あたたかい時期に市場へ出回るアメリカンチェリー。日本のさくらんぼとは味の違いがあるのでしょうか?
また、アメリカンチェリーにも品種がありますが、どのような品種があるのか詳しく知っているという方は少ないのではないでしょうか。そこで今回は…
- アメリカンチェリーは甘くないって本当?
- そもそもアメリカンチェリーって何?
- アメリカンチェリーを美味しく食べる方法は?
についてご紹介をいたします。
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目次
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アメリカンチェリーは甘くないって本当?
アメリカンチェリーは食べてみると甘いのでしょうか?それとも酸っぱいのでしょうか?美味しさの魅力を探っていきましょう。
味や香り
アメリカンチェリーは 酸味が少なく、むしろ甘みが強いのが特徴 です。フレッシュな香りに肉厚な果肉でしっかりと歯ごたえを感じることができます。
日本のさくらんぼは、果肉がやわらかめで、果汁がたっぷりジューシーであり、甘みもありますが酸味も感じられ、甘みと酸味のバランスが良いのが特徴です。
日本のさくらんぼとの違い
店頭に並んでいるチェリーをみてみると、アメリカンチェリーのほか、ダークチェリーという名前で販売されているものもあります。
「アメリカンチェリー=品種名」というイメージを持たれる方もいるかと思いますが、 アメリカンチェリーはアメリカが産地 であり、 さくらんぼは日本が産地 と、産地の違いにより呼び方にも違いがあるのです。
また、一見似ているようにも見えますが、産地の他にも見た目や味、食感などにも違いがあります。
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そもそもアメリカンチェリーって何?
アメリカンチェリーとはそもそもどういった果物なのでしょうか?栽培されている国や地域、種類についてもご紹介をしていきます。
輸入サクランボの95%がアメリカン産
日本へ輸入されるさくらんぼの 95%がアメリカン産 です。最も多く生産がされているのはワシントン州。その他オレゴン州やカリフォルニア州でも栽培されています。
アメリカンチェリーには様々な品種がある
アメリカンチェリーの主な品種ですが、輸入量の9割を占めているのが「ビング」という品種です。スーパーなどで並んでいるほとんどのアメリカンチェリーはこの品種となります。
その他にはレーニア、ブルックス、ツラーレ、ガーネットなど、多くの種類が存在します。
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輸入量の9割を占める「ビング」の特徴
粒が大きめでふっくらとしており、外皮は黒味の強い紅色で、果肉も果汁も濃い紫に近い赤色をしています。
皮が固く、シャクシャクとした食感で甘みが強いのが特徴です。旬の時期は産地によっても異なり、カリフォルニア州産であれば5月頃、ワシントン州やオレゴン州産のものは6月中旬~7月頃となっています。
アメリカンチェリーを美味しく食べる方法は?
アメリカンチェリーは生で食べる以外にどのような食べ方があるのでしょうか?甘みの強いアメリカンチェリーの美味しさを味わえる調理法をお伝えしていきます。
コンポートにする
まずはとてもお手軽に作れるコンポートのご紹介です。電子レンジで簡単に作ることができるため、試していただきたいもののひとつ。下記手順を参考に作ってみてくださいね♪
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▼材料(4人分)
- アメリカンチェリー…200g
- 砂糖…50g
- 白ワイン…大さじ1
- レモン汁…大さじ1
▼手順
- アメリカンチェリーはタピオカ用のストローなど太めのストローで種を取り除きます
- 耐熱容器に1と砂糖、白ワイン、レモン汁を入れて混ぜ、ふんわりとラップをして30分ほど置きます
- ラップを外して600wのレンジで5~6分加熱します
- 粗熱を取り、冷蔵庫で30分以上冷やせば完成です
タルトに使う
続いて、タルトとしてアメリカンチェリーを使用するのもおすすめ。濃い紅色はコントラストも美しく、見た目も華やかに仕上がります。
アメリカンチェリーの甘みと濃厚でサックリとした生地の相性が抜群。通常のタルト生地のほか、ココアを使ったタルト生地にしても美味しいようですよ。
ケーキにしても美味しい!
気軽に楽しむのなら、ホットケーキと合わせて食べてみるのもおすすめです。
通常のホットケーキに、カスタードを塗ったりとお好みでアレンジを加えて、コンポートにしたアメリカンチェリーを乗せればご家庭でも簡単に食べられるケーキが完成。
その他、ヨーグルトケーキやチーズケーキなどにすると、アメリカンチェリーの美味しさがぎゅっと濃縮されて美味しさ満点。おもてなしにもぴったりですね。
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まとめ
アメリカンチェリーがどういったものなのか、日本のさくらんぼとの違いや品種、美味しく食べられる調理法についてご紹介をいたしましたがいかがでしたでしょうか。
この記事をまとめると
- 酸味は少なめで甘みが強く、フレッシュな香りで、肉厚な果肉はしっかりと歯ごたえがあるのが特徴
- 日本のさくらんぼは甘味と酸味のバランスがよく、果肉がやわらかいのが特徴
- アメリカンチェリーと日本のさくらんぼは、産地や味、食感などに違いがある
- アメリカンチェリーの95%がアメリカ産で、主にワシントン州、その他オレゴン州やカリフォルニア州で栽培されている
- 主な品種は輸入量の9割を占めるビングの他、レーニア、ブルックス、ツラーレ、ガーネットなどがある
アメリカンチェリーと日本のさくらんぼには様々な違いがあることが分かりましたね。アメリカンチェリーは日本のさくらんぼに比べ比較的安価で手に入るのも魅力です。
果汁たっぷりな上品さのある日本のさくらんぼも良いですが、しっかりと歯ごたえがあり甘みを感じられるアメリカンチェリーも食べたいですよね。
生はもちろん、おすすめした調理法なども参考にぜひ召し上がってみてください。
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