられ、消化不良が引き起こされる可能性があります。
自律神経と腸内環境は極めて密接な関係にあるため、自律神経が乱れるとぜんどう運動のバランスも乱れてしまうので気をつけてください。
脾臓の負担が大きい
食後すぐに運動すると、お腹が痛くなることはありませんか?食後、消化管への血液供給量が増えると、脾臓は収縮して貯めておいた血液を放出します。
その時に運動を始めると、筋肉への血液供給も必要になり、脾臓はさらに急激に収縮します。
収縮したときに痛みが出るので、これが食後すぐに運動するとお腹が痛くなる原因です。
食後は安静にするのが一番ですが、準備運動して徐々に運動の強度を上げていけば、急激な脾臓の収縮は起こりにくくなります。
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時間帯も関係が?
食後以外に運動した方が良い時間帯やダメな時間帯はあるのでしょうか?ここでは運動するのに避けた方がいい時間帯とおすすめの時間帯を紹介していきます。
運動してはいけない時間帯
極端にお腹がすいている時に運動しても脂肪燃焼効果は期待できません。お腹が空いている時は、血液の中に十分な糖分がないため、エネルギーが不足してしまうからです。
極端な空腹時の運動は、集中力が低下し、思わぬ事故やケガを引き起こす危険性があります。激しい空腹時に運動するのはやめましょう。
また、睡眠前も運動するのはおすすめしません。寝る前は副交感神経が優位な状態だと入眠しやすくなります。しかし寝る前に激しい運動すると交感神経が刺激されます。
その結果自律神経のバランスが乱れてしまい、寝つきが悪くなり、睡眠の質が低下する恐れがあります。
寝る前に運動する場合はストレッチやヨガなど、副交感神経に作用する運動がおすすめです。
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運動するべき時間帯
朝食前・午後~夕方が運動するのにおすすめな時間帯です。朝食前に運動すると食欲が抑えられると言われています。
また、朝に運動するとで交感神経が刺激され、基礎代謝がアップするため、1日の消費カロリーが増えるメリットもあります。
食欲が抑えられることで摂取カロリーが減り、基礎代謝アップで消費カロリーが増えるので痩せやすい体づくりが目指せるでしょう。
また、午後から夕方までの時間帯に運動することもダイエット効果アップにつながります。
特に午後16時~19時頃に運動するのがおすすめです。この時間帯は、脂肪燃焼効果が1日の内で一番高くなると言われています。
まとめ
食後の運動について紹介してきましたが、いかがでしたか?
この記事をまとめると
- 食事後の運動は血糖値が下がり、ダイエットに向いているが、満腹時の運動は消化不良を引き起こす可能性があるため、食後2~3時間経ってから運動するのがおすすめ。
- 食後すぐの運動は、消化不良・自律神経の乱れ・腹痛を引き起こす可能性がある。
- 食後すぐ以外にも、寝起きや空腹時に激しい運動は避ける。
- 運動するのにおすすめの時間帯は、朝食前・16時~19時頃。
時間帯や食事の時間を考慮して、効率よく運動しましょう。
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